読売ジャイアンツと横浜DeNAベイスターズの一戦が15日に福井で行われる。8年ぶりに福井で主催試合を行う巨人は、堀田賢慎が先発予定。対するDeNAは、石田健太が先発マウンドを任される。
前日に接戦を制してリーグ20勝一番乗りを果たし、首位に浮上した巨人が連勝を狙う。先発予定の堀田は、今季8試合に登板して2勝0敗、防御率0.98と見事な成績をマークしている。5年前のドラフト1位右腕が、ようやく開花の兆しが見えてきた。DeNAは、4月28日にリリーフ登板して2年ぶりの勝利を挙げた相性の良い相手。自慢の直球を武器に、DeNA打線を封じたいところだ。攻撃ではリーグトップタイの8本塁打をマークしている岡本和真が打線をけん引する。
対するDeNAは、2連敗で5位と低迷しており、先発予定の石田には、連敗ストッパーの期待がかかる。10年目のサウスポーは、前回登板だった5月8日のヤクルトスワローズ戦で負け投手となったが、5回3失点と試合は作った。WHIPは1.00と悪くないだけに、 今季3度目の先発登板で3勝目を目指す。打線では、2試合連続ノーヒットと調子を崩している牧秀悟の覚醒に期待がかかる。
両チームの対戦成績は巨人の4勝3敗で、ここ3戦は巨人が3連勝とカモにしている。ただ、BeeBetのオッズ(日本時間5月15日午前11時50分)は、巨人の勝利(延長含む)が「1.87」倍に対し、DeNAのそれが「1.83」倍とDeNA勝利に若干人気がある。両チーム合わせた合計得点のオーバー/アンダーに目を向けてみると、5.5得点以上が「1.93」倍で、5.5得点以下が「1.78」倍となっており接戦が予想されている。巨人は対DeNA戦で1試合平均2.85得点、対するDeNAは2.7得点なので、このオッズにも頷ける。しかし、両チーム合わせて10得点の試合が3試合もあるので、大量得点の決着となる可能性も頭の片隅に入れておいた方が良さそうだ。