アジアカップ2025予選のウィンドウ3(第3節)、FIBAランキング21位の日本代表は、2月20日に中国・深圳湾体育中心で同30位の中国代表と対戦する。ウィンドウ1・2を全勝し、すでに本大会出場を決めている日本にとって、この試合は新たな戦力の発掘とチームの成長を図る重要な機会となる。
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今回の代表メンバーは平均年齢26.1歳と若く、特に金近廉(21歳)いった次世代の選手のプレーに注目が集まる。彼が国際舞台でどこまで通用するのか、またA代表レベルでの経験を積めるかどうかが、大きな焦点となる。
新戦力が試される場に
日本代表は今回、テーブス海や佐々木隆成といったポイントガード陣のゲームメイクに期待がかかる。FIBAバスケットボールではガードのリーダーシップが重要になるため、彼らが試合をコントロールし、チームを機能させられるかが鍵となる。
また、センター陣ではアレックス・カーク(211cm)、渡邉飛勇(207cm)、川真田紘也(204cm)らが名を連ねる。高さで勝る中国との対戦で、日本がインサイドでどれだけ耐えられるか、あるいは機動力を活かしてどのように戦うかがポイントになる。
中国代表のプレースタイルと対策
中国は過去の対戦データを見る限り、インサイド主体のバスケットを展開する傾向が強い。特にリバウンドの強さを活かし、ペイントエリアでの得点を狙ってくるため、日本はサイズで劣る分、アウトサイドシュートの精度とディフェンスの機動力で対抗する必要がある。
若手主体の日本代表にとって、この試合は国際試合での経験を積む絶好の機会となる。すでに本大会出場を決めているが、成長の場として結果以上に内容が求められる試合になるだろう。新戦力の台頭に期待しながら、日本代表の挑戦に注目したい。
勝敗予想オッズ
ブックメーカー「BeeBet」の勝敗予想オッズ(2025年2月20日3時25分時点)は、日本代表の勝利が「11.00」倍に対し、中国代表の勝利が「1.04」倍と、中国代表が圧倒している。
中国代表戦ロスター
#7 テーブス 海 (PG / 188cm / 26歳 / アルバルク東京)
#11 津屋 一球 (SG / 191cm / 26歳 / 三遠ネオフェニックス)
#13 金近 廉 (SF / 196cm / 21歳 / 千葉ジェッツ)
#16 中村 拓人 (PG / 184cm / 23歳 / 広島ドラゴンフライズ)
#29 細川 一輝 (SG / 187cm / 27歳 / 群馬クレインサンダーズ)
#33 佐々木 隆成 (PG / 180cm / 28歳 / 三遠ネオフェニックス)
#34 渡邉 飛勇 (PF / 207cm / 26歳 / 信州ブレイブウォリアーズ)
#53 アレックス・カーク (C / 211cm / 33歳 / 琉球ゴールデンキングス)
#75 井上 宗一郎 (PF / 201cm / 25歳 / 越谷アルファーズ)
#82 赤穂 雷太 (SF / 196cm / 26歳 / 秋田ノーザンハピネッツ)
#91 吉井 裕鷹 (SF / 196cm / 26歳 / 三遠ネオフェニックス)
#99 川真田 紘也 (C / 204cm / 26歳 / 長崎ヴェルカ)