堀口恭司はセルジオ・ペティスにリベンジなるか | 6.9『RIZIN.47』見どころ・予想

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6月9日(日)に『RIZIN.47』(ライジン47)が、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる。ここでは、メインイベントの堀口恭司とセルジオ・ペティスによるバンタム級のファイトのほか、準メインのクレベル・コイケ vs フアン・アーチュレッタなど主な試合の見どころとBeeBet内の全カードのオッズを紹介する。

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堀口恭司 vs セルジオ・ペティス

堀口にとってペティスは、ベラトール(Bellator MMA)の王座獲得を阻まれた因縁の相手。堀口は2021年12月3日のベラトール(Bellator MMA)世界バンタム級王座戦で当時王者だったペティスに挑戦するも、4Rに右ハイキックを交わした直後に左バックハンドブロー一発を食らって失神KO負けした苦い思い出がある。その負のメモリーを払しょくするために、本来はフライ級が適性の堀口が、ペティスの主戦場であるバンタム級に上げて臨むからにはリベンジを期する思いが相当強いはずだ。試合の展開は、攻撃と防御に優れる堀口が、カウンターを得意とするペティスに対してどのように間合いを図って勝負をするのか。不用意に飛び込めば2年半前の再現になるので、この距離感が勝負の重要なカギを握る。

BeeBetのオッズは、堀口の勝利が「1.30」倍に対して、ペティスの勝利が「2.90」倍とファンの多くは堀口が2年半前のリベンジを果たすと予想している。

クレベル・コイケ vs フアン・アーチュレッタ

セミファイナルでは、元フェザー級王者クレベルと元バンタム級王者アーチュレッタが対戦。この戦いはRIZINフェザー級次期挑戦者決定戦と位置付けられ、現チャンピオン鈴木千裕への挑戦が期待される。しかし、7月28日の『超RIZIN.3』の結果次第で朝倉未来や平本蓮が挑戦者候補になる可能性もある。クレベルは以前、鈴木とのタイトルマッチで体重超過しベルトを剥奪されたが、再起戦で斎藤裕に勝利。アーチュレッタも体重超過でバンタム級王座を剥奪された後、フェザー級復帰を目指している。両者の異なるバックボーンによる対戦に注目が集まる。

BeeBetのオッズは、アーチュレッタの勝利が「1.75」倍に対して、クレベルの勝利が「1.85」倍とかなり拮抗している。ファンの間でも勝敗予想が難しい息もつかせぬ熱戦が期待できそうだ。

上田幹雄 vs シェミスラブ・コバルチェク

極真世界一の肩書を持つ上田と、プロデビュー以来3戦3KOのコバルチェクが激突するヘビー級の一戦。両者とも打撃フィニッシュ率100%のハードヒッターで、壮絶な打ち合いが期待される。勝負の鍵は上田のグラップリング対応力。アマチュアMMAで20戦以上の経験を持つコバルチェクは、寝技の展開に優れており、その状況に対する上田の対応が注目される。

BeeBetのオッズは、上田の勝利が「1.45」倍に対し、コバルチェクの勝利が「2.35」倍。極真空手の世界王者がRIZIN初参戦の新星を倒すほうに人気が集まっている。

武田光司 vs ラジャブアリ・シェイドゥラエフ

2024年3月の『RIZIN LANDMARK 9』で、武田はライト級からフェザー級に転向し、転向初戦で萩原京平と対戦。レスリング技術で圧倒した武田は3-0の判定勝ちを収め、この試合でフェザー級でも通用することを証明した。今回の対戦相手は、RIZIN初参戦のキルギス出身、10戦全勝のシェイドゥラエフ。シェイドゥラエフは全勝をKOかサブミッションで決めた注目の新鋭。武田と同じくレスリングをバックボーンに持ち、オールラウンダーとしての戦いが期待される。グラウンドでの対決が見どころとなるだろう。

BeeBetのオッズは、武田の勝利が「2.25」倍に対して、シェイドゥラエフの勝利が「1.50」倍。フェザー級の生き残りをかけた一戦は、キルギス出身の新鋭が支持を集めている。

スパイク・カーライル vs キム・ギョンピョ

フィニッシュ率90%超のカーライルと80%以上のギョンピョが対戦するRIZINライト級の一戦。注目点は、連敗中のカーライルがオールラウンダーのギョンピョにどのような戦術を用いるか。両者ともに高い試合決定率を誇るだけに、総合力が問われる一戦となりそうだ。

BeeBetのオッズは、カーライルの勝利が「1.55」倍に対し、ギョンピョの勝利が「2.15」倍。ファンの予想は、カーライルの連敗脱出の方に流れているようだ。

ジョニー・ケース vs “ブラックパンサー”ベイノア

ベイノアは、前回の井上雄策戦で消極的な試合内容が酷評され、ファンからそっぽを向かれた。そのため、査定マッチとして実力者ジョニー・ケースとの対戦が決定した。挑戦者のケースは、RIZINライト級グランプリ3位の実績を持つ実力者。“禊マッチ”に挑むベイノアにとって決して楽な相手ではない。

そのためか、BeeBetのオッズは、ケースの勝利が「1.15」倍に対して、ベイノアの勝利が「4.10」倍と今回のカードの中で最もオッズの差が出る結果となっており、オッズでもベイノアはファンからそっぽを向かれているようだ。

カルシャガ・ダウトベック vs 関鉄矢

BeeBetのオッズは、ダウトベックの勝利が「1.17」倍に対し、関の勝利が「3.90」倍。14勝のうち12KOと高いKO率を誇るダウトベックにファンの人気が大きく傾いている。30歳同士の対決は、アラサー世代に勇気を与えるべく、熱い試合が期待される。

梅野源治 vs 魚井フルスイング

BeeBetのオッズは、梅野の勝利が「1.20」倍に対し、魚井の勝利が「3.50」倍。ムエタイ界の至宝でMMA挑戦を視野に入れる梅野に分がある一戦のようだが、キックボクシングルール初の魚井がリングネーム通りの“フルスイング”を一発当てることができればファンの期待を裏切る可能性もある。

徳留一樹 vs 宇佐美正パトリック

BeeBetのオッズは、徳留の勝利が「2.25」倍に対し、宇佐美の勝利が「1.50」倍。年齢が一回り以上違う若手対ベテランの対決は、24歳で伸び盛りの宇佐美を支持するファンが多い。

*記事内のオッズは、2024年6月8日3時29分時点のもの

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RIZIN.47 対戦カード

  • 第1試合:RIZIN MMAルール 5分3R(71.0kg)
    • 徳留一樹 vs 宇佐美正パトリック
  • 第2試合:RIZINオープンフィンガーグローブキックボクシングルール(※肘有り):3分3R(62.0kg)
    • 梅野源治 vs 魚井フルスイング
  • 第3試合:RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
    • ジョニー・ケース vs “ブラックパンサー”ベイノア
  • 第4試合:RIZIN MMAルール 5分3R(66.0kg)
    • カルシャガ・ダウトベック vs 関鉄矢
  • 第5試合:RIZIN MMAルール 5分3R(71.0kg)
    • スパイク・カーライル vs キム・ギョンピョ
  • 第6試合:RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
    • 武田光司 vs ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
  • 第7試合:RIZIN MMAルール 5分3R(120.0kg)
    • 上田幹雄 vs シェミスラブ・コバルチェク
  • 第8試合:RIZIN MMAルール 5分3R(66.0kg)
    • クレベル・コイケ vs フアン・アーチュレッタ
  • 第9試合:RIZIN MMAルール 5分3R(61.0kg)
    • 堀口恭司 vs セルジオ・ペティス

※上記カードは運営の都合や選手の体調などにより中止・延期になる可能性がある。

 

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MMA

ベアナックル・ボクシング団体「BKFC」チャンピオンの”プラチナ”こと、マイク・ペリーは現在、7月20日にジェイク・ポールとのボクシング試合に向けて準備をしているが、最近はディロン・ダニスとの試合についても話し合われている。 総合格闘技の勝敗予想&オッズはこちらでチェック 総合格闘家のペリーは以前UFCで競技していたが、最近のMMA Fightingのインタビューで、ダニスとの試合の計画について語った。それによると、その試合はMMAルールで行われる予定であり、ポールとの試合後でも実現する可能性があると説明している。 そして、ペリーは次のように述べた。「俺はまだダニスとの試合を模索していた。それはボクシングの試合ではなかったのです。彼のボクシングのパフォーマンス((ローガン・ポールとの試合で)あれはボクシングの試合ではなかった。俺は言い訳を聞きたくない。ジェイク・ポールを倒した後、ダニスと戦うつもりだった。でも、ジェイク・ポールを倒したら正直になろう。ちょっと休憩して周りの状況を見守っているだけかもしれない」。 ダニスはコナー・マクレガーの主要なトレーニングパートナーとして知られるブラジリアン柔術の名手であり、いわば“舎弟”のような存在。MMAでは2-0の戦績を持つ。その一方で、2019年のマックス・ハンフリー戦での一本勝ち以来、MMAルールでの試合を行っていない。 また、ダニスは昨年、ジェイクの兄であるローガン・ポールとの高い注目を集めるボクシング試合にも参戦したが、試合中には攻撃的な行動が見られず、最終的に6ラウンドでテイクダウンを試みたことで失格となった。 ペリーはその後のダニスに対して、MMAルールの下での試合にのみ興味を示しており、その条件で勝利できる自信を持っている。「彼の顔に膝を入れたり、肘を当てたりするつもりだった。もし背中を見せられたら、チョークを狙ってみたかもしれない。なぜなら、俺はこれまでにもサブミッションを取ってきたことがない。俺は人を殴ることが好きで、非常に高いMMAの技術を持っている」。 2021年にUFCとの契約を終了したペリーは、特別ルールのボクシング試合でマイケル・シールズと対戦した。その後、2022年初頭にBKFCと契約し、ジュリアン・レーン、マイケル・”ベノム” ペイジ、ルーク・ロックホールド、エディ・アルバレス、チアゴ・アウベスを相手に勝利を収め、そのプロモーションの顔と言える存在となっている。 ポールとのボクシングマッチは、このソーシャルメディアスターがマイク・タイソンとの計画されていた試合が先月に破談になった後に実現した。 ちなみに、ダニスの2試合のMMA戦はともにベラトールで行われた。彼の悲惨なローガンとのボクシングマッチは、ベラトールでの唯一の出場となっている。 BeeBetの会員登録はこちら

サッカー

日本時間6月21日に開幕した16か国が出場するコパ・アメリカは、7月5日からノックアウトステージがスタートする。アメリカ大陸最強国を決める熱い戦いがここから本格化する。ここでは準々決勝の4試合をBeeBetのオッズを元に掘り下げる。 コパ・アメリカ2024の勝敗予想&オッズはこちらでチェック 7月5日(金) アルゼンチン(1.42) vs エクアドル(9.00) 前回王者のアルゼンチンは、グループAで初戦から3連勝してグループステージを首位通過した。絶対エースのFWリオネル・メッシを軸に3戦連続でゴールを決めているFWラウタロ・マルティネスが絶好調と非の打ちどころがない。対して、最終戦でメキシコに引き分け、得失点差でグループBを2位で突破した。両チームは、コパ・アメリカで16度対戦してアルゼンチンが11勝5分けと圧倒している。 7月6日(土) ベネズエラ(2.55) vs カナダ(2.85) 大会初出場のカナダは、初戦こそアルゼンチンに敗れたが、その後はペルー、チリといった南米の雄相手に無失点。グループAを1勝1敗1分けの2位で切り抜け、歴史を作った。対するベネズエラは、グループBを3連勝で首位通過した。堅守のカナダと攻撃力が持ち味のベネズエラの一戦は、拮抗した好ゲームになりそうな予感だ。 7月7日(日) コロンビア(1.27) vs パナマ(11.00) コロンビアはブラジルと同組だったグループDを2勝1分けで1位通過した。連勝を26に伸ばしたチームは、不動のエースMFハメス・ロドリゲスが絶妙なボールコントロールで変幻自在のパスを繰り出し多彩な攻撃陣を操る。対するパナマは、グループCでアメリカとボリビアを破りノックアウトステージ進出を決めた。2戦連続でゴールを決めている30歳のFWホセ・ファハルドに注目だ。 ウルグアイ(2.75) vs ブラジル(2.55) ベスト8屈指の好カード。圧倒的な攻撃力を誇るウルグアイは、グループCを3連勝で首位通過。グループステージの9得点は、今大会最多だ。ダルウィン・ヌニェス、マキシミリアノ・アラウホの両FWがそれぞれ2得点と好調をキープしている。対するブラジルは、グループDでコロンビアの後塵を拝し2位でグループステージを突破した。第2節のパラグアイ戦こそ4ゴールをマークしたが、第1節のコスタリカ戦で無得点、最終節のコロンビア戦も1得点と攻撃力に不安が残る。勝利のためには、ここまで2得点のビニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、ラフィーニャらFW陣の覚醒が必要不可欠となるだろう。 *国名横の()内のオッズは日本時間7月4日16時17分時点 *日時はすべて日本時間で表記 BeeBetの会員登録はこちら

MLB

今季からロサンゼルス・ドジャースに加入してメジャー6年目を迎えた大谷翔平。右ひじ手術の影響で打者に専念する今季だが、昨季に続く本塁打王はもちろんのこと打率、打点などのタイトル奪取が期待される。ここでは、大谷の今季成績や活躍をまとめる。(※表記は日本時間。随時更新) 野球の勝敗予想&オッズはこちらでチェック 大谷翔平の2024シーズン打撃成績(2024年7月4日時点) 打率:.319(1位) 打点:64(3位) 本塁打:27(1位) 盗塁:16(9位タイ) *()内はリーグ順位 7月4日(木) ホームのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に1番・DHで先発出場し、4打数1安打の成績だった。初回の第1打席は、メジャー初先発の右腕クリスチャン・メーナから中前打を放ち、2試合連続ヒットを記録した。2回の第2打席は空振り三振、4回二死1塁の場面では2番手右腕ブライス・ジャービスの前にライトライナーに倒れた。7回の第4打席は、左腕ジョセフ・マンティプリ―と対戦しセンターフライに凡退した。 7月3日(水) ホームのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に1番・DHで先発出場し、5打数3安打、1本塁打、2打点の成績だった。初回の第1打席は、オープナーの左腕ジョセフ・マンティプリーからレフト方向へ流し打ち、左翼手に取られたと思い大谷も走塁の速度を緩めていたが、左翼手が取れないのに気付くと大谷は二塁へ進んだ。結果はツーベース。二死後、4番テオスカー・ヘルナンデスの適時二塁打で先制のホームを踏んだ。先頭で迎えた3回の第2打席は、2番手の右腕ライン・ネルソンと対戦し、カウント2-2からの内角高めのボールにバットが空を切った。5回一死走者なしで迎えた第3打席は、内角のボールに詰まりながらもセンター前へ運び、5試合ぶりのマルチ安打をマークした。1点を追う7回には、22歳の右腕ジャスティン・マルティネスから一時は勝ち越しとなる今季27号ツーランを放った。推定飛距離132メートル弾は、2試合ぶりの一発。9回一死走者なしで迎えた第5打席は、5番手の右腕ポール・シーウォルドの前に空振り三振に倒れた。 7月1日(月) 敵地のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に1番・DHで先発出場し5打数ノーヒットの成績だった。大谷の無安打は5試合ぶり。先発の右腕スペンサー・ビブンズと対戦し、初回からファーストゴロ、三振、三振と良いところなし。先頭で迎えた8回の第4打席は3番手右腕ランデン・ロウプに対しライトフライ、9回二死2塁で迎えたこの日5回目の打席はタイラー・ロジャーズの前に三振に倒れこの試合最後の打者となった。 6月30日(日) 敵地のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に1番・DHで先発出場し4打数1安打、1本塁打、1打点の成績だった。初回の第1打席は、オープナーの左腕エリック・ミラーの前に空振り三振に倒れたが、同点の3回一死ランナー無しで迎えた第2打席では、2番手のスペンサー・ハワードから中堅へ勝ち越しの今季26号本塁打を放った。1点を追う4回二死1、3塁で迎えた第3打席は四球で出塁し、続くウィル・スミスの同点適時打を呼び込んだ。6回の第4打席はレフトフライに倒れた。9回の第5打席は、代わったばかりの救援右腕カミロ・ドバルと対戦し、カウント0-2から変化球にタイミングが合わずバットが空を切った。タイブレークとなった11回無死2塁の第6打席は申告敬遠で出塁した。 6月29日(土) 敵地のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に1番・DHで先発出場し3打数1安打の成績だった。先発右腕ローガン・ウェブと対戦し、初回から見逃し三振、ショートゴロと2打席連続で凡退。ドジャースが1点を先制し、なおも一死3塁の場面では申告敬遠で出塁し、続くウィル・スミスの適時打につなげた。先頭で迎えた8回の第4打席は、代わったばかりの2番手TY・ロジャーズから一塁への安打を放ち、3試合連続ヒットを記録した。 6月27日(木) 敵地のシカゴ・ホワイトソックス戦に1番・DHで先発出場し2打数1安打、1本塁打、1打点の成績だった。第1打席は、先発右腕エリック・フェディに対し今季25号となる2試合連続先頭打者アーチで球団新記録となる10試合連続打点をマーク。3回の第2打席は四球、5回の第3打席は初球を打ち上げ三邪飛に終わった。7回二死1塁で迎えた第4打席は、2番手右腕マイク・ソロカに対し、フルカウントからの内角ストレートを見送りこの日2度目の四球を選んだ。 6月26日(水) 敵地のシカゴ・ホワイトソックス戦に1番・DHで先発出場し、4打数2安打、1本塁打、2打点の成績だった。初回の第1打席は、ホワイトソックス先発右腕クリス・フレクセンがカウント2-2から投じた外角の変化球を右中間スタンドへ運ぶ今季24号本塁打を放ち、9試合連続の打点を記録した。先頭で迎えた3回の第2打席は、フルカウントから際どい球を見極め四球で出塁。同点の4回二死1、3塁で迎えた第3打席は、内角低めに落ちる球をライト前へはじき返す適時打でこの日2打点目をマークした。6回二死1塁の第4打席は、代わったばかりの救援左腕タナー・バンクスの前に空振り三振。9回の第5打席も、4番手右腕ジョン・ブレビアと対戦しカウント1-2から153キロの速球にバットが空を切った。 6月25日(火) 敵地のシカゴ・ホワイトソックス戦に1番・DHで先発出場し、3打数無安打、1打点の成績だった。先発左腕ギャレット・クロシェの前に、初回から空振り三振、ショートゴロ、見逃し三振と3打席連続で凡退。ドジャースが2点を奪った7回二死2塁の場面では、3番手の左腕タナー・バンクスから四球を選んで出塁した。9回一死3塁の場面で迎えたこの日5度目の打席では、センターへの犠牲フライを打って8試合連続の打点を記録した。 6月23日(日) ホームのロサンゼルス・エンゼルス戦に1番・DHで先発出場し4打数1安打、1本塁打、2打点の成績だった。初回の第1打席は先発右腕ザック・プリ―サックの前にライトフライに倒れた。しかし、3回無死1塁で迎えた第2打席は、3試合連続ホームランとなる23号2点本塁打を右中間に叩き込んだ。4回の第3打席は、代わったばかりのカーソン・フルマーから四球を選んで出塁。6回に先頭で立ったこの日4度目の打席は、代わったばかりの救援右腕ハンス・クラウスと対戦するもセカンドゴロに凡退した。8回の第5打席は、初球を打ってセカンドゴロに終わった。 6月22日(土) ホームのロサンゼルス・エンゼルス戦に1番・DHで先発出場し2打数2安打、1本塁打、2打点の成績。打率がナショナル・リーグ首位に浮上し、本塁打との二冠王。先発左腕パブリック・サンドバルと対戦した初回の打席は、フルカウントからの際どい球を見逃して四球。3回一死に2塁の打席でも、フルカウントから内角高めの球を見逃し2打席連続のフォアボール。5回の第3打席は、マット・ムーアから推定飛距離138.6mの22号2点本塁打を放った。8回のこの日4度目の打席は、ピッチャーへのヒットで2試合ぶりの複数安打を記録。一死後に二盗を試みるも今季2度目の失敗に終わった。 6月21日(金) 敵地のコロラド・ロッキーズ戦に1番・DHで先発出場し3打数1安打、1本塁打、1打点の成績だった。初回に先発左腕タイ・ブラックから中堅スタンドへ叩き込む今季21号本塁打。推定飛距離130m弾は、ナショナル・リーグ単独トップに立つ一発。2回二死1、3塁で迎えた第2打席は四球で出塁。4回の第3打席は空振り三振に倒れた。6回無死1塁の第4打席は、救援右腕アンソニー・モリーナと対戦してセンターフライ、8回二死1塁で迎えたこの日5回目の打席は、申告敬遠で歩かされた。

MMA

UFCは8月18日(日)、UFC 305がオーストラリア西部のパースで開催される。 格闘技の勝敗予想&オッズはこちらでチェック 前回UFCがRACアリーナを支配した際には、イスラム・マカチェフとアレックス・ボルカノフスキーがライト級タイトルのために名勝負を繰り広げたが、オーストラリアのヴォルカノフスキーは二階級同時制覇の夢を惜しくも逃した。ここでは、今大会の決定済み全ファイトカードを紹介する。 ドリカス・デュ・プレシ vs イズラエル・アデサニヤ カードのトップには、ドリカス・デュ・プレシ(21勝2敗)とイズラエル・アデサニヤ(24勝3敗)によるミドル級タイトル戦が控えている。これは非常に興味深い対戦になるだろう。 この2人は、デュ・プレシがUFC 290でロバート・ウィテカーに勝利した後、ケージ内で対面したが、アデサニヤはUFC 293でシドニーのショーン・ストリックランドにベルトを奪われた。その後、南アフリカ出身のデュ・プレシがストリックランドに挑戦し、タイトルを獲得した。 アデサニヤは185ポンドで3度目の頂点に立つことができるか。それとも、デュ・プレシが初防衛戦をスタイルで飾るか。 カイ・カラ・フランス vs スティーブ・エルセグ このハイレベルなトランス・タスマン対決では、バンタム級のスターであるスティーブ・エルセグ(12勝2敗)とカイ・カラ・フランス(24勝11敗)が、エルセグの故郷で対戦する。 チャンピオンのアレクサンドレ・パントーハに挑戦して僅差で敗れたばかりのエルセグは、勝利を取り戻し、再びタイトルショットへの道を切り開こうとしている。 一方、パワフルなカラ・フランスは、ディビジョンの誰にとっても脅威であり、再びチャンピオンシップに挑戦することを目指している。 タイ・トゥイバサ vs ジャルジーニョ・ホーゼンストライク 二人の強力なヘビー級ファイターが激突し、ファンを興奮の渦に巻き込む試合が予想される。 シドニー出身のタイ・トゥイヴァサ(15勝7敗)は、そのアクション満載の試合、ノックアウトパワー、そして大きな存在感でファンの心を掴んできたが、現在4連敗中であり、この試合で是が非でも勝利を手にしたいところだ。 対するホーゼンストライク(14勝5敗)も同様に強力なファイターであり、プロの勝利のうち14回中13回をノックアウトで決めている。 ジュニア・タファ vs ヴァルター・ウォーカー もう一つのヘビー級の対決では、ブリスベンを拠点とするジュニア・タファ(5勝2敗)がブラジルのヴァルター・ウォーカー(11勝1敗)と対戦する。 ウォーカーは前回の試合でUFCデビュー戦を落とし、一方のタファはマルコス・ホジェリオ・デ・リマに敗れた後の復帰戦となる。 ジャック・ジェンキンス