阪神タイガースと読売ジャイアンツの一戦が25日に阪神甲子園球場で行われる。阪神はビーズリー、巨人は赤星優志が先発予定となっている。
首位を走る阪神は、3連戦の初戦でノーヒットノーランを喫する屈辱を味わった。とはいえ、5投手の継投で1失点に抑えたので、それほど悲観することでもないだろう。2戦目の先発ビーズリーは、今季初登板だった5月18日のヤクルトスワローズ戦で5回無失点と試合を作り白星を手にした。得意のスライダーを軸としたピッチングで自身2連勝に挑む。打者では、大山悠輔に注目する。今季はここまでわずか3本塁打だが、そのうち2本が巨人戦。4番のバットが火を吹けば打線にも勢いがつくだけに、主砲の目覚めが待たれる。
対する巨人は、戸郷翔征が快挙を達成して連敗を4でストップし、チームの勢いは上昇中だ。先発予定の赤星は今季未勝利だが、防御率3.81とそれほど悪くはない。かつ、阪神戦にいたっては、防御率が3.00まで下がる。今季26イニング投げてわずか1四球の3年目右腕は、精密なコントロールを武器にそろそろ白星を手にしたいところだろう。バッターでは、丸佳浩に注目する。今季の甲子園では、打率.600と大当たりの丸は、目下3試合連続で安打をマークしており、好調をキープしている。
BeeBetのオッズ(日本時間5月25日1時22分時点)は、阪神の勝利(延長含む)が「1.70」倍に対し、巨人のそれが「2.05」倍と初戦とは逆のオッズをつけている。今季の阪神は、甲子園のデーゲームで6戦6勝なのでこのオッズもうなずける。両チーム合わせた合計得点のオーバー/アンダーに目を向けてみると、5.5得点以上が「1.77」倍に対し、5.5得点以下が「1.95」倍となっており、投手戦よりかは打撃戦になる気配がありそうだ。