広島東洋カープと読売ジャイアンツの一戦が19日にマツダスタジアムで行われる。広島はアドゥワ誠、巨人は高橋礼が先発予定となっている。
連勝中の広島は3タテを狙う。18日の巨人戦に勝利し、今季最多の貯金2としたチームの中で打線をけん引するのは、23歳の小園海斗だ。プロ6年目の23歳は、抜群の勝負強さを発揮して、ここ8試合で6度の決勝打を放っている。勝てば2位浮上となるだけに、小園のバットに期待がかかる。対巨人戦の成績は3勝3敗2分けの五分だが、マツダスタジアムに限って言えば、3勝2分けとホームでは負けなしだ。
対する巨人は、高橋に連敗ストップを託す。今季から巨人に移籍した高橋は、アンダーハンドからの勢いある直球を武器に、ここまで7試合に先発して2勝1敗、防御率1.37をマークしてローテーションの一角を任されている。広島戦には2試合に先発して12イニングでわずか1失点と広島打線を手玉に取っている。打線は、18日の広島戦で14安打を放ちながら、わずか3得点と拙攻にあえいだだけに、高橋の右腕にかかるところが大きそうだ。
BeeBetのオッズ(日本時間5月19日午前1時7分)は、巨人の勝利(延長含む)が「1.83」倍に対し、広島のそれが「1.88」倍と今季の対戦成績通り拮抗している。両チーム合わせた合計得点のオーバー/アンダーに目を向けてみると、5.5得点以上が「1.82」倍で、5.5得点以下が「1.90」倍となっており、2~3点差くらいの競った試合が予想される。