今永昇太、山本由伸の受賞もある⁉ 歴代サイ・ヤング賞受賞者まとめ

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メジャーリーグ(MLB)のその年も最も優れた投手に贈られるサイ・ヤング賞。その昔、MLBで歴代最多の通算511勝を挙げた大投手、サイ・ヤングに敬意を表してその名が名付けられた。

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ロジャー・クレメンスやランディ・ジョンソンなどMLBのレジェンドが受賞

過去には“ロケットマン”の愛称で知られた豪速球右腕ロジャー・クレメンスが最多の7度受賞し、身長208センチの“ビッグユニット”ランディ・ジョンソンも5回選出された。日本勢も2020年に当時シカゴ・カブスのダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)と当時ミネソタ・ツインズの前田健太(デトロイト・タイガース)がそれぞれ投票で2位に入り、あと一歩のところまで迫った。また、2022年にも当時ロサンゼルス・エンゼルスだった大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が投票で4位、2023年も千賀晃大が7位に食い込むなど、日本人投手にも着実に手が届く賞になりつつある。ここでは、歴代サイ・ヤング賞受賞者を一覧でまとめる。

今永昇太、山本由伸も候補の一人

なお、BeeBetはすでにサイ・ヤング賞のオッズ(2024年6月4日19時24分時点)が出ており、ナショナル・リーグでは、3年連続2けた勝利をマークしているザック・ウィーラー(フィラデルフィア・フィリーズ)が「2.85」倍で一番人気。そして、MLB1年目ながらデビュー戦から快投を続ける今永昇太(シカゴ・カブス)と大谷の同僚のタイラー・グラスノー(ドジャース)が「7.00」倍と続き、山本由伸(ドジャース)も9番人気タイの「21.00」倍で堂々と名を連ねている。なお、ダルビッシュが「96.00」倍、今季未登板の千賀も「66.00」倍で候補の一人として選ばれている。

一方、アメリカン・リーグに目を向けてみると、一番人気は、前田のチームメイトでMLB5年目の左腕タリク・スカバル(タイガース)が「2.45」倍。日本人投手では、菊池雄星(トロント・ブルージェイズ)が「91.00」倍、前田が「176.00」倍と高いオッズをつけている。

サイ・ヤング賞とは

サイ・ヤング賞は毎年、それぞれのリーグで最優秀投手に贈られる賞。1956年に設立されてから1966年までは、メジャーリーグ全体で最優秀投手に贈られていた。1967年以降は、アメリカン・リーグとナショナル・リーグそれぞれから1人ずつ選ばれるようになった。なお、1956年から1958年までは、投手がサイ・ヤング賞を2回受賞することは認められていなかった。サイ・ヤング賞は、シーズン終了後、ポストシーズンが始まる前に全米野球記者協会(BBWAA)の投票によって決定される。

歴代サイ・ヤング賞受賞者一覧

リーグ 氏名 チーム セーブ 防御率 投球回数 奪三振
2023 AL ゲリット・コール ヤンキース 15 4 0 2.63 209 222
2023 NL ブレイク・スネル パドレス 14 9 0 2.25 180 234
2022 AL ジャスティン・バーランダー アストロズ 18 4 0 1.75 175 185
2022 NL サンディ・アルカンタラ マーリンズ 14 9 0 2.28 228.2 207
2021 AL ロビー・レイ ブルージェイズ 13 7 0 2.84 193.1 248
2021 NL コービン・バーンズ ブリュワーズ 11 5 0 2.43 167 234
2020 AL シェーン・ビーバー インディアンス 8 1 0 1.63 77.1 122
2020 NL トレバー・バウアー レッズ 5 4 0 1.73 73 100
2019 AL ジャスティン・バーランダー アストロズ 21 6 0 2.58 223 300
2019 NL ジェイコブ・デグロム メッツ 11 8 0 2.43 204 255
2018 AL ブレイク・スネル レイズ 21 5 0 1.89 180.2 221
2018 NL ジェイコブ・デグロム メッツ 10 9 0 1.70 217 269
2017 AL コーリー・クルーバー インディアンス 18 4 0 2.25 203.2 265
2017 NL マックス・シャーザー ナショナルズ 16 6 0 2.51 200.2 268
2016 AL リック・ポーセロ レッドソックス 22 4 0 3.15 223 189
2016 NL マックス・シャーザー ナショナルズ 20 7 0 2.96 228.1 284
2015 AL ダラス・カイケル アストロズ 20 8 0 2.48 232 216
2015 NL ジェイク・アリエッタ カブス 22 6 0 1.77 229 236
2014 AL コーリー・クルーバー インディアンス 18 9 0 2.44 235.2 269
2014 NL クレイトン・カーショウ ドジャース 21 3 0 1.77 198.1 239
2013 AL マックス・シャーザー タイガース 21 3 0 2.90 214.1 240
2013 NL クレイトン・カーショウ ドジャース 16 9 0 1.83 236 232
2012 AL デビッド・プライス レイズ 20 5 0 2.56 211 205
2012 NL R.A.ディッキー メッツ 20 6 0 2.73 233.2 230
2011 AL ジャスティン・バーランダー タイガース 24 5 0 2.40 251 250
2011 NL クレイトン・カーショウ ドジャース 21 5 0 2.28 233.1 248
2010 AL フェリックス・ヘルナンデス マリナーズ 13 12 0 2.27 249.2 232
2010 NL ロイ・ハラデイ フィリーズ 21 10 0 2.44 250.2 219
2009 AL ザック・グリンキー ロイヤルズ 16 8 0 2.16 229.1 242
2009 NL ティム・リンスカム ジャイアンツ 15 7 0 2.48 225.1 261
2008 AL クリフ・リー インディアンス 22 3 0 2.54 223.1 170
2008 NL ティム・リンスカム ジャイアンツ 18 5 0 2.62 227 265
2007 AL CCサバシア インディアンス 19 7 0 3.21 241 209
2007 NL ジェイク・ピービー パドレス 19 6 0 2.54 223.1 240
2006 AL ヨハン・サンタナ ツインズ 19 6 0 2.77 233.2 245
2006 NL ブランドン・ウェッブ ダイヤモンドバックス 16 8 0 3.10 235 178
2005 AL バートロ・コロン エンゼルス 21 8 0 3.48 222.2 157
2005 NL クリス・カーペンター カーディナルス 21 5 0 2.83 241.2 213
2004 AL ヨハン・サンタナ ツインズ 20 6 0 2.61 228 265
2004 NL ロジャー・クレメンス アストロズ 18 4 0 2.98 214.1 218
2003 AL ロイ・ハラデイ ブルージェイズ 22 7 0 3.25 266 204
2003 NL エリック・ガニエ ドジャース 2 3 55 1.20 82.1 137
2002 AL バリー・ジート アスレチックス 23 5 0 2.75 229.1 182
2002 NL ランディ・ジョンソン ダイヤモンドバックス 24 5 0 2.32 260 334
2001 AL ロジャー・クレメンス ヤンキース 20 3 0 3.51 220.1 213
2001 NL ランディ・ジョンソン ダイヤモンドバックス 21 6 0 2.49 249.2 372
2000 AL ペドロ・マルティネス レッドソックス 18 6 0 1.74 217 284
2000 NL ランディ・ジョンソン ダイヤモンドバックス 19 7 0 2.64 248.2 347
1999 AL ペドロ・マルティネス レッドソックス 23 4 0 2.07 213.1 313
1999 NL ランディ・ジョンソン ダイヤモンドバックス 17 9 0 2.48 271.2 364
1998 AL ロジャー・クレメンス ブルージェイズ 20 6 0 2.65 234.2 271
1998 NL トム・グラビン ブレーブス 20 6 0 2.47 229.1 157
1997 AL ロジャー・クレメンス ブルージェイズ 21 7 0 2.05 264 292
1997 NL ペドロ・マルティネス エクスポス 17 8 0 1.90 241.1 305
1996 AL パット・ヘントゲン ブルージェイズ 20 10 0 3.22 265.2 177
1996 NL ジョン・スモルツ ブレーブス 24 8 0 2.94 253.2 276
1995 AL ランディ・ジョンソン マリナーズ 18 2 0 2.48 214.1 294
1995 NL グレッグ・マダックス ブレーブス 19 2 0 1.63 209.2 181
1994 AL デビッド・コーン ロイヤルズ 16 5 0 2.94 171.2 132
1994 NL グレッグ・マダックス ブレーブス 16 6 0 1.56 202 156
1993 AL ジャック・マクドウェル ホワイトソックス 22 10 0 3.37 256.2 158
1993 NL グレッグ・マダックス ブレーブス 20 10 0 2.36 267 197
1992 AL デニス・エカーズリー アスレチックス 7 1 51 1.91 80 93
1992 NL グレッグ・マダックス カブス 20 11 0 2.18 268 199
1991 AL ロジャー・クレメンス レッドソックス 18 10 0 2.62 271.1 241
1991 NL トム・グラビン ブレーブス 20 11 0 2.55 246.2 192
1990 AL ボブ・ウェルチ アスレチックス 27 6 0 2.95 238 127
1990 NL ダグ・ドレイベック パイレーツ 22 6 0 2.76 231.1 131
1989 AL ブレット・セイバーヘイゲン ロイヤルズ 23 6 0 2.16 262.1 193
1989 NL マーク・デイビス パドレス 4 3 44 1.85 92.2 92
1988 AL フランク・バイオーラ ツインズ 24 7 0 2.64 255.1 193
1988 NL オーレル・ハーシュハイザー ドジャース 23 8 1 2.26 267 178
1987 AL ロジャー・クレメンス レッドソックス 20 9 0 2.97 281.2 256
1987 NL スティーブ・ベドロシアン フィリーズ 5 3 40 2.83 89 74
1986 AL ロジャー・クレメンス レッドソックス 24 4 0 2.48 254 238
1986 NL マイク・スコット アストロズ 18 10 0 2.22 275.1 306
1985 AL ブレット・セイバーヘイゲン ロイヤルズ 20 6 0 2.87 235.1 158
1985 NL ドワイト・グッデン メッツ 24 4 0 1.53 276.2 268
1984 AL ウィリー・ヘルナンデス タイガース 9 3 32 1.92 140.1 112
1984 NL リック・サットクリフ カブス 16 1 0 2.69 150.1 155
1983 AL ラマー・ホイト ホワイトソックス 24 10 0 3.66 260.2 148
1983 NL ジョン・デニー フィリーズ 19 6 0 2.37 242.2 139
1982 AL ピート・ブコビッチ ブリュワーズ 18 6 0 3.34 223.2 105
1982 NL スティーブ・カールトン フィリーズ 23 11 0 3.10 295.2 286
1981 AL ローリーフィンガーズ ブリュワーズ 6 3 28 1.04 78 61
1981 NL フェルナンド・バレンズエラ ドジャース 13 7 0 2.48 192.1 180
1980 AL スティーブ・ストーン オリオールズ 25 7 0 3.23 250.2 149
1980 NL スティーブ・カールトン フィリーズ 24 9 0 2.34 304 286
1979 AL マイク・フラナガン オリオールズ 23 9 0 3.08 265.2 190
1979 NL ブルース・サッター カブス 6 6 37 2.22 101.1 110
1978 AL ロン・ギドリー ヤンキース 25 3 0 1.74 273.2 248
1978 NL ゲイロード・ペリー パドレス 21 6 0 2.73 260.2 154
1977 AL スパーキー・ライル ヤンキース 13 5 26 2.17 137 68
1977 NL スティーブ・カールトン フィリーズ 23 10 0 2.64 283 198
1976 AL ジム・パーマー オリオールズ 22 13 0 2.51 315 159
1976 NL ランディ・ジョーンズ パドレス 22 14 0 2.74 315.1 93
1975 AL ジム・パーマー オリオールズ 23 11 1 2.09 323 193
1975 NL トム・シーバー メッツ 22 9 0 2.38 280.1 243
1974 AL キャットフィッシュ・ハンター アスレチックス 25 12 0 2.49 318.1 143
1974 NL マイク・マーシャル ドジャース 15 12 21 2.42 208.1 143
1973 AL ジム・パーマー オリオールズ 22 9 1 2.40 296.1 158
1973 NL トム・シーバー メッツ 19 10 0 2.08 290 251
1972 AL ゲイロード・ペリー インディアンス 24 16 1 1.92 342.2 234
1972 NL スティーブ・カールトン フィリーズ 27 10 0 1.97 346.1 310
1971 AL バイダ・ブルー アスレチックス 24 8 0 1.82 312 301
1971 NL ファーギー・ジェンキンス カブス 24 13 0 2.77 325 263
1970 AL ジム・ペリー ツインズ 24 12 0 3.04 278.2 168
1970 NL ボブ・ギブソン カーディナルス 23 7 0 3.12 294 274
1969 AL マイク・クェイヤー オリオールズ 23 11 0 2.38 290.2 182
1969 AL デニー・マクレイン タイガース 24 9 0 2.80 325 181
1969 NL トム・シーバー メッツ 25 7 0 2.21 273.1 208
1968 AL デニー・マクレイン タイガース 31 6 0 1.96 336 280
1968 NL ボブ・ギブソン カーディナルス 22 9 0 1.12 304.2 268
1967 AL ジム・ロンボーグ レッドソックス 22 9 0 3.16 273.1 246
1967 NL マイク・マコーミック ジャイアンツ 22 10 0 2.85 262.1 150
1966 ML サンディ・コーファックス ドジャース 27 9 0 1.73 323 317
1965 ML サンディ・コーファックス ドジャース 26 8 2 2.04 335.2 382
1964 ML ディーン・チャンス エンゼルス 20 9 4 1.65 278.1 207
1963 ML サンディ・コーファックス ドジャース 25 5 0 1.88 311 306
1962 ML ドン・ドライスデール ドジャース 25 9 1 2.83 314.1 232
1961 ML ホワイティ・フォード ヤンキース 25 4 0 3.21 283 209
1960 ML バーン・ロー パイレーツ 20 9 0 3.08 271.2 120
1959 ML アーリー・ウィン ホワイトソックス 22 10 0 3.17 255.2 179
1958 ML ボブ・ターリー ヤンキース 21 7 1 2.97 245.1 168
1957 ML ウォーレン・スパーン ブレーブス 21 11 3 2.69 271 111
1956 ML ドン・ニューカム ドジャース 27 7 0 3.06 268 139

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ロサンゼルス・ドジャースは日本時間17日、敵地でアトランタ・ブレーブスと4連戦の最終戦を戦う。ドジャースの大谷翔平はこの試合で、夢の「50-50」に向けてどこまで近づけるか注目だ。 大谷翔平がホームランを打つか予想 大谷は、16日のブレーブス戦で4打数2安打。適時二塁打2本で2打点をマークして勝利に貢献した。しかし、本塁打と盗塁は3試合連続なしの状態。前人未到の50本塁打、50盗塁まで足踏みしており、残り13試合で夢の大記録へ挑戦する。 ドジャースの先発マウンドに上がるのは、山本由伸。復帰初戦の前回登板では4回8奪三振の好投で復活をアピールした。初対戦となるブレーブス打線には、大谷と打率、本塁打、打点のタイトルを争うマルセル・オズナがおり、気の抜けない相手だ。 ブレーブスの先発予定は、マックス・フリード。メジャー8年目の左腕は、2019年に17勝をマークするなど3度の2けた勝利をマーク。今季はオールスターに選出され、ここまで9勝9敗、防御率3.46の成績を挙げている。投球スタイルは、150キロを超えるフォーシームに、カーブ、シンカー、チェンジアップなど多彩な変化球を操り打者を困惑させる。間違いなくメジャーを代表する左腕の一人だが、大谷に対しては、3打数3安打、1本塁打と苦手にしている。 ブックメーカー「BeeBet」の勝敗予想オッズは、ドジャースの勝利(延長含む)が「1.88」倍に対し、ブレーブスの勝利(延長含む)が「1.97」倍と、1勝2敗で最終戦を迎えるドジャースに人気が傾いている。 なおブックメーカー「BeeBet」では、大谷がこの試合でホームランを打つか打たないかの特別イベントが展開され、打つが「2.60」倍に対し、打たないが「1.30」倍となっている。 (ブックメーカー「BeeBet」のオッズは2024年9月16日17時40分時点) 究極の2択! 大谷翔平が50本塁打到達するかを予想して500円分のアマギフカードをGETしよう

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今季からロサンゼルス・ドジャースに加入してメジャー6年目を迎えた大谷翔平。右ひじ手術の影響で打者に専念する今季だが、昨季に続く本塁打王はもちろんのこと打率、打点などのタイトル奪取が期待される。ここでは、大谷の今季成績や活躍をまとめる。(※表記は日本時間。随時更新) 大谷翔平がホームランを打つか予想 大谷翔平の2024シーズン打撃成績(2024年9月16日時点) 打率:.290(6位) 打点:106(2位) 本塁打:47(1位) 盗塁:48(2位) *()内はリーグ順位 9月16日(月) 敵地のアトランタ・ブレーブス戦に1番・DHで先発出場し4打数2安打、2打点の成績だった。初回からの2打席は、40歳の先発右腕チャーリー・モートンの前に連続三振。しかし、5回二死1、3塁の場面で迎えた第3打席は、ライトへの適時二塁打をマーク。さらに、1点を追う7回二死1、2塁で立ったこの日4度目の打席は、2番手の左腕ディラン・リーから試合を振り出しに戻すタイムリーツーベースを放った。9回二死3塁で迎えた第5打席は申告敬遠だった。 9月15日(日) 敵地のアトランタ・ブレーブス戦に1番・DHで先発出場し2打数ノーヒットで、2試合連続の無安打に終わった。初回はブレーブス先発左腕クリス・セールから四球を選んで出塁する。しかし、3回の第2打席から、今季のナショナル・リーグでサイ・ヤング賞に最も近いセールに対し、三振、ピッチャーゴロに凡退。大差がついたことにより、7回裏から途中交代した。 9月14日(土) 敵地のアトランタ・ブレーブス戦に1番・DHで先発出場し4打数ノーヒットの成績だった。初回から先発右腕スペンサー・シュウェレンバックの前に、センターフライ、三振、レフトフライと3打席連続で凡退。8回一死走者なしで迎えた第4打席も、救援右腕ジョー・ヒメネスと対戦しこの日2つ目の空振り三振に終わった。 9月12日(木) ホームのシカゴ・カブス戦に1番・DHで先発出場し4打数2安打、1本塁打、3打点の成績だった。初回は先発左腕ジョーダン・ウィックスと対戦し、カウント1-2からの4球目の甘い変化球を右中間スタンドへ叩き込む今季47号本塁打。先頭で迎えた2回の第2打席は四球で出塁すると、一死後に二盗を成功させて今季48盗塁とした。3回二死2、3塁で立った第3打席は、初球をセンター前へ運ぶ2点適時打で3打席連続の出塁を果たした。その後、5回二死2塁で迎えた第4打席はセンターフライ、7回の第5打席も二死1、2塁の好機だったがライトフライに倒れた。 9月11日(水) ホームのシカゴ・カブス戦に1番・DHで先発出場し4打数ノーヒットだった。大谷のノーヒットは3試合ぶり。初回は、カブスの今永昇太と対戦し、ショートフライ。同点の3回無死1、2塁の場面で迎えた今永と2度目の対戦は、スライダーを強振するもファーストゴロで併殺打となった。今永と3度目の対戦となった5回の打席は、右中間へ大きな当たりを放つも、ひと伸びが足りず右翼手のグラブに収まった。8回の第4打席は、ネート・ピアソンと対戦し、3打席目のリプレイを見ているかのように右中間へ良い打球を飛ばすも、スタントまでわずかに届かず中堅手にキャッチされた。 9月10日(火) ホームのシカゴ・カブス戦に1番・DHで先発出場し4打数2安打、1盗塁の成績だった。初回は、先発の右腕カイル・ヘンドリックスと対戦し、ショートフライ。3回二死ランナーなしで迎えた第2打席はストレートの四球を選ぶと、次打者の際に今季47個目の盗塁を成功させた。5回一死1塁で迎えた第3打席はインコースのボールに詰まりながらもセンター前へ運び出塁。さらに先頭で迎えた7回の第4打席は、代わったばかりの左腕ドルー・スマイリーに対し、初球から積極的にバットを振りライトへのヒット。右翼手が弾いてボールの処理に手間取る間に二塁へ進んだ。記録は1ヒット、1エラー。8回一死1塁で立ったこの日5度目の打席は、右横手投げのタイラー・ミラーと対戦し、カウント1-2から内角へのボールになる変化球にバットが空を切った。 9月9日(月) ホームのクリーブランド・ガーディアンズ戦に1番・DHで先発出場し、4打数2安打、1本塁打、1打点の成績だった。初回は先発右腕タナー・ビビーと対戦し、レフトフライに凡退。しかし、3回二死ランナーなしで迎えた第2打席は、センター前ヒットで出塁。今季の安打数を自己最多の161本に伸ばした。そして、5回の第3打席は、キャリアハイに並ぶ今季46号ソロ本塁打をマークした。7回の第4打席は、右腕ケイド・スミスの前に空振り三振に終わった。 究極の2択! 大谷翔平が50本塁打到達するかを予想して500円分のアマギフカードをGETしよう 9月8日(日) ホームのクリーブランド・ガーディアンズ戦に1番・DHで先発出場し4打数ノーヒットの成績だった。初回の1打席目は先発右腕ギャビン・ウィリアムズと対戦し、初球に反応してライトスタンドへ叩き込む46号本塁打かと思われたが惜しくもファウル。気を取り直して挑んだが、5球目を打ってショートゴロに倒れた。打者一巡して回ってきたこの回2度目の打席も二死1塁の場面で、2番手右腕ペドロ・ピアラの前にセカンドゴロに終わった。4回の第3打席は、3番手右腕スコット・バーローが投じた内角へのスライダーにバットが空を切り、空振り三振。6回の第4打席は、左腕エリック・サブロウスキーと対戦し、良い音を響かせる当たりを放つも、ひと伸びが足りず左翼手のグラブに収まった。 9月7日(土) ホームのクリーブランド・ガーディアンズ戦に1番・DHで先発出場し4打数2安打、1本塁打、1打点の成績だった。先発左腕マット・ボイドと対戦し、初回はセンターフライ、3回の第2打席は空振り三振を喫していた。しかし、6回一死走者なしで迎えた第3打席、カウント1-0からの2球目をセンターバックスクリーン左に運ぶ今季45号本塁打をマーク。5試合ぶりの一発で今季100打点目を記録し、2021年の自己ベストに肩を並べた。8回のこの日4度目の打席は、ハンター・ギャディスからライト前ヒットを記録。今季の安打数を160本に伸ばし、2022年の自己最多記録に並んだ。 9月5日(木) 敵地のロサンゼルス・エンゼルス戦に1番・DHで先発出場し4打数ノーヒットだった。大谷は3試合ぶりの無安打だった。先発右腕グリフィン・ギャニングと対戦し、初回からサードフライ、センターフライ、空振り三振と3打席連続で凡退。8回の第4打席は、ハンター・ストリックランドと対戦し、高めのフォーシームを打ち上げてサードフライに倒れた。

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レアル・ソシエダの久保建英は、今季でラ・リーガ6年目を迎える。レアル・ソシエダに完全移籍した2022年は飛躍の年になり、昨季は自身初のUEFAチャンピオンズリーグに出場するなど、その成長はとどまることを知らない。ここでは、久保の今季成績や活躍をまとめる。 久保建英の2024-25シーズン成績(2024年9月15日時点) 得点:1 アシスト:0 シュート:3 警告/退場:0 試合数:5 先発出場:4 出場時間(分):331 9月15日(日) ホームのレアル・マドリード戦に先発出場。前半38分に味方がシュートして相手守備に跳ね返ったボールに反応し、ゴール正面から左足を力強く振りぬくも、ディフェンスに当たりゴールはならず。本人も頭を抱えて悔しがった。今季2度目のフル出場を果たすも、3試合ぶりにゴールを揺らすことはできなかった。 9月2日(月) アウェイのヘタフェ戦に先発出場。2試合連続でスタメンの久保は、4-4-2の中盤右サイドで精力的に動くもシュートはゼロ。古巣相手にゴールを奪えず、後半15分にシェラルド・ベッカーと交代してベンチへ退いた。 8月29日(木) ホームのアラベス戦に先発出場。2試合ぶりのスタメンに名を連ねた久保は、4-4-2の2列目右サイドでフル出場し、シュートを1本放つも2試合連続のゴールを奪うことはできなかった。 8月25日(日) アウェイのエスパニョール戦に後半21分から途中出場。後半35分には右サイドでボールを受けると、ドリブルで2人を一瞬でかわし、角度のないところから得意の左足でサイドネットにボールを突き刺す今季初ゴールを決めた。 #久保建英 #ラ・リーガ 第2節 エスパニョール戦 途中出場の #久保建英 は、今季初ゴールとなる決勝ゴール!pic.twitter.com/IZgt5aALme — BeeBet Sports (@beebetsports) August 25,

MLB

ロサンゼルス・ドジャースは日本時間15日、敵地でアトランタ・ブレーブスと4連戦の2戦目を戦う。ドジャースの大谷翔平は、前人未到の50本塁打、50盗塁の「50-50」まで秒読み段階に入っており、その数字にどこまで近づけるか注目だ。 大谷翔平がホームランを打つか予想 大谷は、14日のブレーブス戦で4打数ノーヒット。2試合ぶりの無安打に終わり、夢の記録達成まで足踏みした。ただ、ブレーブス戦は球団別にみると、打率.500(16打数8安打)、3本塁打と得意にしているだけに、2試合ぶりのアーチをかけて大記録に近づきたいところだ。 ブレーブスの先発予定は、クリス・セール。35歳のベテラン左腕は、2012年から7年連続で2けた勝利をマーク。その後の5シーズンは不本意な成績に終わったが、今季はここまで27試合の先発登板で16勝3敗、防御率2.38と完全復活し、ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞の筆頭候補だ。クロスステップ気味に踏み込み、左横手から繰り出す投球は、スライダーと150キロを超えるフォーシームでおよそ8割を占め、奪三振数(213)が投球イニング(166回2/3)を大きく上回る“ドクターK”だ。なお、大谷に対しては3打数1安打(打率.333)。 ブックメーカー「BeeBet」の勝敗予想オッズは、ドジャースの勝利(延長含む)が「2.05」倍に対し、ブレーブスの勝利(延長含む)が「1.82」倍と、4連戦初戦を制したブレーブスに人気が傾いている。 なおブックメーカー「BeeBet」では、大谷がこの試合でホームランを打つか打たないかの特別イベントが展開され、打つが「2.60」倍に対し、打たないが「1.30」倍となっている。 (ブックメーカー「BeeBet」のオッズは2024年9月14日22時9分時点) 究極の2択! 大谷翔平が50本塁打到達するかを予想して500円分のアマギフカードをGETしよう