今永昇太、山本由伸は日本人史上5人目の新人王に選ばれるか|歴代MLB新人王まとめ

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ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有をはじめ、2024年も日本人メジャーリーガーが本場アメリカを賑わしている。中でも、シカゴ・カブスの今永昇太、ドジャースの山本由伸、パドレスの松井裕樹といったメジャー1年目の投手陣が目覚ましい活躍を見せている。この調子でいけば、野茂英雄、イチロー、佐々木主浩、大谷に次いで日本人選手史上5人目の新人王に選出される可能性が十分にある。ここでは、過去に新人賞を受賞した日本人選手の1年目の活躍を紹介するとともに、メジャーの新人王を一覧にまとめる。

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1995年 野茂英雄(ロサンゼルス・ドジャース)

近鉄バファローズからドジャースに入団。当時はストライキの影響でメジャーリーグの人気が低迷する中、打者に背中を見せるほど大きく捻じる独特な投法でトルネード旋風を巻き起こし、「NOMOマニア」なる言葉も飛び出すなどMLB人気の回復に一役買った。自慢のフォークボールを武器に三振を量産した野茂は、13勝6敗、防御率2.54の好成績をマーク。ナショナル・リーグ新人王争いでは、後に米野球殿堂入りしたチッパー・ジョーンズを抑えて新人王に輝いた。また、最多奪三振のタイトルも獲得した。

2000年 佐々木主浩(シアトル・マリナーズ)

「ハマの大魔神」の異名を取った日本屈指のクローザーは、1999年オフにフリーエージェントでマリナーズへ移籍。開幕から抑えを任されるも、火消し失敗が重なり5月に一度は中継ぎに降格されるも、その後再びクローザーとして起用される。最終的には、当時メジャー新人記録の37セーブを挙げ、アメリカン・リーグ新人王に選出された。

2001年 イチロー(シアトル・マリナーズ)

日本プロ野球で首位打者に7度輝くなど、日本が世界に誇る「ヒットメーカー」が、2000年オフに日本人史上初のポスティングシステムを利用してマリナーズに入団。開幕から安打を量産し続け、最終的にはMLB新人記録となる242本のヒットを積み上げた。打率.350、8本塁打、69打点、56盗塁と文句ない成績でアメリカン・リーグ新人王に輝いたほか、MVP、首位打者、盗塁王など多くのタイトルを手にした。

2018年 大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)

投手と打者の「二刀流」が、2017年オフにポスティングシステムでエンゼルスへ移籍。当初はマイナー契約だったが、開幕直前にメジャー契約を締結。そして、開幕戦に8番・DHで先発出場して初打席初安打をマークすると、その3日後には先発マウンドに上がり勝利投手になった。その後も「二刀流」で活躍を続け、打者では打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁。投手でも10試合の登板で4勝2敗、防御率3.31を記録し、日本人としては2001年のイチロー以来となる17年ぶりの新人王のタイトルを手にした。

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新人王の資格

新人王は毎年、各リーグの一人の選手に授与される。この賞は1947年に設立され、1947年と1948年にはメジャーリーグ全体で一人の選手に授与された。1949年に拡大され、アメリカン・リーグとナショナル・リーグの各リーグで最高の新人選手を表彰するようになった。資格は、前年までの成績が打者なら130打席以内、投手なら投球回数が50イニング以内。アクティブ・ロスター登録機関が45日以内(ロスター枠が拡大されるセプテンバー・コールアップの期間は除外される)となっている。レギュラーシーズン終了後には、全米野球記者協会(BBWAA)がポストシーズン開始前に投票を行い、新人王が決まる。

歴代MLB新人王

打撃成績 投手成績
リーグ 名前 チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 セーブ 防御率 投球回数 奪三振
2023 AL ガンナー・ヘンダーソン オリオールズ 0.255 28 82 10
2023 NL コービン・キャロル ダイヤモンドバックス 0.285 25 76 54
2022 AL フリオ・ロドリゲス マリナーズ 0.284 28 75 25
2022 NL マイケル・ハリス2世 ブレーブス 0.297 19 64 20
2021 AL ランディ・アロザレーナ レイズ 0.274 20 69 20
2021 NL ジョナサン・インディア レッズ 0.269 21 69 12
2020 AL カイル・ルイス マリナーズ 0.262 11 28 5
2020 NL デヴィン・ウィリアムズ ブリュワーズ 4 1 0 0.33 27 53
2019 AL ヨルダン・アルバレス アストロズ 0.313 27 78 0
2019 NL ピート・アロンソ メッツ 0.260 53 120 1
2018 AL 大谷翔平 エンゼルス 0.285 22 61 10 4 2 0 3.31 51.2 63
2018 NL ロナルド・アクーニャ・ジュニア ブレーブス 0.293 26 64 16
2017 AL アーロン・ジャッジ ヤンキース 0.284 52 114 9
2017 NL コディ・ベリンジャー ドジャース 0.267 39 97 10
2016 AL マイケル・フルマー タイガース 11 7 0 3.06 159 132
2016 NL コーリー・シーガー ドジャース 0.308 26 72 3
2015 AL カルロス・コレア アストロズ 0.279 22 68 14
2015 NL クリス・ブライアント カブス 0.275 26 99 13
2014 AL ホセ・アブレイユ ホワイトソックス 0.317 36 107 3
2014 NL ジェイコブ・デグロム メッツ 9 6 0 2.69 140.1 144
2013 AL ウィル・マイヤーズ レイズ 0.293 13 53 5
2013 NL ホセ・フェルナンデス マーリンズ 12 6 0 2.19 172.2 187
2012 AL マイク・トラウト エンゼルス 0.326 30 83 49
2012 NL ブライス・ハーパー ナショナルズ 0.270 22 59 18
2011 AL ジェレミー・ヘリクソン レイズ 13 10 0 2.95 189 117
2011 NL クレイグ・キンブレル ブレーブス 4 3 46 2.10 77 127
2010 AL ネフタリ・フェリス レンジャース 4 3 40 2.73 69.1 71
2010 NL バスター・ポージー ジャイアンツ 0.305 18 67 0
2009 AL アンドリュー・ベイリー アスレチックス 6 3 26 1.84 83.1 91
2009 NL クリス・コグラン マーリンズ 0.321 9 47 8
2008 AL エバン・ロンゴリア レイズ 0.272 27 85 7
2008 NL ジオバニー・ソト カブス 0.285 23 86 0
2007 AL ダスティン・ペドロイア レッドソックス 0.317 8 50 7
2007 NL ライアン・ブラウン ブリュワーズ 0.324 34 97 15
2006 AL ジャスティン・バーランダー タイガース 17 9 0 3.63 186 124
2006 NL ヘインリー・ラミレス マーリンズ 0.292 17 59 51
2005 AL ヒューストン・ストリート アスレチックス 5 1 23 1.72 78.1 72
2005 NL ライアン・ハワード フィリーズ 0.288 22 63 0
2004 AL ボビー・クロスビー アスレチックス 0.239 22 64 7
2004 NL ジェイソン・ベイ パイレーツ 0.282 26 82 4
2003 AL アンヘル・ベロア ロイヤルズ 0.287 17 73 21
2003 NL ドントレル・ウィリス マーリンズ 14 6 0 3.30 160.2 142
2002 AL エリック・ヒンスキー ブルージェイズ 0.279 24 84 13
2002 NL ジェイソン・ジェニングス ロッキーズ 16 8 0 4.52 185.1 127
2001 AL イチロー マリナーズ 0.350 8 69 56
2001 NL アルバート・プホルス カーディナルス 0.329 37 130 1
2000 AL 佐々木主浩 マリナーズ 2 5 37 3.16 62.2 78
2000 NL ラファエル・ファーカル ブレーブス 0.295 4 37 40
リーグ チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 セーブ 防御率 投球回数 奪三振
1999 AL カルロス・ベルトラン ロイヤルズ 0.293 22 108 27
1999 NL スコット・ウィリアムソン レッズ 12 7 19 2.41 93.1 107
1998 AL ベン・グリーブ アスレチックス 0.288 18 89 2
1998 NL ケリー・ウッド カブス 13 6 0 3.40 166.2 233
1997 AL ノマー・ガルシアパーラ レッドソックス 0.306 30 98 22
1997 NL スコット・ローレン フィリーズ 0.283 21 92 16
1996 AL デレク・ジーター ヤンキース 0.314 10 78 14
1996 NL トッド・ホランズワース ドジャース 0.291 12 59 21
1995 AL マーティ・コルドバ ツインズ 0.277 24 84 20
1995 NL 野茂 英雄 ドジャース 13 6 0 2.54 191.1 236
1994 AL ボブ・ハムリン ロイヤルズ 0.282 24 65 4
1994 NL ラウル・モンデシー ドジャース 0.306 16 56 11
1993 AL ティム・サーモン エンゼルス 0.283 31 95 5
1993 NL マイク・ピアザ ドジャース 0.318 35 112 3
1992 AL パット・リスタック ブリュワーズ 0.290 1 47 54
1992 NL エリック・キャロス ドジャース 0.257 20 88 2
1991 AL チャック・ノブロック ツインズ 0.281 1 50 25
1991 NL ジェフ・バグウェル アストロズ 0.294 15 82 7
1990 AL サンディ・アロマー インディアンス 0.290 9 66 4
1990 NL デビッド・ジャスティス ブレーブス 0.282 28 78 11
リーグ チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 セーブ 防御率 投球回数 奪三振
1989 AL グレッグ・オルソン オリオールズ 5 2 27 1.69 85 90
1989 NL ジェローム・ウォルトン カブス 0.293 5 46 24
1988 AL ウォルト・ワイス アスレチックス 0.250 3 39 4
1988 NL クリス・セイボ レッズ 0.271 11 44 46
1987 AL マーク・マグワイア アスレチックス 0.289 49 118 1
1987 NL ベニート・サンティアゴ パドレス 0.300 18 79 21
1986 AL ホセ・カンセコ アスレチックス 0.240 33 117 15
1986 NL トッド・ウォレル カーディナルス 9 10 36 2.08 103.2 73
1985 AL オジー・ギーエン ホワイトソックス 0.273 1 33 7
1985 NL ヴィンス・コールマン カーディナルス 0.267 1 40 110
1984 AL アルビン・デービス マリナーズ 0.284 27 116 5
1984 NL ドワイト・グッデン メッツ 17 9 0 2.60 218 276
1983 AL ロン・キトル ホワイトソックス 0.254 35 100 8
1983 NL ダリル・ストロベリー メッツ 0.257 26 74 19
1982 AL カル・リプケン・ジュニア オリオールズ 0.264 28 93 3
1982 NL スティーブ・サックス ドジャース 0.282 4 47 49
1981 AL デイブ・リゲッティ ヤンキース 8 4 0 2.05 105.1 89
1981 NL フェルナンド・バレンズエラ ドジャース 13 7 0 2.48 192.1 180
リーグ チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 セーブ 防御率 投球回数 奪三振
1980 AL ジョー・シャルボノー インディアンス 0.289 23 87 2
1980 NL スティーブ・ハウ ドジャース 7 9 17 2.66 84.2 39
1979 AL ジョン・カスティーノ ツインズ 0.285 5 52 5
1979 AL アルフレド・グリフィン ブルージェイズ 0.287 2 31 21
1979 NL リック・サットクリフ ドジャース 17 10 0 3.46 242 117
1978 AL ルー・ウィテカー タイガース 0.285 3 58 7
1978 NL ボブ・ホーナー ブレーブス 0.266 23 63 0
1977 AL エディ・マレー オリオールズ 0.283 27 88 0
1977 NL アンドレ・ドーソン エクスポス 0.282 19 65 21
1976 AL マーク・フィドリッヒ タイガース 19 9 0 2.34 250.1 97
1976 NL ブッチ・メッツガー パドレス 11 4 16 2.92 123.1 89
1976 NL パット・ザックリー レッズ 14 7 0 2.74 204 143
1975 AL フレッド・リン レッドソックス 0.331 21 105 10
1975 NL ジョン・モンテフスコ ジャイアンツ 15 9 0 2.88 243.2 215
1974 AL マイク・ハーグローヴ レンジャース 0.323 4 66 0
1974 NL ベイク・マクブライド カーディナルス 0.309 6 56 30
1973 AL アル・バンブリー オリオールズ 0.337 7 34 23
1973 NL ゲイリー・マシューズ ジャイアンツ 0.300 12 58 17
1972 AL カールトン・フィスク レッドソックス 0.293 22 61 5
1972 NL ジョン・マトラック メッツ 15 10 0 2.32 244 169
1971 AL クリス・チャンブリス インディアンス 0.275 9 48 2
1971 NL アール・ウィリアムズ ブレーブス 0.260 33 87 0
1970 AL サーマン・マンソン ヤンキース 0.302 6 53 5
1970 NL カール・モートン エクスポス 18 11 0 3.60 284.2 154
1969 AL ルー・ピネラ ロイヤルズ 0.282 11 68 2
1969 NL テッド・サイズモア ドジャース 0.271 4 46 5
1968 AL スタン・バーンセン ヤンキース 17 12 0 2.05 267.1 162
1968 NL ジョニー・ベンチ レッズ 0.275 15 82 1
1967 AL ロッド・カル― ツインズ 0.292 8 51 5
1967 NL トム・シーバー メッツ 16 13 0 2.76 251 170
1966 AL トミー・エイジー ホワイトソックス 0.273 22 86 44
1966 NL トミー・ヘルムズ レッズ 0.284 9 49 3
1965 AL カート・ブレファリー オリオールズ 0.260 22 70 4
1965 NL ジム・ラフィーバー ドジャース 0.250 12 69 3
1964 AL トニー・オリバ ツインズ 0.323 32 94 12
1964 NL ディック・アレン フィリーズ 0.318 29 91 3
1963 AL ゲイリー・ピーターズ ホワイトソックス 19 8 1 2.33 243 189
1963 NL ピート・ローズ レッズ 0.273 6 41 13
1962 AL トム・トレッシュ ヤンキース 0.286 20 93 4
1962 NL ケン・ハッブス カブス 0.260 5 49 3
1961 AL ドン・シュウォール レッドソックス 15 7 0 3.22 178.2 91
1961 NL ビリー・ウィリアムズ カブス 0.278 25 86 6
リーグ チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 セーブ 防御率 投球回数 奪三振
1960 AL ロン・ハンセン オリオールズ 0.255 22 86 3
1960 NL フランク・ハワード ドジャース 0.268 23 77 0
1959 AL ボブ・アリソン セネタース 0.261 30 85 13
1959 NL ウィリー・マッコビー ジャイアンツ 0.354 13 38 2
1958 AL アルビー・ピアソン セネタース 0.275 3 33 7
1958 NL オーランド・セペダ ジャイアンツ 0.312 25 96 15
1957 AL トニー・クベック ヤンキース 0.297 3 39 6
1957 NL ジャック・サンフォード フィリーズ 19 8 0 3.08 236.2 188
1956 AL ルイス・アパリシオ ホワイトソックス 0.266 3 56 21
1956 NL フランク・ロビンソン レッズ 0.290 38 83 8
1955 AL ハーブスコア インディアンス 16 10 0 2.85 227.1 245
1955 NL ビル・バードン カーディナルス 0.281 17 68 2
1954 AL ボブ・グリム ヤンキース 20 6 1 3.26 199 108
1954 NL ウォーリー・ムーン カーディナルス 0.304 12 76 18
1953 AL ハーベイ・キューン タイガース 0.308 2 48 6
1953 NL ジム・ギリアム ドジャース 0.278 6 63 21
1952 AL ハリー・バード アスレチックス* 15 15 2 3.31 228.1 116
1952 NL ジョー・ブラック ドジャース 15 4 15 2.15 142.1 85
1951 AL ギル・マクドゥーガルド ヤンキース 0.306 14 63 14
1951 NL ウィリー・メイズ ジャイアンツ 0.274 20 68 7
1950 AL ウォルト・ドロポ レッドソックス 0.322 34 144 0
1950 NL サム・ジェスロー ブレーブス 0.273 18 58 35
1949 AL ロイ・シーバース オリオールズ 0.306 16 91 1
1949 NL ドン・ニューカム ドジャース 17 8 1 3.17 244.1 149
1948 ML アル・ダーク ブレーブス 0.322 3 48 4
1947 ML ジャッキー・ロビンソン ドジャース 0.297 12 48 29
リーグ チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 セーブ 防御率 投球回数 奪三振

*フィラデルフィア・アスレチックス

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ロサンゼルス・ドジャースは日本時間8日、ホームでクリーブランド・ガーディアンズとのインターリーグ3連戦の第2戦を迎える。ドジャースの大谷は、7日の試合で5試合ぶりのホームランを放ち、2戦連発の期待がかかる。 9/8 大谷がガーディアンズ戦でホームランを打つか予想 大谷は、7日のガーディアンズ戦で6回に5試合ぶりのホームランとなる今季45号をマーク。8回には今季160本目の安打を放ち、2022年の自己最多記録に並んだ。打点と安打で自己ベストに肩を並べた大谷は、8日の試合でアーチを1本でもかければ、2021年のシーズン自己ベストに並ぶ46本塁打となり、50本塁打、50盗塁も現実味を帯びてくる。 ガーディアンズの先発予定は、ギャビン・ウィリアムズ。2021年のドラフト1巡23位でガーディアンズから指名された25歳の右腕は、メジャー2年目の今季、ひじの故障で開幕に出遅れたが7月からローテーションに復帰。すると、12試合に先発登板して3勝7敗、防御率4.55の成績を残している。150キロを超えるフォーシームを軸に、落差のあるカーブの他、カッター、スライダー、チェンジアップを織り交ぜてくる。なお、大谷との対戦経験はない。 なおブックメーカー「BeeBet」では、大谷がこの試合でホームランを打つか打たないかの特別イベントが展開され、打つが「2.60」倍に対し、打たないが「1.30」倍となっている。 (ブックメーカー「BeeBet」のオッズは2024年9月7日17時59分時点) 究極の2択! サッカー日本代表 vs バーレーン代表の勝敗を予想して500円分のアマギフカードをGETしよう

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今季からロサンゼルス・ドジャースに加入してメジャー6年目を迎えた大谷翔平。右ひじ手術の影響で打者に専念する今季だが、昨季に続く本塁打王はもちろんのこと打率、打点などのタイトル奪取が期待される。ここでは、大谷の今季成績や活躍をまとめる。(※表記は日本時間。随時更新) 新規無料登録でフリーベット$30をゲット! 大谷翔平の2024シーズン打撃成績(2024年9月7日時点) 打率:.291(5位) 打点:100(1位タイ) 本塁打:45(1位) 盗塁:46(2位) *()内はリーグ順位 9月7日(土) ホームのクリーブランド・ガーディアンズ戦に1番・DHで先発出場し4打数2安打、1本塁打、1打点の成績だった。先発左腕マット・ボイドと対戦し、初回はセンターフライ、3回の第2打席は空振り三振を喫していた。しかし、6回一死走者なしで迎えた第3打席、カウント1-0からの2球目をセンターバックスクリーン左に運ぶ今季45号本塁打をマーク。5試合ぶりの一発で今季100打点目を記録し、2021年の自己ベストに肩を並べた。8回のこの日4度目の打席は、ハンター・ギャディスからライト前ヒットを記録。今季の安打数を160本に伸ばし、2022年の自己最多記録に並んだ。 9月5日(木) 敵地のロサンゼルス・エンゼルス戦に1番・DHで先発出場し4打数ノーヒットだった。大谷は3試合ぶりの無安打だった。先発右腕グリフィン・ギャニングと対戦し、初回からサードフライ、センターフライ、空振り三振と3打席連続で凡退。8回の第4打席は、ハンター・ストリックランドと対戦し、高めのフォーシームを打ち上げてサードフライに倒れた。 9月4日(水) 敵地のロサンゼルス・エンゼルス戦に1番・DHで先発出場し4打数1安打、1打点の成績だった。初回は先発左腕リード・デトマーズの前にファーストゴロに凡退。しかし、1点を追う3回一死1塁の場面では、試合を振り出しに戻す適時三塁打をマークした。デトマーズと3度目の対戦となった5回の第3打席は、見逃し三振に倒れた。8回無死1塁で迎えた第4打席は、左腕ホセ・キハダと対戦し、カウント1-2から高めのフォーシームにバットが空を切った。1点を勝ち越した10回二死2塁の場面では申告敬遠で勝負を避けられた。 9月3日(火) 敵地のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に1番・DHで先発出場し4打数2安打、3盗塁の成績だった。初回は先発左腕エデュアルド・ロドリゲスからライト前ヒットを放ち2試合ぶりのヒットを記録。3回無死2塁の場面ではセカンドゴロに倒れた。4回二死3塁の場面では四球を選んで出塁すると、次打者の際に今季44個目の盗塁を決めた。7回1死ランナーなしで迎えた第4打席は、2番手の左腕ジョーダン・モンゴメリーと対戦しライトへのヒット。3試合ぶりのマルチ安打をマークすると、次打者の時に二盗、三盗と続けて決めて、今季の盗塁数を「46」に伸ばした。大谷の1試合3盗塁は、8月4日のオークランド・アスレチックス戦以来今季2度目。8回二死1塁の場面では、この日2つ目のフォアボールを選んだ。9回の第6打席は、カウント2-2から外角の変化球を自信を持って見逃したが、判定はストライクをコールされて三振に終わった。 9月2日(月) 敵地のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に1番・DHで先発出場し4打数無安打に終わった。大谷のノーヒットは3試合ぶりだった。先発右腕ブランドン・ファートの前に、初回から2打席連続三振。5回無死1塁で迎えた第3打席も三邪飛に倒れた。6回二死1塁で立ったこの日4度目の打席は、救援左腕ジョセフ・マンティプリーに対し見逃し三振。得点差がついたため、8回には途中交代となった。 9月1日(日) 敵地のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に1番・DHで先発出場し5打数1安打、1本塁打、2打点の成績だった。初回は先発右腕メリル・ケリーと対戦し、フルカウントからの8球目をセンターバックスクリーン左に飛び込み今季44号の先頭打者弾。ドジャースはこの後、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンも続き3者連続ホームラン。1点を追う2回無死満塁の場面では、4-4の同点に追いつく犠牲フライを放った。4回の第3打席はファーストゴロ、6回の第4打席は代わったばかりの救援左腕ジョセフ・マンティプリーの前にセカンドゴロ、8回の第5打席も左腕A.J.パックに見逃し三振に抑えられた。チームが2点を勝ち越した後の9回二死1塁で立ったこの日6度目の打席は、ライトライナーに終わった。 究極の2択! 日本代表の勝敗を予想して500円分のアマギフカードをGETしよう 8月31日(土) 敵地のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に1番・DHで先発出場し4打数2安打、1本塁打、1打点、1盗塁の成績だった。今季ここまで10勝をマークしている先発右腕ザック・ゲーレンに対し、第1打席は二塁打を記録。3番フレディ・フリーマンのツーランで先制のホームを踏んだ。2回無死1、3塁の場面で立った第2打席は死球で出塁。1死後に今季43個目の盗塁となる二盗を成功させた。先頭で迎えた4回の第3打席は空振り三振、6回二死3塁の場面で迎えた第4打席も代わったばかりの救援左腕ジョセフ・マンティプリーに抑えられ、2打席連続の空振り三振に倒れた。そして8回二死ランナーなしで迎えたこの日5度目打席は、4番手の右腕ポール・シーウォールドがカウント0-2から投じた3球目をレフトスタンドへ運ぶ今季43号ホームランを放ち、メジャーリーグ史上初の「43本塁打-43盗塁」を達成した。 8月30日(金) ホームのボルティモア・オリオールズ戦に1番・DHで先発出場し、5打数ノーヒットだった。この日は先発左腕ケイド・ポヴィッチと対戦し、初回はセンター方向に良い当たりを放つも中堅手が追いつきセンターライナー。2回無死1塁で迎えた第2打席は、ツーナッシングからの3球目に手が出ず見逃し三振に倒れた。ポヴィッチとの3度目の対戦となった4回無死2塁の第3打席は、低めの球を泳ぎ気味に打たされセンターフライだった。先頭で迎えた6回の第4打席は、代わったばかりの左腕グレゴリー・ソトの前にセンターフライ。8回無死1塁で立ったこの日5度目の打席は、救援右腕マット・ボウマンからレフト方向へ大きな当たりを飛ばしたが、ひと伸びなくレフトフライに終わった。 8月29日(木) ホームのボルティモア・オリオールズ戦に1番・DHで先発出場し4打数2安打、1本塁打、1打点、2盗塁の成績だった。初回は、今季12勝をマークしている先発右腕コービン・バーンズと対戦し、カウント1-2から外の変化球に体を泳がせながらも、右手一本で右翼スタンドへ運ぶ今季42号ホームランを放った。3回一死1塁で迎えた第2打席は、ライト前ヒットで2試合連続のマルチ安打を記録。次打者ムーキー・ベッツのヒットで二進すると、3番ギャビン・ラックスの際に今季41個目の盗塁となる三盗に成功する。5回無死1塁で立った第3打席はファーストゴロに倒れるも、一塁に生きる。次打者の際には二盗を決め、捕手のエラーの際に三塁まで進んだ。7回の第4打席は、左腕グレゴリー・ソトと対戦し、見逃し三振に倒れた。 8月28日(水) ホームのボルティモア・オリオールズ戦に1番・DHで先発出場し4打数2安打の成績だった。初回に先発左腕コール・アービンから右前打を記録すると、3回二死ランナーなしで迎えた第2打席もセンターへの安打を放ち、2打席連続ヒットをマークした。チームが1点を追う5回無死1、2塁の場面ではサードフライに凡退。8回に先頭で迎えたこの日4度目の打席は。3番手左腕シオネル・ペレスの前に、カウント2-2から153キロのファストボールに手が出ず三振に倒れた。

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ロサンゼルス・ドジャースは日本時間7日、ホームでクリーブランド・ガーディアンズとのインターリーグ3連戦の初戦を迎える。ドジャースの大谷は、5試合ぶりのホームランを放ち、1シーズンでの50本塁打、50盗塁達成に向けて弾みをつけるか期待が高まる。 BeeBetの会員登録はこちら 大谷は、今季ここまで137試合に出場して44本塁打、46盗塁をマークし、8月31日にはMLB史上最速で43-43を達成。このままのペースでいけば、51本塁打、53盗塁まで伸ばし、史上初の50-50に到達する勢いだ。前日未踏の記録まで残り22試合で到達できるか注目だ。 ガーディアンズの先発予定は、マシュー・ボイド。メジャー通算266勝を挙げ、「火の玉投手」の異名をとったボブ・フェラーの遠縁にあたる33歳は、メジャー10年目の左腕。今季は8月に故障者リストから復帰し、4試合の先発登板で1勝1敗、防御率2.38の成績を残している。投球スタイルは、フォーシームとチェンジアップが投球の約6割を占め、スライダー、シンカー、カーブを織り交ぜてくる。大谷に対しては、6打数1安打と得意にしている。 ブックメーカー「BeeBet」の勝敗予想オッズは、ドジャースの勝利(延長含む)が「1.65」倍に対し、ガーディアンズの勝利(延長含む)が「2.30」倍と、メジャー最高勝率を誇るドジャースに人気が傾いている。 9/7 大谷がガーディアンズ戦でホームランを打つか予想 なおBeeBetでは、大谷がこの試合でホームランを打つか打たないかの特別イベントが展開され、打つが「2.30」倍に対し、打たないが「1.40」倍となっている。ちなみに、大谷のガーディアンズ戦キャリア通算成績は、26試合の出場で打率.292、5本塁打、17打点。 (ブックメーカー「BeeBet」のオッズは2024年9月6日14時01分時点) 究極の2択! サッカー日本代表 vs バーレーン代表の勝敗を予想して500円分のアマギフカードをGETしよう

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日本時間9月8日(日)、米・ラスベガスで開催される『UFCファイトナイト97』のメインイベントは、トップランクのウェルター級ファイターが激突するギルバート・バーンズとショーン・ブレイディの一戦だ。 BeeBetの会員登録はこちら バーンズ(22勝7敗)は、UFCウェルター級ランキングで6位に位置する選手で、複数の柔術チャンピオンのタイトルを保持しており、直近4試合では2勝2敗の戦績だ。 一方、ランキング8位のブレイディ(16勝1敗)は、2022年にUFCウェルター級チャンピオンとなったベラル・ムハメドに敗れ、無敗記録が途絶えたが、昨年12月にケルヴィン・ガステラムを相手に勝利を収めた。 その他のメインではジェシカ・アンドラージ対ナタリア・シウバの女子フライ級マッチが予定されている。アンドラージ(26勝12敗)は、元UFCストロー級チャンピオンであり、現在はフライ級を主戦場にし現在2連勝中だ。対するシウバ(17勝5敗1分)は、2018年以降、11連勝を続けている。 フェザー級マッチでは、スティーブ・ガルシアとカイル・ネルソンがマッチアップする。ガルシア(16勝5敗)は4連勝中で、ネルソン(16勝5敗1分)も4試合無敗の記録を持っている。バンタム級マッチでコーディ・ダーデンと対戦するマット・シュネル(16勝8敗1無効試合)は2022年以来の勝利を目指している。 プレリムには、UFCシーズン2ライト級トーナメント優勝者のロン・チューが出場。4連勝中のチュー(25勝5敗)は、クリス・パディーヤ(14勝6敗)と対戦するが、パディーヤも4連勝中で、その全てがTKOかサブミッションで決着している。 勝敗予想オッズ ※選手右横の()内はブックメーカー「BeeBet」のオッズ(2024年9月6日14時51分時点) メインカード 第12試合: 男子ウェルター級 ギルバート・バーンズ(2.40) vs. ショーン・ブレイディ(1.50) 第11試合: 女子フライ級 ジェシカ・アンドラージ(3.25) vs. ナタリア・シウバ(1.30) 第10試合: 男子フェザー級 スティーブ・ガルシア(1.52) vs. カイル・ネルソン(2.40) 第9試合: 男子フライ級 マット・シュネル(3.30) vs. コーディ・ダーデン(1.30)