パドレスのダルビッシュ有が日米通算200勝|200勝投手まとめ

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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手が日本時間20日のアトランタ・ブレーブス戦で今季4勝目(1敗)を手にして、メジャー通算107勝目をマーク。日本プロ野球時代の93勝と合わせて、日米通算200勝の大台に到達した。日米通算200勝は野茂英雄、黒田博樹に次いで史上3人目。日本プロ野球の200勝は過去24人が達成している。ここではダルビッシュの軌跡と200勝投手を一覧でまとめる。

東北高校出身のダルビッシュは、2004年のドラフトで北海道日本ハムファイターズから1位指名を受けて入団。1年目に5勝を挙げると、2年目には12勝5敗、防御率2.89で一気に頭角を現す。その後も2011年まで6年連続二けた勝利をマークし、防御率は5年連続で1点台と日本球界では無双の活躍をした。

日本での実績を引っ提げて、2011年オフにポスティングシステムでメジャー挑戦。翌年の1月に交渉権を獲得したテキサス・レンジャーズと総額6000万ドル(当時のレートで約46億円)の6年契約を締結した。日本時間4月10日のシアトル・マリナーズ戦でデビューの先発マウンドに上がると、5失点ながらも打線の援護を受けてメジャー初先発初勝利をマーク。その後も勝ち星を積み重ねて16勝9敗の成績でメジャー1年目を終えた。

デビューイヤーから3年連続で2けた勝利を記録したダルビッシュは、2017年シーズン途中に期限ギリギリの電撃トレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍。翌2018年からはシカゴ・カブスでプレーし、コロナウイルスの影響でシーズンが60試合に短縮された2020年には8勝3敗、防御率2.01の成績でサイ・ヤング賞の次点にランクインした。そのオフに、2対5の大型トレードでパドレスへ移籍した。

2021年には8勝に終わるも、2022年には5年ぶりの2けた勝利となる16勝(8敗)をマークして見事復活を果たしたダルビッシュ。2023年には8勝を挙げて、日米通算200勝まで残り4勝で2024年のシーズンに突入した。開幕から先発した5試合で白星に見放されたダルビッシュだったが、今季初勝利を挙げた5月1日のシンシナティ・レッズ戦から3連勝を飾り、迎えた19日のブレーブス戦は雨天中止。それでも気持ちを切らさずに翌日のスライド登板では、7回2安打無失点、9奪三振の快投で快挙を達成した。

200勝投手一覧

達成順 氏名 所属 達成日
1 スタルヒン パシフィック 1946.10.20
2 若林 忠志 阪 神 1947.11.3
3 野口 二郎 阪 急 1948.9.3
4 別所 毅彦 巨 人 1954.6.5
5 中尾 碩志 巨 人 1955.8.11
6 藤本 英雄 巨 人 1955.10.11
7 杉下 茂 中 日 1957.10.23
8 金田 正一 国 鉄 1958.6.6
9 稲尾 和久 西 鉄 1962.8.25
10 小山 正明 東 京 1964.8.13
11 米田 哲也 阪 急 1966.8.14
12 梶本 隆夫 阪 急 1967.6.6
13 皆川 睦男 南 海 1968.10.6
14 村山 実 阪 神 1970.7.7
15 鈴木 啓示 近 鉄 1977.4.26
16 堀内 恒夫 巨 人 1980.6.2
17 山田 久志 阪 急 1982.4.29
18 江夏 豊 日本ハム 1982.7.2
19 平松 政次 大 洋 1983.10.21
20 東尾 修 西 武 1984.9.15
21 村田 兆治 ロッテ 1989.5.13
22 北別府 学 広 島 1992.7.16
23 工藤 公康 巨 人 2004.8.17
24 野茂英雄 ブリュワーズ 2005.6.15
25 山本昌 中 日 2008.8.4
26 黒田博樹 広島 2016.7.23
27 ダルビッシュ有 パドレス 2024.5.20

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今季からロサンゼルス・ドジャースに加入してメジャー6年目を迎えた大谷翔平。右ひじ手術の影響で打者に専念する今季だが、昨季に続く本塁打王はもちろんのこと打率、打点などのタイトル奪取が期待される。ここでは、大谷の今季成績や活躍をまとめる。(※表記は日本時間。随時更新) 野球の勝敗予想&オッズはこちらでチェック 大谷翔平の2024シーズン打撃成績(2024年7月6日時点) 打率:.312(3位) 打点:64(3位) 本塁打:27(1位) 盗塁:17(8位タイ) *()内はリーグ順位 7月6日(土) ホームのミルウォーキー・ブリュワーズ戦に1番・DHで先発出場し、5打数ノーヒットに終わり2試合連続でバットから快音が聞かれなかった。初回から先発右腕アーロン・シベルの前に3打席連続三振。7回一死走者なしで迎えたこの日4度目の打席では救援左腕ブライアン・ハドソンの前にレフトライナーに凡退した。同点の8回一死1、2塁で迎えた第5打席はファーストゴロに倒れるも、ランナーを進塁させる最低限の仕事を果たした。 7月5日(金) ホームのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に1番・DHで先発出場し、3打数無安打、1盗塁の成績だった。3試合ぶりにノーヒットに終わった大谷は、打率トップから陥落した。初回の第1打席は、先発右腕ザック・ゲーレンから四球を選び出塁。次打者のヒットで二進し、二死後に今季17個目の盗塁となる三盗を成功させた。先頭で迎えた3回の打席は、空振り三振に倒れた。チームが1点差に迫り、なおも二死2塁のチャンスで迎えた4回の第3打席は、真ん中やや高めのストレートに手が出ず三振に倒れた。7回の第4打席は、22歳の右腕ジャスティン・マルティネスと対戦し、フルカウントからのスプリットにバットが空を切り、この日3つ目の三振を喫した。 7月4日(木) ホームのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に1番・DHで先発出場し、4打数1安打の成績だった。初回の第1打席は、メジャー初先発の右腕クリスチャン・メーナから中前打を放ち、2試合連続ヒットを記録した。2回の第2打席は空振り三振、4回二死1塁の場面では2番手右腕ブライス・ジャービスの前にライトライナーに倒れた。7回の第4打席は、左腕ジョセフ・マンティプリ―と対戦しセンターフライに凡退した。 7月3日(水) ホームのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に1番・DHで先発出場し、5打数3安打、1本塁打、2打点の成績だった。初回の第1打席は、オープナーの左腕ジョセフ・マンティプリーからレフト方向へ流し打ち、左翼手に取られたと思い大谷も走塁の速度を緩めていたが、左翼手が取れないのに気付くと大谷は二塁へ進んだ。結果はツーベース。二死後、4番テオスカー・ヘルナンデスの適時二塁打で先制のホームを踏んだ。先頭で迎えた3回の第2打席は、2番手の右腕ライン・ネルソンと対戦し、カウント2-2からの内角高めのボールにバットが空を切った。5回一死走者なしで迎えた第3打席は、内角のボールに詰まりながらもセンター前へ運び、5試合ぶりのマルチ安打をマークした。1点を追う7回には、22歳の右腕ジャスティン・マルティネスから一時は勝ち越しとなる今季27号ツーランを放った。推定飛距離132メートル弾は、2試合ぶりの一発。9回一死走者なしで迎えた第5打席は、5番手の右腕ポール・シーウォルドの前に空振り三振に倒れた。 7月1日(月) 敵地のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に1番・DHで先発出場し5打数ノーヒットの成績だった。大谷の無安打は5試合ぶり。先発の右腕スペンサー・ビブンズと対戦し、初回からファーストゴロ、三振、三振と良いところなし。先頭で迎えた8回の第4打席は3番手右腕ランデン・ロウプに対しライトフライ、9回二死2塁で迎えたこの日5回目の打席はタイラー・ロジャーズの前に三振に倒れこの試合最後の打者となった。 6月30日(日) 敵地のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に1番・DHで先発出場し4打数1安打、1本塁打、1打点の成績だった。初回の第1打席は、オープナーの左腕エリック・ミラーの前に空振り三振に倒れたが、同点の3回一死ランナー無しで迎えた第2打席では、2番手のスペンサー・ハワードから中堅へ勝ち越しの今季26号本塁打を放った。1点を追う4回二死1、3塁で迎えた第3打席は四球で出塁し、続くウィル・スミスの同点適時打を呼び込んだ。6回の第4打席はレフトフライに倒れた。9回の第5打席は、代わったばかりの救援右腕カミロ・ドバルと対戦し、カウント0-2から変化球にタイミングが合わずバットが空を切った。タイブレークとなった11回無死2塁の第6打席は申告敬遠で出塁した。 6月29日(土) 敵地のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に1番・DHで先発出場し3打数1安打の成績だった。先発右腕ローガン・ウェブと対戦し、初回から見逃し三振、ショートゴロと2打席連続で凡退。ドジャースが1点を先制し、なおも一死3塁の場面では申告敬遠で出塁し、続くウィル・スミスの適時打につなげた。先頭で迎えた8回の第4打席は、代わったばかりの2番手TY・ロジャーズから一塁への安打を放ち、3試合連続ヒットを記録した。 6月27日(木) 敵地のシカゴ・ホワイトソックス戦に1番・DHで先発出場し2打数1安打、1本塁打、1打点の成績だった。第1打席は、先発右腕エリック・フェディに対し今季25号となる2試合連続先頭打者アーチで球団新記録となる10試合連続打点をマーク。3回の第2打席は四球、5回の第3打席は初球を打ち上げ三邪飛に終わった。7回二死1塁で迎えた第4打席は、2番手右腕マイク・ソロカに対し、フルカウントからの内角ストレートを見送りこの日2度目の四球を選んだ。 6月26日(水) 敵地のシカゴ・ホワイトソックス戦に1番・DHで先発出場し、4打数2安打、1本塁打、2打点の成績だった。初回の第1打席は、ホワイトソックス先発右腕クリス・フレクセンがカウント2-2から投じた外角の変化球を右中間スタンドへ運ぶ今季24号本塁打を放ち、9試合連続の打点を記録した。先頭で迎えた3回の第2打席は、フルカウントから際どい球を見極め四球で出塁。同点の4回二死1、3塁で迎えた第3打席は、内角低めに落ちる球をライト前へはじき返す適時打でこの日2打点目をマークした。6回二死1塁の第4打席は、代わったばかりの救援左腕タナー・バンクスの前に空振り三振。9回の第5打席も、4番手右腕ジョン・ブレビアと対戦しカウント1-2から153キロの速球にバットが空を切った。 6月25日(火) 敵地のシカゴ・ホワイトソックス戦に1番・DHで先発出場し、3打数無安打、1打点の成績だった。先発左腕ギャレット・クロシェの前に、初回から空振り三振、ショートゴロ、見逃し三振と3打席連続で凡退。ドジャースが2点を奪った7回二死2塁の場面では、3番手の左腕タナー・バンクスから四球を選んで出塁した。9回一死3塁の場面で迎えたこの日5度目の打席では、センターへの犠牲フライを打って8試合連続の打点を記録した。 6月23日(日) ホームのロサンゼルス・エンゼルス戦に1番・DHで先発出場し4打数1安打、1本塁打、2打点の成績だった。初回の第1打席は先発右腕ザック・プリ―サックの前にライトフライに倒れた。しかし、3回無死1塁で迎えた第2打席は、3試合連続ホームランとなる23号2点本塁打を右中間に叩き込んだ。4回の第3打席は、代わったばかりのカーソン・フルマーから四球を選んで出塁。6回に先頭で立ったこの日4度目の打席は、代わったばかりの救援右腕ハンス・クラウスと対戦するもセカンドゴロに凡退した。8回の第5打席は、初球を打ってセカンドゴロに終わった。

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南米サッカー連盟主催で、世界最古のナショナルチームによる世界選手権と知られるコパ・アメリカが日本時間6月21日に開幕する。48回目を迎える今大会は、南米サッカー連盟(CONMEBOL)に所属するブラジルやアルゼンチンなど10か国と北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)に所属するメキシコ、アメリカなど6か国を合わせた計16か国で王座を競う。ここでは、全試合の日程、対戦カード、結果、順位表をまとめる。 コパ・アメリカの勝敗予想&オッズはこちらでチェック ※日時はすべて日本時間。 【グループステージ】 〈グループA〉 順位表 順位 チーム 勝 分 負 得 失 差 勝点 1 アルゼンチン 3 0 0 5 0 5 9 2 カナダ 1 1 1 1

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日本時間6月15日にドイツで開幕したUEFA EURO2024(ユーロ2024)。24か国が争う4年に一度のビッグイベントは、ヨーロッパはもちろんのこと世界中に熱狂の渦を巻き起こす。ここでは、ユーロ2024のノックアウトステージ全試合における最新オッズをお届けする。 7月7日(日) Quarter Finals (オッズは2024年7月6日7時00分時点) イングランド vs スイス 午前1:00キックオフ BeeBetのオッズ イングランド勝利(延長除く) 2.15 ドロー(延長除く) 2.95 スイス勝利(延長除く) 3.70 両チームの得点(延長除く) あり or なし あり:2.15 なし:1.67 試合の総得点 2.5得点 以上/以下 以上:2.55 以下:1.48 オランダ vs

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24か国が出場するUEFA EURO2024(ユーロ2024)が、いよいよ日本時間6月15日にドイツで開幕した。4年に一度行われるビッグイベントは、ヨーロッパはもちろんのこと世界中に熱狂の渦を巻き起こす。決勝までの1か月間は寝不足の日々が続きそうだ。ここでは、ユーロ2024の全試合の日程、組み合わせ、試合結果、順位表をまとめる。 サッカーの勝敗予想&オッズはこちらでチェック ※日時はすべて日本時間。 【グループステージ】 *順位表内のチーム名太字はグループリーグ突破 〈グループA〉 順位表 順位 チーム 勝 分 負 得 失 差 勝点 1 ドイツ 2 1 0 8 2 6 7 2 スイス 1 2