ロサンゼルス・ドジャースは日本時間17日、敵地でニューヨーク・メッツとリーグ優勝決定シリーズ第3戦に臨む。注目は、ポストシーズンで得点圏打率.800を記録している大谷翔平。勝負強さを発揮している大谷には、この試合でも得点のチャンスでの活躍が期待される。
大谷はポストシーズン全体では打率.250ながら、得点圏に走者がいる場面では5打数4安打と抜群の強さを見せており、ランナーが出た際の頼れるポイントゲッター。ランナーが1塁の場合も3打数2安打(打率.667)を記録しており、ドジャースとしてはできるだけ大谷の前にランナーをためてチャンスを広げたいところだ。
一方、メッツの先発はルイス・セベリーノが予定されている。大谷はセベリーノに対して打数3安打、1本塁打と相性が良く、今回も相手にプレッシャーをかける打撃が期待される。
セベリーノは160キロ近いフォーシームを武器に、150キロ超の高速シンカーやカッターで打者を翻弄する30歳の右腕。かつてヤンキースで2018年に19勝8敗の成績を残した実力者だが、低迷を経て今季メッツに加入し11勝7敗と復活を遂げた。彼の速球と変化球が、大谷を中心とするドジャース打線をどう抑えるか注目される。
ブックメーカー「BeeBet」の最新オッズ(10月16日13時11分時点)では、ドジャースの勝利が「1.93」倍、メッツが「1.92」倍と、ホームのメッツがやや優勢とされている。