スペインのサッカーリーグ、ラ・リーガの2024-2025シーズンが日本時間8月16日に開幕する。今季は、レアル・ソシエダの久保建英だけでなく、マジョルカに浅野拓磨が加わり、日本のファンにとっても楽しみが増すシーズンとなりそうだ。ここでは、今季の展望と、一足早い優勝予想オッズを紹介する。
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レアル・マドリードの連覇なるか
昨季はレアル・マドリードが23節でトップに立つと、最終節の38節まで首位の座を譲らず2季ぶりのリーグ制覇を達成した。今季もその地位を盤石にすべく、フランス代表のFWキリアン・エムバペを獲得。さらに18歳のブラジル代表FWエンドリッキとも契約した。そこに、イングランド代表MFジュード・ベリンガム、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールなど各国代表クラスがずらりとそろう。その一方で、長年チームを支えてきたMFトニ・クロースが現役引退したことは大きい。攻守で中盤のかじ取り役だったドイツ代表の抜けた穴を埋めることが、2連覇へのカギとなるだろう。
対抗はバルセロナ、ジローナ、アトレチコ
連覇を狙うレアルの対抗は、バルセロナ、ジローナ、アトレチコ・マドリードあたりになるだろう。リーガでレアルと双璧をなすバルセロナは、MFダニ・オルモをライプツィヒから獲得したことが今夏一番の補強。ポリバレント性が武器のスペイン代表MFを中盤に加えたことで、ロベルト・レバンドフスキ、ラミン・ヤマル、フェルミン・ロペス、ラフィーニャなどをそろえる超強力FW陣もさらに活きるだろう。
昨季1部に昇格したばかりだったジローナは残留争いどころか、シーズン中盤まで首位争いを演じて台風の目となり、最終的に3位でフィニッシュした。しかし、昨季のリーグ得点王FWアルテム・ドフビクがASローマへ去り、中盤でジローナの躍進を支えたMFアレイクス・ガルシアがレーバークーゼンへ移籍した。今季はリーグ戦とUEFAチャンピオンズリーグをこなすだけに選手層の厚さも重要だが、最重要課題はドフビクとガルシアの後釜。ブラガから獲得したFWアベル・ルイスの右足に期待がかかる。
レアル・ソシエダは久保建英の逆サイドを強化
久保が所属するレアル・ソシエダは昨季、10年ぶりに出場したUEFAチャンピオンズリーグで16強入り。リーグ戦では、6位でフィニッシュしたが充実したシーズンを送った。UEFAヨーロッパリーグに出場する今季は、クロアチア代表の21歳MFルカ・スチッチ、パリ五輪金メダルメンバーのDFセルヒオ・ゴメス、22歳のDFシャビ・ロペスと、期待の若手が加入した。久保が位置する右サイドはすでに攻撃力があることを証明済みなので、DF登録ながらFWもこなすゴメス、左サイドバックのロペスが合流したことで左サイドからの攻撃も楽しみになった。懸念点は、スペイン代表DFロビン・ル・ノルマンがアトレチコ・マドリードへ抜けた穴を埋められるかどうか。
マジョルカは浅野拓磨を補強
浅野が加入したマジョルカは、コパ・アメリカ2024でコロンビア代表として活躍した身長185センチの長身DFホアン・モヒカ、DFマテウ・モレイと主に守備を補強した。昨季の失点数がバルセロナと並ぶリーグ5位だったチームは、ディフェンス強化で昨季リーグ15位からの巻き返しを狙う。課題だった攻撃は浅野以外の補強がなく、日本代表の快速FWに期待が集まる。昨季王者レアル・マドリードと対戦する第1節から注目したい。
勝敗予想オッズ
(ブックメーカー「BeeBet」のオッズは2024年8月12日9 時10分時点)
レアル・マドリード 1.42
FCバルセロナ 4.50
アトレティコ・マドリード 11.00
ジローナFC 22.00
アスレティック・ビルバオ 26.00
レアル・ソシエダ 26.00
レアル・ベティス 41.00
ビジャレアルCF 96.00
バレンシアCF 101.00
セビージャFC 101.00
セルタ・デ・ビーゴ 251.00
デポルティーボ アラベス 501.00
ヘタフェCF 951.00
オサスナ 951.00
ラージョ・バリェカノ 951.00
UDラス・パルマス 951.00
エスパニョール 951.00
RCDマジョルカ 951.00
レアル・バリャドリード 951.00
CD レガネス 951.00