阪神タイガースと東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦が4日に阪神甲子園球場で行われる。先発予定は、阪神が村上頌樹、楽天がポンセ。
2日の千葉ロッテマリーンズ戦に勝利し、連敗を5でストップした阪神。5月は10勝13敗1分と負け越しただけに、6月は4日からの甲子園6連戦で勢いに乗りたい。先発マウンドを任される村上は、中12日と休養十分。昨シーズンに防御率のタイトルを獲得し、新人王とMVPをW受賞した25歳の右腕は、今季は防御率2.03と安定感抜群ながら2勝4敗と黒星が先行している。昨年も楽天との3連戦初戦に先発するも8回4失点で負け投手になっているので、今年はそのリベンジを果たしたい。
一方の楽天は、交流戦を2カード連続で勝ち越しと好調だ。その余勢を駆って、先発マウンドに上がるのがポンセ。今季から楽天に移籍した右腕は、8試合の先発で3勝4敗、防御率7.33と今一つの内容。特にここ2試合では9イニング投げて18失点の大乱調だ。北海道日本ハムファイターズ時代の2022年には無安打無得点試合をマークした実績があるだけに、交流戦で自身の浮上のきっかけをつかめるか。
BeeBetのオッズ(日本時間6月3日19時18分時点)は、阪神の勝利(延長含む)が「1.57」倍に対し、楽天のそれが「2.25」倍と阪神の人気がリードしている。ちなみに、昨年の交流戦では楽天が2勝1敗で3連戦を勝ち越した。