読売ジャイアンツと阪神タイガースによる3連戦の第2戦が16日に東京ドームで行われる。伝統の一戦の第2ラウンドは、巨人が山﨑伊織、阪神は才木浩人が先発マウンドに上がる予定となっている。
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15日の3連戦初戦は、阪神が先発ビーズリーの好投で2-0と先勝。首位の巨人に0.5ゲーム差に肉迫した。第2戦も好投手による投げ合いなので、1点を争う好ゲームとなりそうだ。
連敗中の巨人は、防御率(1.69)がチームトップの山﨑に連敗ストップを託す。ここまで6勝を挙げている25歳の右腕は、4月16日の阪神戦に先発登板して7回1失点のナイスピッチング。勝ち星こそつかなかったが、昨季の新人王とMVPに輝いた村上頌樹と互角に投げ合った。打線は20イニング無得点と湿りがちなだけに、山﨑は目下9試合連続でクオリティスタート(6回以上を投げて自責点3以内)を続けている安定感を武器に、チームを連敗脱出に導きたい。
一方の阪神は、2連勝と勢いに乗る。先発予定の才木はここまで8勝を挙げ、すでにシーズン自己最多だった昨季の勝ち星に並んでいる。防御率1.12でセ・リーグ2位の25歳右腕は、今季の巨人戦では3試合に先発登板して1勝0敗、防御率0.98とめっぽう強く、今回の登板でキャリアハイの9勝目を目指す。打撃陣では、佐藤輝明、大山悠輔の中軸に当たりが戻ってきたのは心強い。
BeeBetのオッズ(2024年7月16日11時26分時点)は、巨人の勝利(延長含む)が「1.83」倍に対し、阪神の勝利(延長含む)が「1.87」倍となっており人気が拮抗している。