サンディエゴ・パドレスは日本時間19日、敵地でアトランタ・ブレーブスと対戦する。パドレスは、日米通算200勝に王手をかけているダルビッシュが先発マウンドに上がる予定だ。
大台まであと4勝で今シーズンを迎えたダルビッシュは、開幕から5試合連続で勝ち星に恵まれなかったが、5月1日のシンシナティ・レッズ戦から3連勝をマークして日米通算200勝まで残り1勝に迫った。対戦相手のブレーブスは、ロナルド・アクーニャJr.が昨季にメジャー史上初の40本塁打、70盗塁をマークしたMLBを代表する選手の一人。ただ、ダルビッシュはこの驚異的なバッターを5打数ノーヒットと完全に封じている。
ブレーブス打線でダルビッシュがやや苦にしているのは、マルセル・オズナだ。ここまでロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平と並ぶリーグトップの12本塁打を放っているオズナは、ダルビッシュに対して打率.316、1本塁打、5打点と得意にしている。ダルビッシュが大記録を達成するには、アクーニャJr.とオズナを抑えることが必須となる。
BeeBetのオッズ(2024年5月18日10時44分時点)は、ブレーブスの勝利(延長含む)が「1.80」倍に対して、パドレスのそれが「2.05」倍とブレーブスが優勢。トータル得点のオーバー/アンダーのオッズは、7.5点以上はオーバーが「1.68」倍に対し、アンダーが「2.15」倍と両チームの合計得点が7.5点以上入るほうがフェイバリットになっている。ただ、ダルビッシュは直近3試合で17イニング連続無失点と相手打線を封じており、1点を争う接戦となる可能性もありそうだ。