3月13日(木)、ボクシングイベント『U-NEXTボクシング2』が東京・両国国技館で開催された。メインの寺地拳四朗vsユーリ阿久井政悟は、寺地が12R1分31秒TKOで勝利し2団体統一王者の座に就いた。セミのアンソニー・オラスクアガvs京口紘人は、王者のオラスクアが防衛に成功、第4試合の岩田翔吉vsレネ・サンティアゴは、岩田が判定負けで王座陥落となった。
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WBC・WBA 世界フライ級王座統一戦は、序盤から激しい撃ち合いとなり終盤まで勝負の行方が全く分からない様子。スコアシートでは、11ラウンドまでユーリ阿久井が優勢だったが、寺地が最終ラウンドに序盤からラッシュ。ユーリ阿久井はクリンチで逃げようとするも、寺地が追い詰め、たまらずレフェリーストップ。寺地が、井上尚弥に次いで日本人2人目となる2階級での王座統一に成功した。
WBO世界フライ級タイトルマッチも、挑戦者の京口がコンパクトなパンチを繰り出し、強打のオラスクアガに参戦。互角の戦いのようにも思えたが、判定は3-0のユナニマスディシジョンでオラスクアガの勝利。オラスクアガは、2度目の防衛に成功した。
WBO世界ライトフライ級タイトルマッチは、積極的に攻める王者の岩田に対し、軽快なステップと的確なジャブを見せる挑戦者のサンティアゴ。判定にまでもつれたが、3-0でサンティアゴに軍配。岩田は初防衛に失敗して、王座から陥落した。
経過・ハイライト
※内容は逆時系列。日時は日本時間表記。
21:38 12Rが終了。ラストになっても両者の闘志はまったく衰えず。寺地が一気に勝負を決めようと序盤からラッシュ。ユーリ阿久井はたまらずクリンチで逃げるが、寺地のパンチは止まらずレフェリーストップ。12R1分31秒TKOで、寺地がWBA/WBA統一王者の座に就いた。
21:34 11Rが終了。残り2ラウンドとなって、お互いに少しペースアップ。ユーリ阿久井が巧みに上下のパンチを使い分ければ、寺地も負けずにパンチを出して応戦する。勝負の行方は運命の最終ラウンドへ。へ。
21:30 10Rが終了。前のラウンドあたりでユーリ阿久井の右まぶた当たりがカットした模様。しかしユーリ阿久井は足を止めずに前へ出続け、寺地もすかさずパンチを出し、一瞬も目が離せない展開。
21:26 9Rが終了。このラウンドもほぼ互角。いまだにどちらも主導権を握れないほど拮抗している。
21:22 8Rが終了。寺地は足を使って距離を取り、自分のペースをつかみ始める。しかし、ユーリ阿久井も負けず劣らず自分のボクシングをする。統一戦らしくクロスゲームとなっている。
21:18 7Rが終了。両者が足を止めて、壮絶な撃ち合い。中盤でややユーリ阿久井の手数が減ってきたようにも思えたが、終盤には再びパンチを出して応戦。
21:14 6Rが終了。寺地のパンチに対して、ひるまないユーリ阿久井。パワーは、ユーリ阿久井のほうに分があるか。
21:11 5Rが終了。このラウンドもお互いにパンチが当たり、一歩も引かない展開。
21:06 4Rが終了。寺地はペースを握ろうと序盤から手数を出していく。ユーリ阿久井はカウンターを合わせて応戦。ここまでほぼ互角の戦いか。
21:02 3Rが終了。中盤にユーリ阿久井の右カウンターが入り、軽いラッシュをかける。2Rに続き、ユーリ阿久井のカウンターが的確。ここまで見ごたえのある撃ち合いを見せる両者。
20:58 2Rが終了。ユーリ阿久井は右ストレート、寺地は左ジャブが当たっている印象。ユーリ阿久井は軌道を変えた多彩なパンチを繰り出す。
20:55 1Rが終了。手数を出すユーリ阿久井に対し、距離を測る寺地。序盤にジャブの差し合いがあり、ユーリ阿久井がふらつく場面も。
20:51 本日のメインイベント、WBC・WBA 世界フライ級王座統一戦12回戦 寺地拳四朗vsユーリ阿久井政悟がスタート。
20:27 激闘の結果は3-0(114-113、117-110、118-109)のユナニマスディシジョンでオラスクアガが2度目の防衛に成功。元2階級王者の京口は、惜しくも3階級制覇ならず。
20:25 12Rが終了。前に出るしかない挑戦者の京口は積極的に攻めるも、オラスクアガもパンチを出してディフェンス。死力を尽くした最終ラウンドでも決着がつかず、勝負の行方は判定へ。
20:21 11Rが終了。終盤に京口が左フックが入りスリップしたかと思われたが、これがダウンとみなされる。ゴング後に京口は納得のいかない表情。
20:17 10Rが終了。お互いになかなか有効だが奪えず、精神の削りあい。終盤に京口がオラスクアガをコーナーに追い詰めるも、オラスクアガもダイナミックなパンチで京口を懐に入れさせない。
20:13 9Rが終了。中盤に京口がワンツーで攻めるが、オラスクアガもすかさず応戦する。接近戦の打ち合いが見られ、見ごたえある攻防となった。
20:09 8Rが終了。オラスクアガはガードを下げて、誘い込むポーズ。さらに、ヒット&アウェイで多彩な攻撃を見せる。対する、京口も簡単にはオラスクアガにペースを渡さない。
20:05 7Rが終了。序盤にオラスクアガの左アッパーからの右フックが京口の顔面にヒット。経験豊富な京口は、クリーンヒットを受けないようにうまくずらす老練なテクニックで忍耐のボクシング。
20:01 6Rが終了。接近戦で互いのパンチが入り始める。
19:57 5Rが終了。オラスクアガがパンチを出して間合いを詰めようとする中、ガードを固める京口も眼光鋭くカウンターを狙う。残り1分を切ったところで、京口が大振りのパンチで距離を詰めようとするもなかなか中に入れさせてもらえない。
19:53 4Rが終了。オラスクアガの強打が顔をのぞかせる。これに対し京口はしっかりと見極め、有効打を与えない。
19:49 3Rが終了。オラスクアガはコーナーで足を止めるなど、京口を挑発。対する京口も簡単には相手の懐には飛び込んでいかず、我慢のボクシング。
19:45 2Rが終了。京口のナイスボディーがオラスクアガの腹部にめり込む。これでヒートアップしたか、オラスクアガもすかさず右ボディーを京口の左わき腹に突き刺す。
19:41 1Rが終了。序盤にオラスクアガの左ボディーが入り、京口がよろめく。京口もコンパクトなワンツーで応戦する。大振りのパンチを出すオラスクアガに対して、コンパクトなパンチを繰り出す京口。
19:38 第5試合:WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦 アンソニー・オラスクアガvs京口紘人がスタート。
19:15 結果は、3-0(116-112、117-111、118-110)のユナニマスディシジョンでサンティアゴが新チャンピオン。岩田は初防衛に失敗して王座陥落。
19:12 12Rが終了。岩田はプレッシャーをかけ続けるが、サンティアゴもジャブで岩田の足を止める。お互いに死力を尽くしたが36分では決着がつかず、勝負の結果は判定に委ねられる。
19:09 11Rが終了。岩田は積極的に前へ出て間合いを詰めるが有効打を打てず。終盤には、サンティアゴのストレートが岩田の顔面をもろにとらえ、サンティアゴは当たったことをアピール。勝負の行方はいよいよ最終12Rへ。
19:04 10Rが終了。岩田は序盤の大振りから小さなモーションのパンチに変更してきた。
19:00 9Rが終了。岩田は足を使いながらパンチを繰り出し、サンティアゴにプレッシャーをかける。残り1分を切ったところでは、岩田のいい右フックがサンティアゴの顔面にヒット。
18:57 8Rが終了。岩田が終盤に右アッパーからフックのコンビネーションがサンティアゴにヒット。サンティアゴはややパンチにキレがなくなってきた印象。
18:53 7Rが終了。サンティアゴは足を使ったフットワークでかわし、時には老獪なクリンチで岩田の効果的なパンチを封じる。岩田は執拗なボディー攻撃でアグレッシブに攻める。
18:49 6Rが終了。中盤に差し掛かって、お互いにややペースダウン。その中で、岩田の右ボディーが的確にサンティアゴのボディーをとらえる。サンティアゴは効いてないジェスチャー。
18:45 5Rが終了。岩田は前に出て、ボディーとフックのコンビネーションでサンティアゴをロープに追い詰めていく。対するサンティアゴも軽快なフットワークでかわす。
18:41 4Rが終了。岩田は左右のボディーでサンティアゴを間合いに入らせない。さらに岩田は積極的に懐に飛び込み、ペースを握る。
18:37 3Rが終了。中盤に岩田の左ボディーがサンティアゴをとらえる。岩田は終盤にも距離を詰めて手数を出し、徐々にリズムをつかんでくる。
18:33 2Rが終了。サンティアゴのジャブが入り、岩田の顔が少し赤く腫れる。岩田も前に出て応戦する。
18:28 1Rが終了。挑戦者サンティアゴが独特なリズムから繰り出すジャブが当たっていた印象。王者の岩田は様子見の感じ。
18:25 第4試合:WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦 岩田翔吉vsレネ・サンティアゴの1Rがスタート
18:02 坪井が驚異のラッシュを見せ、2R2分34秒でTKO勝ち。
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17:55 第3試合:117P契約 8回戦 坪井智也vsボーンルエン・パヨーム。2021年世界選手権バンタム級優勝の坪井智也はデビュー戦。
17:45 結果は3-0の判定で蛯名が勝利。
17:27 第2試合:60.0kg契約 4回戦 永野友己vs蛯名創魅がスタート。
17:20 結果は3-0の判定で松村直樹が勝利。
17:00 第1試合:ウェルター級 4回戦 根本純也vs松村直樹がスタート。
試合の勝敗予想オッズ
(オッズはブックメーカー「BeeBet」が発表したもので日本時間2025年3月11日10時37分時点)
第6試合:WBC・WBA世界フライ級王座統一戦 12回戦
寺地拳四朗(WBC王者、B.M.B)vs ユーリ阿久井政悟(WBA王者、倉敷守安)
BeeBetのオッズ | |
寺地拳四朗の勝利 | 1.25 |
ドロー | 26.00 |
ユーリ阿久井政悟の勝利 | 4.00 |
勝利方法 | |
寺地拳四朗のTKO勝ち | 1.98 |
寺地拳四朗の判定勝ち | 2.65 |
ドロー | 25.00 |
ユーリ阿久井政悟のTKO勝ち | 9.00 |
ユーリ阿久井政悟の判定勝ち | 6.75 |
第5試合:WBO世界フライ級タイトルマッチ 12回戦
アンソニー・オラスクアガ(王者、アメリカ/帝拳)vs 京口紘人(ワタナベ)
BeeBetのオッズ | |
アンソニー・オラスクアガの勝利 | 1.23 |
ドロー | 26.00 |
京口紘人の勝利 | 4.10 |
勝利方法 | |
アンソニー・オラスクアガのTKO勝ち | 1.70 |
アンソニー・オラスクアガの判定勝ち | 3.30 |
ドロー | 26.00 |
京口紘人のTKO勝ち | 11.00 |
京口紘人の判定勝ち | 6.25 |
第4試合:WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ 12回戦
岩田翔吉(王者、帝拳)vs レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)
BeeBetのオッズ | |
岩田翔吉の勝利 | 1.10 |
ドロー | 26.00 |
レネ・サンティアゴの勝利 | 6.50 |
勝利方法 | |
岩田翔吉のTKO勝ち | 1.53 |
岩田翔吉の判定勝ち | 2.85 |
ドロー | 26.00 |
レネ・サンティアゴのTKO勝ち | 12.00 |
レネ・サンティアゴの判定勝ち | 15.00 |
大会概要:日程・会場・試合開始時間
- 大会名:U-NEXT BOXING 2(ユーネクストボクシング2)
- メインイベント:WBC/WBA世界フライ級王座統一戦12回戦
寺地拳四朗(WBC王者、B.M.B)vs ユーリ阿久井政悟(WBA王者、倉敷守安) - 日程:2025年3月13日(木)- 15:20大会開演(予定)
- 会場:両国国技館(東京都墨田区、収容人数11,098人)
- メインイベント試合開始時間:19:00〜20:00
放送・配信予定(テレビ、インターネット)
この試合はU-NEXT(ユーネクスト)の見放題コンテンツとして独占ライブ配信される。
寺地vsユーリ阿久井を含む『U-NEXT BOXING 2』の視聴にはU-NEXTへの会員登録が必要となる。U-NEXTの視聴料金は月額2,189円で、見放題作品の視聴、雑誌読み放題サービスに加え、U-NEXTの様々なサービスに利用可能なポイントが1,200ポイント(1ポイント=1円)が毎月付与される。
この試合はボクシングの中継・配信実績のある『WOWOW(ワウワウ)』ほかBS/CS衛星放送や『Amazonプライムビデオ(アマゾンプライムビデオ)』、『DAZN(ダゾーン)』、『ABEMA(アベマ)』、『Lemino(レミノ)』などのインターネットサービスでの放送・配信予定はない。
- テレビ地上波: –
- BS/CS衛星放送: –
- インターネット:U-NEXT
▼配信予定
- U-NEXT:2025年3月13日(木)16:20配信開始 / 16:30番組開始
見逃し配信期間:見逃し配信準備完了次第~4月12日(土)23:59
※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。