セ・リーグCSファイナルステージ第6戦は21日、読売ジャイアンツと横浜DeNAベイスターズが東京ドームで対戦する。ここまでは3勝3敗(リーグ優勝の巨人は1勝のアドバンテージ)。勝った方が日本シリーズ進出に駒を進める極めて重要な一戦となる。
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第6戦の最大の注目は、両チームの投手力と、わずかなチャンスをどちらがモノにするかだ。巨人の先発はエースの戸郷翔征。初戦では7回途中2失点と安定した投球を見せたものの、勝利にはつながらなかった。しかし、崖っぷちから2連勝を飾った巨人は、戸郷が再び粘り強い投球を見せられれば、逆転での日本シリーズ進出に大きく近づく。
一方、横浜の先発はケイ。初戦では6回1安打無失点という圧巻のピッチングでチームを勝利に導いた。再び巨人打線を封じられるかが勝負の鍵を握る。特に、第5戦で値千金の一発を放った中山礼都や岡本和真らの巨人打線をどう封じ込めるかが見どころだ。
横浜は第5戦で早めに勝負を仕掛けたが、走塁ミスやバント失敗が響き、結果として裏目に出た。しかし、最終回には1打逆転のチャンスを作るなど、粘りを見せている。ミスを修正し、序盤から試合の流れを引き寄せたいところだ。打線ではオースティンや佐野恵太の一発がカギを握る。
巨人は3連敗後の2連勝で勢いを完全に取り戻している。戸郷を軸に、投手陣が横浜打線を抑え込むことができれば、逆転でのシリーズ制覇が現実味を帯びてくる。運命の第6戦は、どちらが少ない好機を生かし、勝負を決めるのかが最大の焦点となる。
ブックメーカー「BeeBet」のオッズ(2024年10月21日11時52分)は、巨人の勝利(延長含む)が「1.63」倍に対し、横浜の勝利(延長含む)が「2.20」倍となっている。