横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスが対戦する日本シリーズの第4戦が30日、みずほPayPayドーム福岡で行われる。第4戦はシリーズの行方を左右する重要な一戦となる。2勝1敗とリードしているソフトバンクに対し、横浜は勢いを保ちながらさらに追い上げを図りたい。両チームの注目ポイントは、経験豊富な投手陣と力強い打線の攻防だ。
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横浜の先発は左腕のケイ。巨人とのファイナルシリーズ第6戦では制球力にやや課題を残し4回途中で降板したが、同じシリーズで6回を1安打無失点に抑える快投も見せている。今回、安定感を発揮しソフトバンク打線を抑えることが求められる。打線では、前戦でチームを鼓舞した桑原将志がリードオフマンとして攻守にわたり活躍。下位打線からの得点チャンスもつなぎ、梶原昴希らの上位打線で追加点を狙いたい。
一方、ソフトバンクは石川柊太が今季ポストシーズン初登板でマウンドに立つ。自身にとって4年ぶりの日本シリーズで、どのようなピッチングを見せるか注目だ。打線では、主砲・山川の復調が鍵となる。今宮健太、栗原陵矢、近藤健介と好調な選手が揃っており、柳田もシリーズでリズムを取り戻しているだけに、彼らが連動することで強力な打線が再び勢いに乗る可能性が高い。
勝利が王手に繋がるソフトバンクに対し、横浜は踏みとどまりシリーズを振り出しに戻せるか。両チームの総力戦が期待される注目の一戦だ。
フックメーカー「BeeBet」の勝敗予想オッズは、横浜の勝利（延長含む）が「2.75」倍に対し、ソフトバンクの勝利（延長含む）が「1.48」倍と人気がソフトバンクに大きく傾いている。