ロサンゼルス・ドジャースは日本時間4日、敵地でロサンゼルス・エンゼルスとのインターリーグ2連戦の初戦を迎える。夢の「50-50」に現実味が帯びてきた大谷は、古巣との試合で大記録達成なるか注目だ。
大谷は、前日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で今季2度目の1試合3盗塁を記録。今季の盗塁数を「46」に伸ばした。ここまで本塁打数は44。すでに1シーズンで43本塁打、43盗塁を達成したメジャー史上初に選手になったが、この調子ならその先の大台到達も夢ではないかもしれない。
ちなみに、大谷のMLB通算215本塁打を紐解くと、昨季まで所属したエンゼルスの本拠地で99回のアーチをかけており、もちろん球場別で最多だ。慣れ親しんだボールパークでホームランを量産できるか期待が高まる。
エンゼルスの先発予定は、リード・デトマーズ。2020年のドラフト1巡10位で指名された、将来有望なメジャー4年目の左腕だ。しかし、今季はここまで12試合に先発登板し3勝6敗、防御率6.14と不本意な成績。投球スタイルは、フォーシームが投球の半数近く占め、スライダー、チェンジアップ、カーブを混ぜてくる。なお、大谷とはこれまで対戦したことがない。
ブックメーカー「BeeBet」の勝敗予想オッズ(2024年9月3日20時7分時点)は、ドジャースの勝利(延長含む)が「1.57」倍に対し、エンゼルスの勝利(延長含む)が「2.50」倍と、メジャー最高勝率を誇るドジャースに人気が傾いている。