ロサンゼルス・ドジャースは日本時間16日、地元でカンザスシティ・ロイヤルズとインターリーグを行う。先発予定はドジャースが山本由伸、ロイヤルズがセス・ルーゴだ。
大谷は、ここまで打率.309、15本塁打、41打点、14盗塁をマーク。15日のロイヤルズ戦では4打数2安打で8試合ぶりのマルチヒットを記録した。ロイヤルズ先発のルーゴは、アメリカン・リーグトップの9勝を挙げている右腕。大谷とは過去の対戦で3打数ノーヒットに抑えている。34歳のベテラン右腕は、球速はそれほど速くないが、シンカー、カーブ、スライダーなど多彩な変化球で打者を幻惑する。ここまで15本塁打の大谷は、ほとんどが真ん中より上のボールをスタンドへ運んでおり、低めの変化球には注意が必要だ。
山本は当初中5日で14日のテキサス・レンジャーズ戦に先発予定だったが、同僚のタイラー・グラスノーに十分な休養を与えるため、16日のロイヤルズ戦にスライド先発することになった。基本的に中5日でローテーションを回っていた右腕にこの影響が吉と出るか凶と出るか。
山本にとってロイヤルズは初めての対戦相手。その中で、打率.325でアメリカン・リーグトップのボビー・ウィットJrに注意したい。今季11本塁打を放ちデビューした2022年から3年連続で2けた本塁打をマークしている右打ちの24歳は、2019年のドラフト1巡全体2位でロイヤルズから指名を受けた逸材。また、1985年のドラフト1巡全体3位でレンジャーズに入団した父も、通算142勝を挙げた元メジャーリーガーだ。
BeeBetのオッズは、ドジャースの勝利(延長含む)が「1.50」倍に対し、ロイヤルズの勝利が「2.70」倍となっている。