阪神タイガースと北海道日本ハムファイターズの一戦が29日に阪神甲子園球場で行われる。阪神は大竹耕太郎、日本ハムは伊藤大海が先発予定となっている。前日の3連戦初戦は、降雨のためノーゲーム。仕切り直しとなる一戦は、好投手の投げ合いで投手戦となりそうだ。
阪神先発予定の大竹は今季4勝2敗、防御率2.74の成績。直近2試合の先発では、14イニング無失点と好投を続けている。今季4勝のうち2勝を甲子園でマークしている左腕は、ホームの声援を味方につけて今季5勝目を目指す。
一方、日本ハムの伊藤も、ここまで無傷の3勝、防御率2.44と好成績をマーク。先発ローテーションの一角として好調な投手陣を支えている。伊藤は今季8試合の先発登板のうち、ホームとビジターで4試合ずつ先発マウンドに上がっていて、ホームが防御率3.12に対して、ビジターが防御率1.75と敵地で力を発揮している。
昨年6月10日の交流戦でも大竹と伊藤は先発で投げ合い、4対3でホームの日本ハムが勝利。伊藤に勝敗はつかなかったが、大竹は8回途中4失点で負け投手となった。
BeeBetのオッズ(日本時間5月29日12時56分時点)は、阪神の勝利(延長含む)が「1.83」倍に対し、日本ハムのそれが「1.87」倍と拮抗している。両チーム合わせた合計得点のオーバー/アンダーに目を向けてみると、5.5得点以上が「1.87」倍に対し、5.5得点以下が「1.85」倍となっており、投手戦を予感させる。