ロサンゼルス・ドジャースは日本時間21日、ホームでボストン・レッドソックスと対戦する。29本塁打でナショナル・リーグ本塁打トップの大谷翔平は、あと一発打てば2021年から続くシーズン30ホームランの大台に到達する。
先日の球宴で日本人としては2007年のイチローさん以来17年ぶり、自身としてはオールスター初本塁打を放った大谷。改めてスーパースターぶりを日米のファンの前で見せつけてくれた。オールスターブレーク明けだった20日のレッドソックス戦では、4打数1安打に終わり、後半戦最初の一発は次戦以降に持ち越された。3試合ぶりの本塁打で、節目の30発に届くか注目だ。
レッドソックスの先発予定は、ブライアン・ベロ。メジャー3年目の右腕は今季17試合に先発登板して防御率5.32ながらすでに10勝(5敗)を挙げ、2年連続の2けた勝利をマーク。4月下旬に右広背筋の張りで一度は戦列を離れたが、5月半ばあたりに復帰すると、7月は3連勝と好調を維持している。投球スタイルは、シンカー、チェンジアップ、スライダー、フォーシームを操り、シンカーとチェンジアップの沈む球でピッチングの約7割を組み立てる。大谷に対しては、5打数3安打(打率.600)と苦手にしている。
BeeBetのオッズ(2024年7月20日15時08分時点)は、ドジャースの勝利(延長含む)が「1.72」倍に対し、レッドソックスの勝利(延長含む)が「2.20」倍とホームのドジャースに人気が傾いている。