ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が、日本時間20日のテキサス・レンジャーズ戦でメジャー初勝利を目指す。
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佐々木はここまで4試合に先発し0勝2敗。デビューから2戦は計9四球と制球に苦しんだが、直近2試合では四球が計4つと安定感が出てきた。特に前回登板では移籍後最長となる5回を投げ、着実にステップアップしている印象だ。
20日は2023年のワールドシリーズ王者、レンジャーズ打線が相手。初対戦となる中で警戒すべきは、元ドジャースの主砲コリー・シーガー。メジャー通算204本塁打、ここ3年は30本以上を記録している長距離砲で、甘く入ったボールは見逃してくれない。佐々木としては、ストライクを取りにいこうとするあまり、真ん中に投げ込んでしまわないよう慎重な投球が求められる。
一方、ドジャース打線は大谷翔平が「父親リスト」入りのため、19日から欠場中。強力打線の一角を担う存在を欠くなかで、佐々木の好投がチームの勝利を左右する展開となりそうだ。
進化を見せる直球とフォークが、レンジャーズ打線にどこまで通用するか。日本が誇る右腕にとって、ここは結果が求められる重要なマウンドとなる。
ブックメーカー「BeeBet」の予想（2025年4月19日20時7分時点）は、ドジャースの勝利（ドローなし延長含む）が「1.93」倍に対し、レンジャーズのそれが「1.90」倍と初戦を落としたレンジャーズがリベンジを果たす方に人気が傾いている。