日本が誇る最高のファイターの一人である朝倉海が、日本時間12月8日にラスベガスで開催される『UFC310』でアレシャンドレ・パントージャに挑み、UFCフライ級王座を目指す。UFCデビュー戦でいきなりタイトル戦に挑戦するのは異例のことだが、対戦相手のパントージャとはいったいどんな選手なのか。
絶対に負けない戦い!100ドル全額返金保証 12/8 朝倉海UFCデビュー戦の勝敗予想
パントージャ(28勝5敗)は、オクタゴンで12勝3敗の戦績を持ち、現在6連勝中の強豪だ。寝技を得意とする一方で、打撃にも長けたオールラウンダーで、堅実なテクニックと冷静な判断力を武器に、相手の強みを封じ込めるスタイルが特徴である。34歳の彼は、ブランドン・モレノを下してUFCフライ級王座を獲得し、その後2度の防衛に成功している。
プロデビューは2007年。キャリアを通じて33戦28勝5敗という輝かしい戦績を残し、そのうち18勝がフィニッシュ(ノックアウト8、サブミッション10)というフィニッシュ率の高さを誇る。
UFC参戦後は、佐々木憂流迦やマネル・ケイプといった日本でも知られる選手たちに勝利し、階級トップの実力者としての地位を確立。2023年にはブランドン・モレノを下してUFCフライ級王座を獲得。その後も防衛戦を成功させ、王者としての存在感をさらに高めている。
彼の強みは、多彩なフィニッシュ能力に加えて、スクランブルの展開での柔軟な対応力。特に、接戦をものにする精神力とスタミナが他の選手と一線を画している。また、テイクダウンの攻防やポジション争いでの優位性を活かし、試合の流れを常に自分に引き寄せる力を持つ。
そして、朝倉海との対戦は大きな注目を集めている。この試合は、パントージャにとってさらに国際的な名声を高める機会となる一方、朝倉にとってもUFCのトップ王者に挑むキャリア最大の挑戦となるだろう。どちらも勝利への執念を見せるファイター同士の激突に期待が集まる。