今永昇太、山本由伸は日本人史上5人目の新人王に選ばれるか|歴代MLB新人王まとめ

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ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有をはじめ、2024年も日本人メジャーリーガーが本場アメリカを賑わしている。中でも、シカゴ・カブスの今永昇太、ドジャースの山本由伸、パドレスの松井裕樹といったメジャー1年目の投手陣が目覚ましい活躍を見せている。この調子でいけば、野茂英雄、イチロー、佐々木主浩、大谷に次いで日本人選手史上5人目の新人王に選出される可能性が十分にある。ここでは、過去に新人賞を受賞した日本人選手の1年目の活躍を紹介するとともに、メジャーの新人王を一覧にまとめる。

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1995年 野茂英雄(ロサンゼルス・ドジャース)

近鉄バファローズからドジャースに入団。当時はストライキの影響でメジャーリーグの人気が低迷する中、打者に背中を見せるほど大きく捻じる独特な投法でトルネード旋風を巻き起こし、「NOMOマニア」なる言葉も飛び出すなどMLB人気の回復に一役買った。自慢のフォークボールを武器に三振を量産した野茂は、13勝6敗、防御率2.54の好成績をマーク。ナショナル・リーグ新人王争いでは、後に米野球殿堂入りしたチッパー・ジョーンズを抑えて新人王に輝いた。また、最多奪三振のタイトルも獲得した。

2000年 佐々木主浩(シアトル・マリナーズ)

「ハマの大魔神」の異名を取った日本屈指のクローザーは、1999年オフにフリーエージェントでマリナーズへ移籍。開幕から抑えを任されるも、火消し失敗が重なり5月に一度は中継ぎに降格されるも、その後再びクローザーとして起用される。最終的には、当時メジャー新人記録の37セーブを挙げ、アメリカン・リーグ新人王に選出された。

2001年 イチロー(シアトル・マリナーズ)

日本プロ野球で首位打者に7度輝くなど、日本が世界に誇る「ヒットメーカー」が、2000年オフに日本人史上初のポスティングシステムを利用してマリナーズに入団。開幕から安打を量産し続け、最終的にはMLB新人記録となる242本のヒットを積み上げた。打率.350、8本塁打、69打点、56盗塁と文句ない成績でアメリカン・リーグ新人王に輝いたほか、MVP、首位打者、盗塁王など多くのタイトルを手にした。

2018年 大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)

投手と打者の「二刀流」が、2017年オフにポスティングシステムでエンゼルスへ移籍。当初はマイナー契約だったが、開幕直前にメジャー契約を締結。そして、開幕戦に8番・DHで先発出場して初打席初安打をマークすると、その3日後には先発マウンドに上がり勝利投手になった。その後も「二刀流」で活躍を続け、打者では打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁。投手でも10試合の登板で4勝2敗、防御率3.31を記録し、日本人としては2001年のイチロー以来となる17年ぶりの新人王のタイトルを手にした。

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新人王の資格

新人王は毎年、各リーグの一人の選手に授与される。この賞は1947年に設立され、1947年と1948年にはメジャーリーグ全体で一人の選手に授与された。1949年に拡大され、アメリカン・リーグとナショナル・リーグの各リーグで最高の新人選手を表彰するようになった。資格は、前年までの成績が打者なら130打席以内、投手なら投球回数が50イニング以内。アクティブ・ロスター登録機関が45日以内(ロスター枠が拡大されるセプテンバー・コールアップの期間は除外される)となっている。レギュラーシーズン終了後には、全米野球記者協会(BBWAA)がポストシーズン開始前に投票を行い、新人王が決まる。

歴代MLB新人王

打撃成績 投手成績
リーグ 名前 チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 セーブ 防御率 投球回数 奪三振
2023 AL ガンナー・ヘンダーソン オリオールズ 0.255 28 82 10
2023 NL コービン・キャロル ダイヤモンドバックス 0.285 25 76 54
2022 AL フリオ・ロドリゲス マリナーズ 0.284 28 75 25
2022 NL マイケル・ハリス2世 ブレーブス 0.297 19 64 20
2021 AL ランディ・アロザレーナ レイズ 0.274 20 69 20
2021 NL ジョナサン・インディア レッズ 0.269 21 69 12
2020 AL カイル・ルイス マリナーズ 0.262 11 28 5
2020 NL デヴィン・ウィリアムズ ブリュワーズ 4 1 0 0.33 27 53
2019 AL ヨルダン・アルバレス アストロズ 0.313 27 78 0
2019 NL ピート・アロンソ メッツ 0.260 53 120 1
2018 AL 大谷翔平 エンゼルス 0.285 22 61 10 4 2 0 3.31 51.2 63
2018 NL ロナルド・アクーニャ・ジュニア ブレーブス 0.293 26 64 16
2017 AL アーロン・ジャッジ ヤンキース 0.284 52 114 9
2017 NL コディ・ベリンジャー ドジャース 0.267 39 97 10
2016 AL マイケル・フルマー タイガース 11 7 0 3.06 159 132
2016 NL コーリー・シーガー ドジャース 0.308 26 72 3
2015 AL カルロス・コレア アストロズ 0.279 22 68 14
2015 NL クリス・ブライアント カブス 0.275 26 99 13
2014 AL ホセ・アブレイユ ホワイトソックス 0.317 36 107 3
2014 NL ジェイコブ・デグロム メッツ 9 6 0 2.69 140.1 144
2013 AL ウィル・マイヤーズ レイズ 0.293 13 53 5
2013 NL ホセ・フェルナンデス マーリンズ 12 6 0 2.19 172.2 187
2012 AL マイク・トラウト エンゼルス 0.326 30 83 49
2012 NL ブライス・ハーパー ナショナルズ 0.270 22 59 18
2011 AL ジェレミー・ヘリクソン レイズ 13 10 0 2.95 189 117
2011 NL クレイグ・キンブレル ブレーブス 4 3 46 2.10 77 127
2010 AL ネフタリ・フェリス レンジャース 4 3 40 2.73 69.1 71
2010 NL バスター・ポージー ジャイアンツ 0.305 18 67 0
2009 AL アンドリュー・ベイリー アスレチックス 6 3 26 1.84 83.1 91
2009 NL クリス・コグラン マーリンズ 0.321 9 47 8
2008 AL エバン・ロンゴリア レイズ 0.272 27 85 7
2008 NL ジオバニー・ソト カブス 0.285 23 86 0
2007 AL ダスティン・ペドロイア レッドソックス 0.317 8 50 7
2007 NL ライアン・ブラウン ブリュワーズ 0.324 34 97 15
2006 AL ジャスティン・バーランダー タイガース 17 9 0 3.63 186 124
2006 NL ヘインリー・ラミレス マーリンズ 0.292 17 59 51
2005 AL ヒューストン・ストリート アスレチックス 5 1 23 1.72 78.1 72
2005 NL ライアン・ハワード フィリーズ 0.288 22 63 0
2004 AL ボビー・クロスビー アスレチックス 0.239 22 64 7
2004 NL ジェイソン・ベイ パイレーツ 0.282 26 82 4
2003 AL アンヘル・ベロア ロイヤルズ 0.287 17 73 21
2003 NL ドントレル・ウィリス マーリンズ 14 6 0 3.30 160.2 142
2002 AL エリック・ヒンスキー ブルージェイズ 0.279 24 84 13
2002 NL ジェイソン・ジェニングス ロッキーズ 16 8 0 4.52 185.1 127
2001 AL イチロー マリナーズ 0.350 8 69 56
2001 NL アルバート・プホルス カーディナルス 0.329 37 130 1
2000 AL 佐々木主浩 マリナーズ 2 5 37 3.16 62.2 78
2000 NL ラファエル・ファーカル ブレーブス 0.295 4 37 40
リーグ チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 セーブ 防御率 投球回数 奪三振
1999 AL カルロス・ベルトラン ロイヤルズ 0.293 22 108 27
1999 NL スコット・ウィリアムソン レッズ 12 7 19 2.41 93.1 107
1998 AL ベン・グリーブ アスレチックス 0.288 18 89 2
1998 NL ケリー・ウッド カブス 13 6 0 3.40 166.2 233
1997 AL ノマー・ガルシアパーラ レッドソックス 0.306 30 98 22
1997 NL スコット・ローレン フィリーズ 0.283 21 92 16
1996 AL デレク・ジーター ヤンキース 0.314 10 78 14
1996 NL トッド・ホランズワース ドジャース 0.291 12 59 21
1995 AL マーティ・コルドバ ツインズ 0.277 24 84 20
1995 NL 野茂 英雄 ドジャース 13 6 0 2.54 191.1 236
1994 AL ボブ・ハムリン ロイヤルズ 0.282 24 65 4
1994 NL ラウル・モンデシー ドジャース 0.306 16 56 11
1993 AL ティム・サーモン エンゼルス 0.283 31 95 5
1993 NL マイク・ピアザ ドジャース 0.318 35 112 3
1992 AL パット・リスタック ブリュワーズ 0.290 1 47 54
1992 NL エリック・キャロス ドジャース 0.257 20 88 2
1991 AL チャック・ノブロック ツインズ 0.281 1 50 25
1991 NL ジェフ・バグウェル アストロズ 0.294 15 82 7
1990 AL サンディ・アロマー インディアンス 0.290 9 66 4
1990 NL デビッド・ジャスティス ブレーブス 0.282 28 78 11
リーグ チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 セーブ 防御率 投球回数 奪三振
1989 AL グレッグ・オルソン オリオールズ 5 2 27 1.69 85 90
1989 NL ジェローム・ウォルトン カブス 0.293 5 46 24
1988 AL ウォルト・ワイス アスレチックス 0.250 3 39 4
1988 NL クリス・セイボ レッズ 0.271 11 44 46
1987 AL マーク・マグワイア アスレチックス 0.289 49 118 1
1987 NL ベニート・サンティアゴ パドレス 0.300 18 79 21
1986 AL ホセ・カンセコ アスレチックス 0.240 33 117 15
1986 NL トッド・ウォレル カーディナルス 9 10 36 2.08 103.2 73
1985 AL オジー・ギーエン ホワイトソックス 0.273 1 33 7
1985 NL ヴィンス・コールマン カーディナルス 0.267 1 40 110
1984 AL アルビン・デービス マリナーズ 0.284 27 116 5
1984 NL ドワイト・グッデン メッツ 17 9 0 2.60 218 276
1983 AL ロン・キトル ホワイトソックス 0.254 35 100 8
1983 NL ダリル・ストロベリー メッツ 0.257 26 74 19
1982 AL カル・リプケン・ジュニア オリオールズ 0.264 28 93 3
1982 NL スティーブ・サックス ドジャース 0.282 4 47 49
1981 AL デイブ・リゲッティ ヤンキース 8 4 0 2.05 105.1 89
1981 NL フェルナンド・バレンズエラ ドジャース 13 7 0 2.48 192.1 180
リーグ チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 セーブ 防御率 投球回数 奪三振
1980 AL ジョー・シャルボノー インディアンス 0.289 23 87 2
1980 NL スティーブ・ハウ ドジャース 7 9 17 2.66 84.2 39
1979 AL ジョン・カスティーノ ツインズ 0.285 5 52 5
1979 AL アルフレド・グリフィン ブルージェイズ 0.287 2 31 21
1979 NL リック・サットクリフ ドジャース 17 10 0 3.46 242 117
1978 AL ルー・ウィテカー タイガース 0.285 3 58 7
1978 NL ボブ・ホーナー ブレーブス 0.266 23 63 0
1977 AL エディ・マレー オリオールズ 0.283 27 88 0
1977 NL アンドレ・ドーソン エクスポス 0.282 19 65 21
1976 AL マーク・フィドリッヒ タイガース 19 9 0 2.34 250.1 97
1976 NL ブッチ・メッツガー パドレス 11 4 16 2.92 123.1 89
1976 NL パット・ザックリー レッズ 14 7 0 2.74 204 143
1975 AL フレッド・リン レッドソックス 0.331 21 105 10
1975 NL ジョン・モンテフスコ ジャイアンツ 15 9 0 2.88 243.2 215
1974 AL マイク・ハーグローヴ レンジャース 0.323 4 66 0
1974 NL ベイク・マクブライド カーディナルス 0.309 6 56 30
1973 AL アル・バンブリー オリオールズ 0.337 7 34 23
1973 NL ゲイリー・マシューズ ジャイアンツ 0.300 12 58 17
1972 AL カールトン・フィスク レッドソックス 0.293 22 61 5
1972 NL ジョン・マトラック メッツ 15 10 0 2.32 244 169
1971 AL クリス・チャンブリス インディアンス 0.275 9 48 2
1971 NL アール・ウィリアムズ ブレーブス 0.260 33 87 0
1970 AL サーマン・マンソン ヤンキース 0.302 6 53 5
1970 NL カール・モートン エクスポス 18 11 0 3.60 284.2 154
1969 AL ルー・ピネラ ロイヤルズ 0.282 11 68 2
1969 NL テッド・サイズモア ドジャース 0.271 4 46 5
1968 AL スタン・バーンセン ヤンキース 17 12 0 2.05 267.1 162
1968 NL ジョニー・ベンチ レッズ 0.275 15 82 1
1967 AL ロッド・カル― ツインズ 0.292 8 51 5
1967 NL トム・シーバー メッツ 16 13 0 2.76 251 170
1966 AL トミー・エイジー ホワイトソックス 0.273 22 86 44
1966 NL トミー・ヘルムズ レッズ 0.284 9 49 3
1965 AL カート・ブレファリー オリオールズ 0.260 22 70 4
1965 NL ジム・ラフィーバー ドジャース 0.250 12 69 3
1964 AL トニー・オリバ ツインズ 0.323 32 94 12
1964 NL ディック・アレン フィリーズ 0.318 29 91 3
1963 AL ゲイリー・ピーターズ ホワイトソックス 19 8 1 2.33 243 189
1963 NL ピート・ローズ レッズ 0.273 6 41 13
1962 AL トム・トレッシュ ヤンキース 0.286 20 93 4
1962 NL ケン・ハッブス カブス 0.260 5 49 3
1961 AL ドン・シュウォール レッドソックス 15 7 0 3.22 178.2 91
1961 NL ビリー・ウィリアムズ カブス 0.278 25 86 6
リーグ チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 セーブ 防御率 投球回数 奪三振
1960 AL ロン・ハンセン オリオールズ 0.255 22 86 3
1960 NL フランク・ハワード ドジャース 0.268 23 77 0
1959 AL ボブ・アリソン セネタース 0.261 30 85 13
1959 NL ウィリー・マッコビー ジャイアンツ 0.354 13 38 2
1958 AL アルビー・ピアソン セネタース 0.275 3 33 7
1958 NL オーランド・セペダ ジャイアンツ 0.312 25 96 15
1957 AL トニー・クベック ヤンキース 0.297 3 39 6
1957 NL ジャック・サンフォード フィリーズ 19 8 0 3.08 236.2 188
1956 AL ルイス・アパリシオ ホワイトソックス 0.266 3 56 21
1956 NL フランク・ロビンソン レッズ 0.290 38 83 8
1955 AL ハーブスコア インディアンス 16 10 0 2.85 227.1 245
1955 NL ビル・バードン カーディナルス 0.281 17 68 2
1954 AL ボブ・グリム ヤンキース 20 6 1 3.26 199 108
1954 NL ウォーリー・ムーン カーディナルス 0.304 12 76 18
1953 AL ハーベイ・キューン タイガース 0.308 2 48 6
1953 NL ジム・ギリアム ドジャース 0.278 6 63 21
1952 AL ハリー・バード アスレチックス* 15 15 2 3.31 228.1 116
1952 NL ジョー・ブラック ドジャース 15 4 15 2.15 142.1 85
1951 AL ギル・マクドゥーガルド ヤンキース 0.306 14 63 14
1951 NL ウィリー・メイズ ジャイアンツ 0.274 20 68 7
1950 AL ウォルト・ドロポ レッドソックス 0.322 34 144 0
1950 NL サム・ジェスロー ブレーブス 0.273 18 58 35
1949 AL ロイ・シーバース オリオールズ 0.306 16 91 1
1949 NL ドン・ニューカム ドジャース 17 8 1 3.17 244.1 149
1948 ML アル・ダーク ブレーブス 0.322 3 48 4
1947 ML ジャッキー・ロビンソン ドジャース 0.297 12 48 29
リーグ チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 セーブ 防御率 投球回数 奪三振

*フィラデルフィア・アスレチックス

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ロサンゼルス・ドジャースは日本時間29日、ニューヨーク・ヤンキースと敵地でワールドシリーズ第3戦に臨む。地元での2連勝で好スタートを切ったものの、第2戦で左肩を痛めた大谷翔平の状態が懸念されている。 究極の2択! ドジャースがWシリーズを優勝するかを予想して500円分のアマギフカードをGETしよう 第2戦の7回に四球で出塁した大谷は、一死後に二盗を試みた際、スライディングで左手をついた時に肩を亜脱臼した模様。試合後、デイブ・ロバーツ監督は「シリーズ中の復帰は前向き」との見解を示し、大谷の復帰に期待感を抱いている。さらに、28日にも指揮官が大谷出場の可能性を前向きに語ったことで、米メディアが大谷の出場見込みをこぞって報じた。 第3戦でヤンキースの先発を務めるのは28歳の右腕クラーク・シュミット。今季は5勝5敗、防御率2.85と安定感を見せているが、ポストシーズンでは2試合とも5回持たずに降板しており、不安定な面も垣間見える。大谷はシュミット相手に過去3打数1安打、2打点で唯一の安打はホームランを記録しており、相性の良さが期待される。 ブックメーカー「BeeBet」の最新オッズ(10月28日12時11分時点)では、ドジャース勝利が「2.20」倍、ヤンキースが「1.70」倍と、ホームのヤンキースに支持が集まっている。 登録して$40(フリーベット$10+カジノボーナス$30)をプレゼント!

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メジャーリーグはレギュラーシーズンが終了し、日本時間2日からポストシーズンが開幕した。プレーオフには計12チームが出場。いよいよ頂上決戦となるワールドシリーズが26日からスタートする。ア・リーグ王者のニューヨーク・ヤンキースとナ・リーグを制したロサンゼルス・ドジャースが激突。ワールドシリーズで両チームが争うのは、1981年以来43年ぶり12回目。ここでは、26日から始まるワールドシリーズの予想オッズ、見どころ、日程、結果をまとめる。 *ブックメーカー「BeeBet」の予想オッズは勝敗予想で引き分けなし(延長含む) 入金して最大$50フリーベットをプレゼント! ワールドシリーズ *4戦先勝 *上段がホームチーム ロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・ヤンキース 日程・結果・予想オッズ *ブックメーカー「BeeBet」のオッズは2024年10月27日12時15分時点 試合 日時 対戦カード・結果 勝敗予想オッズ 開催地 第1戦 10月26日(土) 9:08 ドジャース 6 ヤンキース 3 ドジャース勝利:1.80 ヤンキース勝利:2.00 ドジャー・スタジアム 第2戦 10月27日(日) 9:08 ドジャース 4 ヤンキース

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今季からロサンゼルス・ドジャースに加入してメジャー6年目を迎えた大谷翔平。右ひじ手術の影響で打者に専念する今季だが、昨季に続く本塁打王はもちろんのこと打率、打点などのタイトル奪取が期待される。ここでは、大谷の今季成績や活躍をまとめる。(※表記は日本時間。随時更新) 入金して最大$50フリーベットをプレゼント! 大谷翔平の2024ポストシーズン打撃成績(2024年10月27日時点) 打率:.260(18位) 打点:10(4位タイ) 本塁打:3(5位タイ) 盗塁:0(-位) *()内はリーグ順位 10月27日(日) ホームのニューヨーク・ヤンキース戦に1番・DHで先発出場し3打数ノーヒットの成績だった。先発左腕カルロス・ロドンに対し、初回がセンターフライ、3回の第2打席も外に逃げるスライダーに手を出し空振りの三振に倒れた。4回二死3塁で迎えた第3打席は、2番手の右腕ジェーク・カズンズの前にショートゴロ。7回一死走者なしの場面で立ったこの日4度目の打席は、4番手の救援右腕クレイ・ホームズから四球を選んで出塁。一死後に二盗を試みるもアウトになり、その際に左肩を脱臼した模様でチーム関係者に腕を支えながらベンチ裏に下がった。 10月26日(土) ホームのニューヨーク・ヤンキース戦に1番・DHで先発出場し、5打数1安打の成績だった。初回は、先発右腕ゲリット・コールに対し、高々と打ち上げるも伸びはなくセンターフライ。3回二死ランナーなしで迎えた第2打席は、カウント2-2から変化球にバットが空を切った。6回無死1塁で立った第3打席は、ボテボテのショートゴロで一塁は間一髪のアウト。それでも走者を進塁させる最低限の仕事を果たす。1点を追う8回一死ランナーなしで迎えた第4打席は、救援右腕トミー・ケンリーから右翼手の頭上を越えるフェンスオーバーまであと一歩の二塁打。さらに敵失で三塁まで進み、次打者の中犠飛で同点のホームを踏んだ。1点ビハインドの延長10回一死1、2塁、一発出ればサヨナラの絶好機に代わったばかりのネストル・コルテスの前にレフトへのファウルフライに終わった。 10月21日(日) ホームのニューヨーク・メッツ戦に1番・DHで先発出場し4打数2安打、1打点の成績だった。前回の対戦で2三振を含む3打数無安打に封じられた先発左腕ショーン・マナイアと対戦し、初回にセンターへのヒットを記録。その後3塁まで進み、4番トミー・エドマンの適時二塁打で先制のホームを踏んだ。2回一死1塁で迎えた第2打席は空振り三振。先頭で迎えた4回の第3打席は、守護神エドウィン・ディアスの前に捕邪飛に倒れた。3点リードの6回無死1、2塁の場面で立ったこの日4度目の打席は、右腕ライン・スタニクからセンターへのタイムリーヒットを放ち、貴重な追加点をもたらした。8回無死1塁の第5打席は、千賀滉大から四球を選び出塁した。 10月19日(土) 敵地のニューヨーク・メッツ戦に1番・DHで先発出場し4打数2安打の成績だった。初回は先発左腕デービッド・ピーターソンからライト前ヒットを記録。2回二死1、3塁で迎えた第2打席は、四球を選んで出塁した。ピーターソンと3度目の対戦となった4回二死走者なしの場面では、左前打で4試合ぶりの複数安打をマーク。その後の2打席は、いずれも空振り三振に終わった。 10月18日(金) 敵地のニューヨーク・メッツ戦に1番・DHで先発出場し3打数1安打、1本塁打、1打点の成績だった。先発左腕ホセ・キンタナに対し、2試合連続ホームランとなる先頭打者アーチ。3回と4回の打席はいずれもフォアボールを選び出塁した。6回一死ランナーなしで迎えた第4打席も、右腕ホセ・ブットからストレートの四球を選び、3打席連続のフォアボール。7回二死1、2塁で迎えた第5打席は、代わったばかりの左腕ダニエル・ヤングに対し、外の変化球に辛うじて当てるもバットが折られ、ボテボテのセカンドゴロに終わった。ヤングと2度目の対戦となった8回二死満塁の第6打席は、外角低めいっぱいのボールに手が出ず見逃し三振に倒れた。 10月17日(木) 敵地のニューヨーク・メッツ戦に1番・DHで先発出場し4打数1安打、1本塁打、3打点の成績だった。先発右腕ルイス・セベリーノに対し、初回はファーストゴロに倒れると、先頭で迎えた3回の打席はフルカウントから四球で出塁した。セベリーノと3度目の対戦となった5回の打席はライトフライ。6回二死ランナーなしで迎えた第4打席は、元埼玉西武ライオンズのリード・ギャレットの前に三振に倒れていた。しかし、4点リードの8回一死1、2塁で迎えたこの日5度目の打席は、救援右腕タイラー・メギルからライトスタンド2階席に突き刺す特大の3ランを放った。大谷のホームランは、地区シリーズ初戦以来7試合ぶりでポストシーズン2本目。 10月15日(火) ホームのニューヨーク・メッツ戦に1番・DHで先発出場し3打数無安打の成績だった。先発左腕ショーン・マナイアに対し、初回、3回と2打席連続三振に打ち取られると、5回の第3打席もスイーパーに体を泳がされファーストフライに凡退した。7回の第4打席は、救援右腕フィル・メイトンからストレートの四球を選び出塁。9回無死1塁で迎えた第5打席は、守護神エドウィン・ディアスと対戦し、四球で1塁に歩きチャンスを広げた。 10月14日(月) ホームのニューヨーク・メッツ戦に1番・DHで先発出場し4打数2安打、1打点の成績だった。千賀滉大と対戦した初回はセカンドゴロに倒れた。しかし、2回一死2塁の場面で迎えた第2打席は、一二塁間をゴロで破る適時打を放った。4回一死1塁で迎えた第3打席は、左腕デービッド・ピーターソンから右中間フェンス直撃のタイムリー二塁打で2打席連続の打点をマーク。しかし、のちに1ヒット、1エラーと訂正され打点は取り消された。6回の第4打席は、左腕ダニエル・ヤングの前にセンターフライに打ち取られた。8回一死1、2塁で立ったこの日5度目の打席は四球を選び出塁した。 10月12日(土) ホームのサンディエゴ・パドレス戦に1番・DHで先発出場し4打数ノーヒットの成績だった。地区シリーズでダルビッシュ有と2度目の対戦。初回は空振り三振に倒れると、3回一死ランナーなしの場面ではサードフライに抑えられた。一死走者なしで迎えた6回の第3打席も、カウント1-2から外角の変化球にバットが空を切り空振り三振。8回の第4打席は、今シリーズで3打席3三振と苦手にしている左腕タナー・スコットの前に空振り三振に終わった。 10月10日(木) 敵地のサンディエゴ・パドレス戦に1番・DHで先発出場し3打数1安打、1打点の成績だった。初回は先発右腕ディラン・シースと対戦しセカンドゴロ。しかし、1点リードの2回二死1、3塁の場面ではシースの初球をライト前に運ぶ適時打を放ち、塁上で右手を突き上げ喜びを表現した。。4回一死ランナーなしで迎えた第3打席は、左腕エイドリアン・モレホンから四球を選んで出塁。6回も2打席連続のフォアボールで1塁に歩いた。先頭で迎えた8回の第5打席は、左腕ワンディ・ペラルタの前に空振り三振に終わった。 10月9日(水) 敵地のサンディエゴ・パドレス戦に1番・DHで先発出場し4打数1安打の成績だった。初回は、先発右腕マイケルキングと対戦し、大きく曲がるスイーパーにバットが空を切り空振り三振。3回一死1塁の場面で迎えた第2打席は、バットを折りながらもセンター前へ運び2試合ぶりの安打を記録した。キングと3度目の対戦となった5回の第3打席は、フルカウントからセンター方向へ大きな飛球を放つもひと伸びが足りずセンターフライ。先頭で迎えた8回の第4打席は、左腕タナー・スコットと対戦し、カウント2-2から高めのスライダーに手が出ず三振に倒れた。

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福岡ソフトバンクホークスが第1戦を制し、日本シリーズ連勝記録を13に伸ばした。シリーズの流れを掴むべく、第2戦も重要な一戦となる。 両チームの先発投手 横浜は大貫普一が先発。今シーズン安定感ある投球を続け、特に序盤でのリズムを作ることで定評がある。ソフトバンク打線をいかに抑え、横浜に勝機をもたらすか注目だ。一方、ソフトバンクは左腕モイネロが登板。抜群の制球力とキレのある変化球で、横浜打線を封じ込めたい。 ソフトバンクの打線の見どころ 初戦で勝利したソフトバンクは、周東佑京と栗原陵矢がともに2安打を放ち、今宮健太も2打点を挙げて打線の好調ぶりを見せた。周東の俊足を活かした攻撃が2戦目でも展開されると、横浜は守備面でのプレッシャーがかかる。一方で、山川穂高が3打数2三振とやや精彩を欠いた。第2戦で彼が復調すれば、さらに強力な打線として機能するだろう。 横浜の粘りと反撃への期待 第1戦で最終回に守護神オスナを攻め、3点を返した横浜。梶原昴希と森敬斗の若手がマルチ安打で好調を維持し、4番オースティンも最終回にチャンスを作るなど、粘り強い打線を見せた。一方で、牧秀悟と宮崎敏郎が無安打に終わったことは大きな課題。第2戦ではこの2人が攻撃の核となり、チームに勢いをもたらすことが求められる。 総合的な注目ポイント 横浜は第1戦の粘りが第2戦にどう影響を与えるかがカギ。若手の勢いとベテランの活躍が合わさることでソフトバンクにプレッシャーをかけられるか注目だ。ソフトバンクとしては、主砲山川の復調が期待され、全体の打線がつながりを持てば、横浜にとっては厳しい展開となるだろう。 勝敗予想オッズ ブックメーカー「BeeBet」の勝敗予想オッズ(2024年10月27日7時55分)は、横浜の勝利(延長含む)が「2.65」に対し、ソフトバンクの勝利(延長含む)が「1.45」倍と先勝したソフトバンクが断然人気となっている。