日本時間2月17日にカリフォルニア州サンフランシスコで開催される今年のNBAオールスターゲームは、新たなフォーマットで行われる。史上初めて4チームが参加するミニトーナメント形式となり、準決勝2試合と決勝1試合の計3試合が行われる。各試合は先に40点に達したチームが勝利するルールとなっており、従来のオールスターゲームとは異なる短期決戦のスリリングな展開が期待される。
最大の注目ポイントはチームの構成だ。TNTの名物解説陣であるシャキール・オニール、チャールズ・バークリー、ケニー・スミスが、オールスターに選出された24選手を3チームに分けてドラフトを実施。さらに、4チーム目にはライジングスターズで優勝したチームが加わることで、若手選手の躍動も見どころとなる。
特にチーム・シャックには、レブロン・ジェームズ(全体1位指名)、ステフィン・カリー、ケビン・デュラントといったスーパースターが揃い、経験値と個の力では最強クラスといえる。
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一方で、チーム・チャックはニコラ・ヨキッチ、ビクター・ウェンバンヤマ、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーなど、万能性の高い選手が集結。特にヨキッチのプレーメイク能力とヤニスのフィジカルが噛み合えば、非常にバランスの取れたチームになりそうだ。
また、チーム・ケニーは、アンソニー・エドワーズ(全体2位指名)、ジェイレン・ブランソン、ダリアス・ガーランドといった若く勢いのある選手が中心。爆発力と機動力で上位チームを脅かす可能性がある。
さらに、ライジングスターズのチームがどこまで戦えるかも見どころ。メンフィス・グリズリーズで河村勇輝と同僚のジェイレン・ウェルズら若手スターが活躍できるかは、ファンにとって大きな関心事だ。
従来のオールスターゲームよりも短時間で決着がつく40点先取のルールにより、試合はよりハイテンポで進み、選手たちの個々のスキルや得点能力がダイレクトに勝敗を左右する。ディフェンスが重要視されるかは未知数だが、スーパースターたちが本気を出す終盤戦は見逃せない。
ブックメーカー「BeeBet」の勝敗予想オッズ(日本時間2025年2月15日8時12分時点)は、1回戦のチーム・チャック対チーム・ケニーは、チームチャックの勝利(ドローなし)が「1.57倍」に対し、チーム・ケニーのそれが「2.35」倍とチームチャックが優勢。ライジング・スターズ対チームシャックは、ライジング・スターズの勝利(ドローなし)が「4.30」倍に対し、チーム・シャックが「1.19」倍と断然人気を集めている。
チーム編成は以下の通り
【チーム・シャック】
- レブロン・ジェームズ(全体1位)
- ステフィン・カリー
アンソニー・デイビス*負傷欠場- ジェイソン・テイタム
- ケビン・デュラント
- デイミアン・リラード
- ジェームズ・ハーデン
- ジェイレン・ブラウン
- カイリー・アービング *代替選手
【チーム・ケニー 】
- アンソニー・エドワーズ(全体2位)
- ジェイレン・ブランソン
- ジャレン・ジャクソンJr.
- ジェイレン・ウィリアムズ
- ダリアス・ガーランド
- エバン・モーブリー
- ケイド・カニングハム
- タイラー・ヒーロー
【チーム・チャック】
- ニコラ・ヨキッチ(全体3位)
ヤニス・アデトクンボ*負傷欠場- シェイ・ギルジャス・アレクサンダー
- ビクター・ウェンバンヤマ
- パスカル・シアカム
- アルペレン・シェングン
- カール・アンソニー・タウンズ
- ドノバン・ミッチェル
- トレイ・ヤング *代替選手