シカゴ・カブスは日本時間25日、セントルイス・カーディナルスとビジターで対戦する。カブスの先発予定は今永昇太。両リーグトップの防御率を誇る左腕は、今季10度目の先発マウンドに上がる。
今季はここまで9試合に登板して5勝0敗、防御率0.84とデビューイヤーで華々しい成績を残して今永。メジャーデビュー9試合で防御率0.84は、1913年に防御率が公式記録になってから誰も達成していない驚異的な記録だ。前人未到の記録を続けるサウスポーは、ここ3試合好投しながら勝ち運に恵まれないが、5月は26イニングでわずか2失点と抜群の安定感を誇っている。
カブスと同地区に所属するカーディナルスは、今季ここまで23勝26敗でナショナル・リーグ中地区3位と低迷している。注目は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表の一員として一躍有名となったラーズ・ヌートバー。昨シーズンはWBCの余勢を駆って、自身初の規定打席に到達するなど最高のシーズンを送ったが、今季はけがで出遅れ、復帰後もなかなか調子が上がらなかったが、5月は4本塁打と復調の兆しが見えている。なお、カーディナルスの先発は元読売ジャイアンツのマイルズ・マイコラスが予定されている。
BeeBetの予想オッズ(日本時間2024年5月24日10時39分時点)を見てみると、カブスの勝利(延長含む)が「1.73」倍に対して、カーディナルスの勝利(延長含む)が「2.15」倍と今永が先発するカブスに人気が集まっている。総得点のオーバー/アンダーで、6.5点以上が「1.52」倍に対して、6.5点以下が「2.50」倍。8.5点以上が「2.15」倍に対して、以下が「1.68」倍。そして、勝利時の得点差は、カブスの3点差以上が「2.75」倍で一番人気だと考えると、カブスが5-2で勝利が妥当なラインか。