2月24日（月・祝）、WBOアジアパシフィック・バンタム級王者・那須川天心が、前WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニーと対戦する。 ノンタイトル戦ながら、10回戦での対戦となり、那須川にとってはキャリア最大の試練ともいえる一戦だ。
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那須川天心、ボクサーとしての真価が問われる一戦
キックボクシングから転向し、プロボクシング4戦無敗（1KO）の那須川。スピードとテクニックを武器に、着実にボクサーとしての階段を上がっている。2023年12月の前戦ではアレハンドロ・サンティアゴ（WBC世界バンタム級王者）とのスパーリングを経験し、その手応えを胸に臨む今回の試合は、今後の世界戦線への試金石となる。
対戦相手の**ジェーソン・モロニー（26勝（19KO）3敗）**は、2023年5月にWBOバンタム級王座を獲得したが、同年10月にマヌエル・ナバレッテに敗れ王座から陥落。再び世界王座を狙う彼にとって、この試合は復活への第一歩となる。
モロニー、井上尚弥戦の経験をどう活かすか
モロニーは2020年10月に井上尚弥と対戦。しかし、7ラウンド2分59秒でKO負けを喫し、世界トップクラスとの差を痛感した。この経験を活かし、その後王者にまで上り詰めたモロニーは、那須川にとって過去の対戦相手とは一線を画す存在だ。
特にフィジカルの強さとプレッシャーをかけ続ける戦術は、スピードを武器とする那須川にとって厄介な要素となる。那須川がモロニーの接近戦を封じ、リーチを活かしたカウンターを決められるかがポイントになる。
試合のポイント
- 那須川のスピード vs. モロニーのフィジカルとプレッシャー
- 距離を保ち、那須川がクリーンヒットを重ねられるか
- モロニーが井上戦の経験を活かし、どこまで粘れるか
もし那須川がここでモロニーを攻略すれば、世界タイトル挑戦が大きく現実味を帯びる。逆に、モロニーが勝利すれば、再び世界戦線に戻る足掛かりとなる重要な一戦。那須川が真の世界レベルに到達できるか、注目の試合となる。
勝敗予想オッズ
那須川天心vsジェーソン・モロニー 予想オッズ
（オッズはブックメーカー「BeeBet」が発表したもので日本時間2025年2月20日21時58分時点）
| BeeBetのオッズ | |
| 勝敗 | |
| 那須川天心の勝利 | 1.37 |
| ジェーソン・モロニーの勝利 | 2.80 |
大会概要：日程・会場・試合開始時間
- 開催日：2025年2月24日（月・祝）
- 大会名：Prime Video Boxing 11（プライムビデオボクシング11）
- 対戦カード：バンタム級ノンタイトル10回戦
那須川天心（帝拳）vs ジェーソン・モロニー（オーストラリア） - 試合順：未定
- 大会開始時刻：16:30開始予定 / 試合開始時間：未定
- 会場：有明アリーナ（東京都江東区、収容人数15,000人）
放送・配信予定（テレビ、インターネット）
この試合はAmazonプライムビデオで独占ライブ配信される。
『Prime Video Boxing 11』の視聴にはAmazonプライム会員登録が必要となる。プライム会員の登録は初回（および久々の登録でも）30日間の無料期間があり、その後の料金は月額600円または年額5900円となっている。学生であれば『Prime Student』への登録で初回6ヶ月間の無料体験を利用でき、その後は月額300円または年額2950円と通常の50%オフでAmazonプライム特典を利用できる。
なお、この試合はボクシングの中継・配信実績のある『WOWOW（ワウワウ）』ほかBS/CS衛星放送や『U-NEXT（ユーネクスト）』、『DAZN（ダゾーン）』、『ABEMA（アベマ）』、『Lemino（レミノ）』などのインターネットサービスでの放送・配信予定はない。
- テレビ地上波： –
- BS/CS衛星放送： –
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