読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズの3連戦が12日から東京ドームでスタートする。セ・リーグ首位攻防戦第1ラウンドの先発予定は巨人が戸郷翔征、横浜がジャクソンとなっている。
5連勝中と波に乗るセ・リーグ首位の巨人は、エースを立てて連勝を伸ばせるか。菅野智之と並びチームトップの7勝をマークしている戸郷は、今季の横浜戦では2度の先発で0勝1敗ながら防御率1.93。ともにクオリティスタート(6回を投げ自責点3以内)と大崩れしていない。前回登板だった4月26日の横浜戦では、7回1失点で勝ち投手の権利を得てマウンドを降りたが、リリーフ陣が打たれて白星をフイにした。セ・リーグトップのチーム打率.251を誇る強力横浜打線を封じて、首位を堅守したいところだ。
一方の横浜も3連勝中で、巨人とはゲーム差なしの2位と好調だ。打線では3番のオースティンがここ3戦で2発とバットから快音を響かせ、オースティンの前後を打つ2番の度会隆輝、4番牧秀悟、5番宮崎敏郎、6番佐野恵太、7番山本祐大と切れ目がない。どこからでも点が取れる打線は、他球団にとって脅威だろう。先発マウンドを任されるジャクソンは、ここ4試合で26回2/3を投げ1失点と抜群の安定感を誇る。巨人の先発は戸郷なので接戦となることが予想されるため、リリーフ陣の出来が勝負のカギを握るだろう。
BeeBetのオッズ(2024年7月12日13時39分時点)は、巨人の勝利(延長含む)が「1.65」倍に対し、横浜の勝利(延長含む)が「2.10」倍となっている。なお、今季のここまでの対戦成績は、巨人が6勝4敗で勝ち越している。