日本時間2月10日(日)に行われる第59回スーパーボウルは、カンザスシティ・チーフスとフィラデルフィア・イーグルスが対戦する。試合開始は2月10日午前8時30分で、会場はニューオーリンズのシーザーズ・スーパードーム。この一戦は、チーフスが35-32で制した第57回スーパーボウルのリマッチとなる。
チーフス vs イーグルス 注目の第59回スーパーボウルの予想はこちら
チーフスはレギュラーシーズンを15勝2敗で終え、スーパーボウル時代で初の3連覇を目指している。アンディ・リード・ヘッドコーチ(HC)のもと、QBパトリック・マホームズとともにチームを4度目のスーパーボウル制覇(球団史上5度目)へと導こうとしている。AFCチャンピオンシップゲームではバッファロー・ビルズを32-29で破った。
今季のチーフスは接戦の勝負強さが際立ち、TEトラビス・ケルシーやDTクリス・ジョーンズといった主力が揃って再びスーパーボウルに挑む。
一方、イーグルスはレギュラーシーズンを14勝3敗で終え、ニック・シリアーニHCのもと3年ぶり2度目のスーパーボウル進出を果たした。NFCチャンピオンシップゲームではワシントン・コマンダースに55-23と圧勝し、勢いに乗っている。
イーグルスは、RBセイクオン・バークリー、QBジェイレン・ハーツ、そしてプロボウル選出のOL陣(レーン・ジョンソン、ランドン・ディカーソン、キャム・ジュルゲンス)が支える強力なラン攻撃を軸に戦う。今季はリーグ最少の失点数も誇り、第57回スーパーボウルのチームよりも完成度が高いといえる。
イーグルスは王者チーフスを倒せるのか?スーパーボウル59の優位はどちらにあるのか?
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第59回スーパーボウル 予想と見どころ
イーグルスのランゲームが試合を支配できるか?
- プレーオフで平均236.7ヤード、1キャリー6.8ヤードのランオフェンス
- セイクオン・バークリーは平均147.3ヤード、5TDを記録
- OLのキャム・ジュルゲンスとランドン・ディカーソンのコンディションが鍵
- NFCチャンピオンシップでは7つのラッシングTDを決める圧倒的な攻撃力
QBハーツはプレーオフで69.5%のパス成功率を記録し、WRのA.J.ブラウンもコマンダース戦で96ヤード&1TDと好調。
2年前の第57回スーパーボウルでは、ハーツは合計4TD(パス&ラン)、70ラッシングヤード、304パスヤードを記録しており、今回も攻撃の中心となる。
チーフスの対抗策
- ディフェンスの要DTクリス・ジョーンズを中心に、スティーブ・スパヌオーロDCがランブリッツで圧力
- プレーオフでは98.5ラッシングヤード/試合、シーズン通算では104.4ヤード/試合に抑えている
- 前回スーパーボウルではハーツが3TD&70ヤードランを記録したが、今回はバークリーも加わりさらに強力なラン攻撃となる
イーグルスはマホームズをどう止める?
- スーパーボウル57でマホームズは182パスヤード、44ラッシングヤード、3TDを記録
- マホームズはプレーオフ通算17勝3敗の勝負強さを誇る
- 今季はTEトラビス・ケルシー、WRゼイビアー・ワーシー、WRジュジュ・スミス=シュスターとともに攻撃を展開
- カリーム・ハントとアイザイア・パチェコのRBコンビがラン攻撃を支えられるかが鍵
ターンオーバーと第3ダウンの攻防
- イーグルスはプレーオフで+10のターンオーバーレシオ(攻撃陣はターンオーバーゼロ)
- LBザック・ボーンはプレーオフ平均11タックル、DTジョーダン・デイビスは3サック
- イーグルスのプレーオフ3rdダウン成功率は36.1%(13/36)
Tush Push(ハーツのQBスニーク)が活躍するか?
- チーフスのプレーオフ3rdダウン成功率は45%(9/20)
マホームズの勝負強さを抑えられるかがポイント
ペナルティの影響は?
- チーフスは2試合で9回(50ヤード)のペナルティ
- イーグルスは3試合で15回(108ヤード)のペナルティ
- 前回の第57回スーパーボウルでは物議を醸したディフェンシブホールディングの判定も
試合の展望と最終スコア予想
イーグルスはバークリーのランで試合序盤にリードを奪う展開が予想される。しかし、点の取り合いになればチーフス有利。イーグルスは今季3敗した試合で平均399ヤードを許している。チーフスがその数字を超えるかが勝敗の鍵となる。最後はハリソン・ブッカーの決勝FGで勝負が決まるか?
最終スコア予想
🏆 チーフス 30 – 27 イーグルス