ロサンゼルス・ドジャースは日本時間10日、敵地に乗り込みフィラデルフィア・フィリーズと対戦する。メジャー通算200本塁打に王手をかけている大谷翔平は、2試合ぶりの一発で大台に到達するか注目が集まる。
7月の大谷は、打率.292、2本塁打、3打点とまずまずの出だしだが、三振の多さが気になる。27打席で11三振と、2.45打席に一度の割合で三振を喫していることになる。特に内角高めに対しての打率が悪いので、苦手を克服することが2年連続本塁打王に向けて重要になってくるかもしれない。
フィリーズの先発予定は、ザック・ウィーラー。今季のオールスターに選出された34歳の右腕は、2021年から3年連続で2けた勝利をマークし、今季も9勝4敗、防御率2.74と4年連続2けた勝利に向けて視界良好だ。ピッチングスタイルは、フォームシームが投球の4割以上を占め、そこに150キロ超の高速シンカーなどを織り交ぜてくる厄介な投手だ。大谷とは3度対戦して1打数1安打、2四球。今季28本塁打の大谷は、左投手から7本に対し、右投手から21本と圧倒的に右投手を得意にしているだけに、この一戦でメジャー通算200号が飛び出すかもしれない。
BeeBetのオッズは、フィリーズの勝利(延長含む)が「1.70」倍に対し、ドジャースの勝利(延長含む)が「2.20」倍とフィリーズに人気が傾いている。なおBeeBetでは、大谷がホームランを打つか打たないかの特別イベントが展開され、打つが「2.60」倍に対し、打たないが「1.30」倍となっている。
(オッズは2024年7月9日5時20分時点)