明治安田J1リーグの第16節、北海道コンサドーレ札幌対鹿島アントラーズが25日に札幌ドームで行われる。好調の鹿島と下位に低迷する札幌の対決は、リーグの順位ほど大きな差はない一戦となりそうだ。
両チームの対戦成績は、鹿島が20勝3敗6分けと圧勝。直近5試合の対決でも、鹿島が4勝1分けと札幌をカモにしている。
鹿島は、前節で首位だったヴィッセル神戸を下し、直近のリーグ戦5試合で4勝1分けと好調を持続している。 FW鈴木優麿はリーグ3位の7得点、今季から加入したセルビア人FWチャヴリッチも途中出場が多い中で5得点と健闘している。上位2チームに喰らいついていくために、ここは得意の札幌をしっかりと叩いておきたいところだろう。
対する札幌は、リーグ戦の最近5試合で1勝3敗1分けと波に乗れていない。この間先制しながらも勝ち切れていない試合もあるので、失点がリーグ19位の守備を建て直して、少ない好機をものにしたいところだろう。
BeeBetのオッズ(2024年5月23日14時58分時点)は、鹿島の90分勝利(延長を除く)が「2.15」倍に対し、札幌の90分勝利(延長を除く)が「3.25」倍のオッズとリーグの順位を考えるとそれほど離れてはいない。両チームのスコアに目を向けてみると、1-1(延長除く)のドローが「6.50」倍で一番人気。それに続くのが1-0の鹿島勝利で「8.00」倍。札幌が勝つ場合は、1-0もしくは2-1の勝利が「11.00」倍で人気が一番高くなっている。なお、前半最初のゴールのオッズを見ると、鹿島が「2.35倍」に対して、札幌が「2.90」倍と鹿島が人気になっている。しかし、札幌は直近5試合のリーグ戦のうち、3試合で先制ゴールを決めているので、札幌にベットしても面白いかもしれない。