セ・リーグ2位の阪神タイガースは23日、同3位の横浜DeNAベイスターズと阪神甲子園球場で対戦する。両チームの先発予定は、阪神が才木浩人、DeNAがケイとなっている。
阪神先発予定の才木は、ここまで両リーグトップの8勝(1敗)をマークし、防御率(1.20)もセ・リーグ2位で阪神投手陣をけん引している。球威抜群のストレートが持ち味の25歳右腕は、5月12日のDeNA戦では9回無失点で完封勝ちを飾った。直近6試合で46回1/3を投げた才木は、失点がわずかに3とそう簡単に点を取られない。3カードぶりの3連戦勝ち越しに向けて、若きエース右腕が牙を研ぐ。打線では、21日に1軍昇格してから2試合連続で復調をアピールする大山悠輔に注目する。
対するDeNAは、3連戦を1勝1敗の五分に戻して、3カード連続の勝ち越しを目指す。強力打線の中核を担うのは、オースティンだ。打率.315をマークするオースティンは、22日の阪神戦で逆転3ランを放ち連続試合安打を14に伸ばすと、2安打4打点の活躍でチームを勝利に導いた。DeNAは、度会隆輝、牧秀悟が調子を上げてきており、そこに宮崎敏郎、佐野恵太、筒香嘉智を加えた重量打線で、阪神の絶好調右腕に襲い掛かる。
BeeBetのオッズ(日本時間6月22日22時16分時点)は、DeNAの勝利(延長含む)が「1.97」倍に対し、阪神のそれが「1.75」倍。両チームが3連戦を1勝1敗で迎えているだけに、第3戦のオッズは拮抗している。