千葉ロッテマリーンズと阪神タイガースの一戦が31日にZOZOマリンスタジアムで行われる。先発予定はロッテが美馬学、阪神が青柳晃洋。
9連勝中のロッテは、東京ヤクルトスワローズとの2連戦はいずれも3-3の引き分けに終わり、本拠地で19年ぶりの10連勝に挑む。先発の美馬は、4月4日以来となる今季2度目の先発。4日の福岡ソフトバンクホークス戦では初回に6失点を喫するなど4回7失点(自責点6)の乱調で即刻2軍行きとなっただけに、今回は立ち上がりを慎重に入りたい。打線では、2試合連続で代打から同点適時打を放つ勝負強さを見せているポランコのバットに期待する。
対する阪神は、北海道日本ハムファイターズに連敗するなど3連敗と調子を落としている。連敗ストッパーの期待がかかるのが、青柳だ。2022年に最多勝、勝率、防御率の「投手3冠」に輝いた右腕も、今季は7試合の先発登板で1勝3敗、防御率3.76と低迷している。アンダーハンドからキレのあるボールを投げるサブマリンが、交流戦で何とか浮上のきっかけをつかみたい。打線では、4試合連続ヒット中でその間打率.375とあたっている2年目の森下翔太に注目する。
BeeBetのオッズ(日本時間5月31日13時22分時点)は、阪神の勝利(延長含む)が「1.75」倍に対し、ロッテのそれが「2.00」倍と阪神の人気がリードしている。両チーム合わせた合計得点のオーバー/アンダーに目を向けてみると、5.5得点以上が「1.87」倍に対し、5.5得点以下が「1.83」倍となっている。ちなみに、阪神甲子園球場で行われた昨年の同カード2連戦(初戦は中止)の対戦成績は、阪神が6-5、2-0と連勝した。