ロサンゼルス・ドジャースは日本時間15日、ホームでニューヨーク・メッツとリーグ優勝決定シリーズ第2戦に挑む。ドジャースの大谷翔平は、初戦で2安打を放ち、復調気配を見せているだけに、第2戦での打棒爆発に期待がかかる。
大谷は、シリーズ初戦で4打数2安打、1打点をマーク。第2打席ではメッツ先発の千賀滉大からタイムリーを放つなど、ポストシーズンでは5試合ぶりのマルチ安打を記録した。特に第3打席の右中間フェンス直撃の当たりは、打球角度が上がればもう少しでオーバーフェンスとなる惜しい打球だっただけに、第2戦でもさらなるパワーに注目が集まる。
メッツの先発予定は、ショーン・マナイア。大谷はマナイアに対し、通算7打数2安打、1打点(打率.280)の成績。直近では4月20日に対戦し、適時打を放つなど2打数1安打、1四球だった。
マナイアはメジャー9年目の技巧派左腕で、今季はメッツで12勝6敗、防御率3.47と安定した成績を残している。切れ味鋭いシンカーを軸に、スイーパー、チェンジアップ、フォーシームなど多彩な球種を駆使し、打者を翻弄するピッチングスタイルが特徴だ。
ブックメーカー「BeeBet」の予想オッズ(10月14日17時00分時点)では、ドジャースの勝利が「1.72」倍、メッツが「2.20」倍と、シリーズを先勝したドジャースが優勢とされている。