パ・リーグのクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージ第3戦が、18日にみずほPayPayドームで行われる。2連勝の福岡ソフトバンクホークスは、4年ぶりの日本シリーズに王手をかけた。
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第3戦の注目ポイントは、日本ハムが連敗を止められるかどうかだ。ソフトバンクが4年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけ、勢いがある中で、日本ハムは全員野球で勝ちにいくしかない。特に、1番の万波中正、2番の清宮幸太郎といった若手の活躍が鍵となる。打線のつながりを作り出し、先制点を奪うことが重要だ。
ソフトバンクの先発、スチュワート・ジュニアは今季の日本ハム戦で安定した成績を残しており、特に防御率2.64が示すように、要所をしっかり抑えるピッチングが持ち味。今回も序盤をしっかり抑えれば、ソフトバンクに有利な展開となるだろう。山川穂高は2試合で3本のホームランを放つ絶好調で、万全の状態ではない近藤健介も第2戦で2ランを放っているため、この2人を軸にした打線が日本ハムを圧倒する可能性が高い。
一方、日本ハムの先発は山﨑福也。ソフトバンク戦は防御率3.71とやや不安定な成績だが、球団別では最多の3勝を挙げており、相性の良さを生かして5回まで最少失点でしのげるかが勝負の分かれ目となるだろう。打線は、中軸の長打や細かなつなぎでスチュワート・ジュニアを攻略できるかが重要だ。
ソフトバンクの攻撃陣の勢いが日本ハムの意地を上回るか、追い込まれた日本ハムが一矢を報いるかが見どころとなる。
ブックメーカー「BeeBet」の予想オッズ（2024年10月18日5時56分時点）は、ソフトバンクの勝利（延長含む）が「1.67」倍に対し、日本ハムの勝利（延長含む）が「2.10」倍となっている。