ロサンゼルス・ドジャースは日本時間27日、ホームでニューヨーク・ヤンキースとワールドシリーズ第2戦に臨む。劇的な勝利で初戦を白星で飾ったドジャースは、ホームで2連勝を決め一気に主導権を握りたい。ドジャースの大谷翔平は、自身初のワールドシリーズでの本塁打を放つか期待が高まる。
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大谷は第1戦の8回に同点を呼び込む二塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。この一打はあと一歩でオーバーフェンスの一撃だっただけに、第2戦での一発に期待が集まる。
ヤンキースの先発予定はカルロス・ロドン。大谷は、この32歳の左腕に対して3打数1安打、3打点でこの1本はホームラン。ロドンは、キャリアでドジャース戦に5試合先発登板して防御率4.50。ドジャー・スタジアムでも防御率4.42と苦手にしているだけに、大谷にも一発のチャンスがありそうだ。
ドジャースの先発マウンドに上がるのは、山本由伸。ワールドシリーズで先発する日本人としては、2007年の松坂大輔、2017年のダルビッシュ有に続く史上3人目の快挙だ。山本は、今季のポストシーズンで3試合に登板して1勝0敗、防御率5.11だが、ナショナル・リーグ地区シリーズ第5戦では5回2安打無失点と圧巻の投球。また、18日のニューヨーク・メッツ戦では5回途中で2失点ながら、変化球が冴えて8個の三振を奪った。
山本の今季のヤンキース戦は、6月8日に登板して7回2安打、無失点とヤンキース打線を手玉に取った。許した2本のうち、1本はアーロン・ジャッジ。今季アメリカン・リーグの本塁打王は、第1戦で3三振するなどあまり調子は良くないが、山本としては細心の注意を払いたい。
メジャー10年目のロドンは今季、自己最多の16勝(9敗)をマーク。しかし、32試合の先発登板で防御率3.96とおよそ40億円の年俸にしては物足りない数字に終わった。投球スタイルは、150キロを超えるフォーシームを武器に、スライダー、チェンジアップを絡めて打者を翻弄する。
ブックメーカー「BeeBet」の最新オッズ(10月27日7時1分時点)では、ドジャースの勝利が「1.73」倍、ヤンキースが「2.15」倍と、先勝したドジャースが優勢とされている。