ロサンゼルス・レイカーズは日本時間29日、敵地でフィラデルフィア・76ersと対戦する。現在4連勝中のレイカーズは、攻守においてチームのバランスが整い、連勝をさらに伸ばすチャンスを迎えている。一方、76ersは17勝27敗と低迷中。2022-23シーズンのMVPジョエル・エンビードがケガで長期離脱している影響が大きく、チームとして苦戦が続いている。
八村塁は、左ふくらはぎの痛みで2試合連続欠場しており、今季通算で7試合目の欠場。ここまで出場した試合では持ち前の攻撃力とリバウンド力でチームに貢献してきただけに、彼の復帰を待ち望む声も大きい。特にゴール下でのプレーが課題となっている76ers相手には、八村の存在感がさらに重要となるだけに、彼の不在がどのように響くか注目される。
76ersは得点力がリーグ25位と低く、リバウンドもリーグ最下位という課題を抱えている。チームを引っ張るのはベテランのポール・ジョージと、スコアリング能力に優れたタイリース・マクシー。中堅・ベテラン選手を中心に試合を組み立てるが、インサイドでの強さに欠けており、レイカーズのインサイド陣に苦戦を強いられる可能性が高い。
レイカーズとしては、アンソニー・デイビスのゴール下でのプレーとレブロン・ジェームズのオールラウンドな活躍が勝利の鍵を握るだろう。また、速いトランジションを活かして76ersの守備の隙を突きたいところだ。
ブックメーカー「BeeBet」の勝敗予想オッズ(2025年1月28日13時35分時点)は、レイカーズの勝利(延長含む)が「1.55」倍に対し、76ersの勝利(延長含む)が「2.40」倍とアウェイのレイカーズに人気が傾いている。