シカゴ・カブスは日本時間14日、アトランタ・ブレーブスと敵地で対戦する。カブスの先発予定は今永昇太。リーグトップの防御率を誇る左腕は、6勝目をかけて先発マウンドに上がる。
今季からMLBに挑戦している今永は、ここまで7試合に登板して開幕から無傷の5連勝。防御率1.08は堂々のリーグトップだ。今永の強みは、正確無比のコントロール。今季は41回2/3を投げて四球がわずかに5個しか与えていない。 また、アウェイゲームでは3勝0敗、防御率0.48と敵地でのピッチングを得意にする強心臓も彼の長所でもある。
ブレーブスは今永にとって初対戦の相手。昨季MLB最高勝率のチームは、今季もここまで24勝12敗でナショナル・リーグ東地区2位につけている。チームの中心選手は、ロナルド・アクーニャJr.。ベネズエラ出身の26歳は昨季、打率.337、106打点、41本塁打、73盗塁と驚異的な数字をマーク。MLB史上初となる40本塁打&70盗塁をマークして、ナショナル・リーグの最優秀選手に選出された。パワーとスピードを兼備したアクーニャJr.は、現代のMLBのトッププレイヤーの一人に数えられる。
BeeBetの予想オッズ(日本時間2024年5月13日11時10分時点)を見てみると、カブスの勝利(延長含む)が「2.25」倍に対して、ブレーブスの勝利(延長含む)が「1.68」倍とホームのブレーブス勝利に人気が集まっている。ただ、得点ハンディキャップのオッズに目を向けていると、3.5点のハンディキャップだとカブス勝利(延長含む)の「1.23」倍に対して、ブレーブス勝利(延長含む)が4.10倍となっており、3~4点差の攻防になると予想されている。また、総得点のオーバー/アンダーで合計(8.5)以上が「1.80」倍に対して、アンダーが「1.98」と拮抗している。これらを鑑みると、試合結果は6-2、6-3あたりのラインになりそうだ。