読売ジャイアンツとオリックス・バファローズの一戦が8日に東京ドームで行われる。巨人はグリフィン、オリックスは齋藤響介が先発予定となっている。
7日に行われた同カードの3連戦初戦は、オリックスが接戦を制して連勝を3に伸ばした。その一方で、エースの戸郷翔征で敗れた巨人は、セ・リーグ首位から陥落した。
今季はここまで3試合に登板して1勝1敗、防御率5.65と不安定な投球が続く巨人先発予定のグリフィン。故障からの復帰戦だった前回4月29日の東京ヤクルトスワローズでは4回8失点と大炎上し、今回はそこからおよそ1か月ぶりのマウンド。昨季は20試合の登板で防御率2.75と安定感抜群だった左腕は、ここ2試合とも4回でマウンドを降りているだけに、せめて5回まではマウンドに立っていたいところだろう。
対するオリックスは、西川龍馬を4番に起用してから3連勝と、低迷していたパ・リーグ3連覇のチームにようやく勢いが出てきた。その西川は前日の試合で先制のタイムリーヒットを放つなどベンチの期待に応え、連続試合安打を6に伸ばした。広島東洋カープから移籍1年目の左打者は今季、右投手より左投手相手に打率を残しているので、巨人先発左腕グリフィン相手に快音を響かせるか注目だ。
BeeBetのオッズ(日本時間6月8日4時57分時点)は、巨人の勝利(延長含む)が「1.62」倍に対し、オリックスのそれが「2.15」倍と巨人がやや優勢とみられている。合計得点のオーバー/アンダーでは、5.5得点以上が「1.87」倍、5.5得点以下が「1.85」倍と差がないオッズとなっており、投手戦か打撃戦かオッズからだけでは予想がしづらい。ちなみに、昨年の同カード初戦はオリックスが2-1で勝利。2戦目は巨人が10-0で大勝した。