【1月19日・20日】NFLディビジョナル・プレーオフ2024 全4試合の見どころ・勝敗予想オッズ

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NFLは、日本時間19日からディビジョナル・プレーオフに突入し、ワイルドカードを勝ち上がった6チームと第1シードの2チームが熱き戦いを繰り広げる。ここではディビジョナル・プレーオフ全4試合の見どころと、ブックメーカー「BeeBet」による勝敗予想オッズを紹介する。

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カンザスシティ・チーフス対ヒューストン・テキサンズ

NFL史上初となる3シーズン連続スーパーボウル優勝を目指す第1シードのチーフスは、ポストシーズンでヒューストン・テキサンズに対して2勝0敗の戦績を持つ。2015年のワイルドカードでは30-0、2019年のAFCディビジョナル・プレーオフでは51-31で勝利。特に2019年の試合は、ポストシーズン史上3試合しかない合計80点以上の試合の一つに数えられる。今シーズンの第16週でもチーフスは27-19でテキサンズを下し、レギュラーシーズンでホーム8連勝を達成している。

一方のテキサンズは、ワイルドカードでロサンゼルス・チャージャーズを32-12で破った。この試合でC.J.ストラウドはキャリア初の2シーズンでそれぞれプレーオフ勝利を収めた史上6人目のQBとなった。もし勝利すれば、テキサンズはチーム史上初めてAFCチャンピオンシップゲームに進出する。

デトロイト・ライオンズ対ワシントン・コマンダース

コマンダースはワイルドカードでタンパベイ・バッカニアーズに勝利し、2005年以来初となるポストシーズン勝利を達成。1991年以来となるカンファレンス・チャンピオンシップ進出を目指す。ワシントンとデトロイトがポストシーズンで対戦するのは今回で4回目。これまでの対戦はすべてワシントンで行われ、いずれもコマンダースが勝利している。

対するライオンズは、チーム史上初となるNFC第1シードを獲得し、レギュラーシーズンではチーム記録となる15勝(2敗)を達成。1952年から1953年シーズン以来となる2年連続でのポストシーズン勝利を狙う。ライオンズはレギュラーシーズンでNFLトップのスコアリングオフェンス(1試合平均33.2得点)を記録し、トータルオフェンスでもリーグ2位(1試合平均409.5ヤード)にランクインした。

ライオンズのQBは2016年のドラフトで全体1位指名を、コマンダースのQBジェイデン・ダニエルズは2024年のドラフトで全体2位指名を受けてNFL入り。上位2位で指名された司令塔対決は注目だ。

バッファロービルズ対ボルティモア・レイブンズ

ディビジョナル・ラウンドで最も予想が困難な一戦。ビルズは2020年のディビジョナルプレーオフでレイブンズを17-3で下しており、これは両チームにとって唯一のポストシーズンでの対戦となる。今シーズンの第4週では、レイブンズがホームでビルズを35-10で破っている。

レギュラーシーズンでは、ビルズがAFCトップでNFL全体でも2位の1試合平均30.9得点を記録し、レイブンズはAFC3位の30.5得点で続いた。今回の対戦は、レギュラーシーズンで1試合平均30得点以上を記録したチーム同士がポストシーズンで対戦する、1950年以降5回目の試合となる。

また、ビルズとレイブンズはAFCでの得失点差で+157点で並び、NFL全体でも3位だった。今回のディビジョナル・プレーオフは、過去10シーズン(2015-2024)でレギュラーシーズン中に150点以上の得失点差を記録したチーム同士が対戦する4回目の試合となる。

ビルズのQBジョシュ・アレンとレイブンズのQBラマー・ジャクソンはともに投げて走れるバーサタイルパサー。また、レイブンズはRBデリック・ヘンリーを擁し、ジャクソンとヘンリーの地上戦はリーグ随一だ。勝負のポイントは、ビルズ守備がいかにレイブンズのラン攻撃を封じられるかだろう。

フィラデルフィア・イーグルス対ロサンゼルス・ラムズ

ラムズはワイルドカードでミネソタ・バイキングスを相手に9サックを記録し、プレーオフ記録に並んだ。一方、イーグルスはグリーンベイ・パッカーズを破り、2018年以来となるワイルドカード勝利を達成した。この試合で勝利すれば、イーグルスは3シーズンで2度目のNFCチャンピオンシップ進出を果たし、ラムズはショーン・マクベイヘッドコーチの下で8シーズン中3度目のチャンピオンシップラウンド進出となる。

両チームがポストシーズンで対戦するのは今回が4度目で、2001年のNFCチャンピオンシップ以来の対戦となる。この試合ではラムズ(当時はセントルイスが本拠地)が29-24で勝利した。両チームはこれ以前に、1989年のNFCワイルドカード(ラムズ勝利)と1949年のNFLチャンピオンシップ(イーグルス勝利)で対戦している。

今シーズン第12週では、イーグルスがラムズを37-20で破り、RBセイクオン・バークリーがキャリア最高の302スクリメージヤード(キャリアハイかつ球団記録となる255ラッシングヤードを含む)を記録。1試合で70ヤード以上のラッシングタッチダウンを2回記録したNFL史上6人目の選手となる偉業を達成した。バークリーはワイルドカードでも119ラッシングヤードを記録し、ポストシーズンを含む今シーズンの合計ラッシングヤードは2,124ヤードとなった。これはNFL史上ポストシーズンを含む1シーズンで5番目に多い記録となる。

ラムズのQBマシュー・スタッフォードはワイルドカードで209パスヤードと2タッチダウンを記録し、プレーオフで6試合連続200パスヤード以上と2タッチダウンパスを記録している。この記録はポストシーズン史上4番目に長い連続記録に並ぶ。

イーグルスは、バークリーを中心とした手堅いオフェンスが持ち味。ラムズは、QBスタッフォードがㇷ゚カ・ナクア、クーパー・カップの多彩なレシーバーに投げ分けるパスオフェンスが武器。イーグルスはRBバークリーがシーズン通りの走りをして、リーグ1位のトータル守備が機能すれば意外とあっさりと勝利を手にするかもしれない。ラムズとしては、ワイルドカードで見せたような攻めるディフェンスで、相手の攻撃を抑えたいところだ。

勝敗予想オッズ

(ブックメーカー「BeeBet」のオッズは2025年1月16日6時19分時点)
注:すべてのオッズは延長を含む
注:試合日時は日本時間
注:下段がホーム

Divisional Playoff

日程 対戦カード(後者がホーム) 予想オッズ
1月19日(日)
6:30
ヒューストン・テキサンズ
カンザスシティ・チーフス
テキサンズ勝利:1.20
チーフス勝利:4.60
1月19日(日)
10:00
ワシントン・コマンダース
デトロイト・ライオンズ
コマンダース勝利:5.20
ライオンズ勝利:1.16
1月20日(月)
5:00
ロサンゼルス・ラムズ
フィラデルフィア・イーグルス
ラムズ勝利:3.10
イーグルス勝利:1.33
1月20日(月)
8:30
ボルティモア・レイブンズ
バッファロー・ビルズ
レイブンズ勝利:1.85
ビルズ勝利:1.90

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