【5/30見どころ】今季は昼間が得意のダルビッシュ、日米通算201勝目かけて先発へ|MLB2024 サンディエゴ・パドレス対マイアミ・マーリンズ

サンディエゴ・パドレスは日本時間30日、ホームでマイアミ・マーリンズと対戦する。パドレスは、先日に日米通算200勝を達成したダルビッシュ有が先発マウンドに上がる予定だ。 野球の勝敗予想&オッズはこちらでチェック 5月20日のアトランタ・ブレーブス戦に先発登板したダルビッシュは、7回2失点の好投で今季4勝目をマーク。野茂英雄、黒田博樹に続く日米通算200勝を達成した。25日のニューヨーク・ヤンキース戦では負け投手となり5月に初黒星を喫したが、5月は4試合の先発登板で3勝1敗、防御率2.55と安定感抜群の投球を見せている。今回のマーリンズ戦は現地29日13時10分プレーボールのデーゲーム。今季のダルビッシュは昼間の試合が防御率2.12で防御率3.47のナイトゲームより数字の上では得意にしている。ナショナル・リーグ東地区で最下位に沈んでいるマーリンズ相手に、日米通算201勝目を目指す。 BeeBetのオッズ(2024年5月29日11時38分時点)は、パドレスの勝利(延長含む)が「1.58」倍に対して、マーリンズのそれが「2.45」倍とパドレスが優勢。得点差の勝敗を見ても、パドレスの3点差以上の勝利が「2.75」倍で1点差勝利の「4.70」倍を上回っており、パドレスが得点差をつけての勝利が人気となっている。 BeeBetの会員登録はこちら
【5/30見どころ】シカゴ・カブスの今永が中10日の先発でメジャー記録更新なるか|MLB2024 ミルウォーキー・ブリュワーズ対シカゴ・カブス

シカゴ・カブスは日本時間30日、敵地でミルウォーキー・ブリュワーズと対戦する。カブスは今永昇太が中10日で今季10度目の先発マウンドに上がる。 野球の勝敗予想&オッズはこちらでチェック 前回24日のセントルイス・カーディナルス戦が悪天候のため中止となり、先発が流れた今永。スライド登板も可能だったそうだが、クレイグ・カウンセル監督は先を見据えた措置で今永に十分な休息を与えた。今永は、今季ここまで9試合に登板して5勝0敗、防御率0.84。メジャーデビュー9試合で防御率0.84は、1913年に防御率が公式記録になってから誰も達成していない驚異的な記録だ。さらに今回の先発は、1973年にスティーブ・ロジャースがマークしたメジャーデビューから10試合先発の防御率1.19のメジャー記録更新に期待がかかる。 今永が今季初対戦となるブリュワーズは、カブスと同じナショナル・リーグ中地区に所属し、今季ここまで31勝23敗で地区1位を快走している。ブリュワーズ打線で気を付けたいのは、主に2番を任されるウィリアム・コントレラスと3番のクリスチャン・イエリチだ。右打者のコントレラスは、シュアな打撃が持ち味で、リーグ4位の打率.330をマークしている。イエリチは、メジャー12年目の左打者で、 2018年から2年連続で首位打者に輝き、2018年にはナ・リーグMVPに選ばれた実績を持つ好打者だ。 カブスの鈴木誠也は、4月半ばから1カ月ほど戦列を離れた影響からか、今季はここまで打率.248、16打点、4本塁打の成績。ただ、目下5試合連続ヒットを継続中で、5月16日以来の一発で今永を援護したい。 BeeBetのオッズ(日本時間2024年5月29日12時時点)を見てみると、カブスの勝利(延長含む)が「1.75」倍に対して、ブリュワーズの勝利(延長含む)が「2.15」倍と今永が先発するカブスに人気が集まっている。さらに、得点差の勝敗では、カブスの3点差以上勝利が「2.80」倍で最も人気を集めており、今永に信頼が寄せられている証だろう。 BeeBetの会員登録はこちら
今永昇太、山本由伸は日本人史上5人目の新人王に選ばれるか|歴代MLB新人王まとめ

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有をはじめ、2024年も日本人メジャーリーガーが本場アメリカを賑わしている。中でも、シカゴ・カブスの今永昇太、ドジャースの山本由伸、パドレスの松井裕樹といったメジャー1年目の投手陣が目覚ましい活躍を見せている。この調子でいけば、野茂英雄、イチロー、佐々木主浩、大谷に次いで日本人選手史上5人目の新人王に選出される可能性が十分にある。ここでは、過去に新人賞を受賞した日本人選手の1年目の活躍を紹介するとともに、メジャーの新人王を一覧にまとめる。 野球の勝敗予想&オッズはこちらでチェック 1995年 野茂英雄(ロサンゼルス・ドジャース) 近鉄バファローズからドジャースに入団。当時はストライキの影響でメジャーリーグの人気が低迷する中、打者に背中を見せるほど大きく捻じる独特な投法でトルネード旋風を巻き起こし、「NOMOマニア」なる言葉も飛び出すなどMLB人気の回復に一役買った。自慢のフォークボールを武器に三振を量産した野茂は、13勝6敗、防御率2.54の好成績をマーク。ナショナル・リーグ新人王争いでは、後に米野球殿堂入りしたチッパー・ジョーンズを抑えて新人王に輝いた。また、最多奪三振のタイトルも獲得した。 2000年 佐々木主浩(シアトル・マリナーズ) 「ハマの大魔神」の異名を取った日本屈指のクローザーは、1999年オフにフリーエージェントでマリナーズへ移籍。開幕から抑えを任されるも、火消し失敗が重なり5月に一度は中継ぎに降格されるも、その後再びクローザーとして起用される。最終的には、当時メジャー新人記録の37セーブを挙げ、アメリカン・リーグ新人王に選出された。 2001年 イチロー(シアトル・マリナーズ) 日本プロ野球で首位打者に7度輝くなど、日本が世界に誇る「ヒットメーカー」が、2000年オフに日本人史上初のポスティングシステムを利用してマリナーズに入団。開幕から安打を量産し続け、最終的にはMLB新人記録となる242本のヒットを積み上げた。打率.350、8本塁打、69打点、56盗塁と文句ない成績でアメリカン・リーグ新人王に輝いたほか、MVP、首位打者、盗塁王など多くのタイトルを手にした。 2018年 大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス) 投手と打者の「二刀流」が、2017年オフにポスティングシステムでエンゼルスへ移籍。当初はマイナー契約だったが、開幕直前にメジャー契約を締結。そして、開幕戦に8番・DHで先発出場して初打席初安打をマークすると、その3日後には先発マウンドに上がり勝利投手になった。その後も「二刀流」で活躍を続け、打者では打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁。投手でも10試合の登板で4勝2敗、防御率3.31を記録し、日本人としては2001年のイチロー以来となる17年ぶりの新人王のタイトルを手にした。 BeeBetの会員登録はこちら 新人王の資格 新人王は毎年、各リーグの一人の選手に授与される。この賞は1947年に設立され、1947年と1948年にはメジャーリーグ全体で一人の選手に授与された。1949年に拡大され、アメリカン・リーグとナショナル・リーグの各リーグで最高の新人選手を表彰するようになった。資格は、前年までの成績が打者なら130打席以内、投手なら投球回数が50イニング以内。アクティブ・ロスター登録機関が45日以内(ロスター枠が拡大されるセプテンバー・コールアップの期間は除外される)となっている。レギュラーシーズン終了後には、全米野球記者協会(BBWAA)がポストシーズン開始前に投票を行い、新人王が決まる。 歴代MLB新人王 打撃成績 投手成績 年 リーグ 名前 チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 勝 負 セーブ 防御率 投球回数 奪三振 2023 AL ガンナー・ヘンダーソン オリオールズ 0.255 28 82 10 2023 NL コービン・キャロル ダイヤモンドバックス 0.285 25 76 54 2022 AL フリオ・ロドリゲス マリナーズ 0.284 28 75 25 2022 […]
【5/27見どころ】大谷の8戦ぶり一発に期待、山本は連敗ストッパーなるか|MLB2024 シンシナティ・レッズ対ロサンゼルス・ドジャース

ロサンゼルス・ドジャースは日本時間27日、敵地でシンシナティ・レッズと対戦する。ドジャースの大谷翔平は、8試合ぶりの本塁打が出るか期待がかかる。先発予定はドジャースが山本由伸、レッズがアンドリュー・アボットだ。 野球の勝敗予想&オッズはこちらでチェック ここ7試合で28打数6安打、打率.214とバットが湿りがちな大谷。最後にホームランを放ったのは、5月18日のレッズ戦で8試合ぶりの快音を響かせられるか注目だ。レッズ先発予定のアボットは、今季10試合の先発で3勝4敗と黒星先行ながら、防御率2.68とまずまずの成績。メジャー2年目の左腕は、フォーシムを軸にチェンジアップ、スイーパー、カーブの球種を混ぜてピッチングを組み立てる。大谷は、アボットとはロサンゼルス・エンゼルス時代の8月24日に対戦して、シーズン最後の一発となる44号を放っている相性良い相手だ。 今季6勝目を狙う山本は、4連敗中のチームの救世主となるか。前回登板だったアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦では7回途中まで投げて8三振を奪うなど7安打2失点で勝利投手となり、5月は4試合の登板で無傷の3勝、防御率2.77と好調をキープしている。初対戦となるレッズ打線の中で特に注意したいのが、エリー・デラクルーズだ。昨季98試合の出場で打率.235、44打点、13本塁打、35盗塁をマーク。メジャー2年目の韋駄天は、今季もここまで31盗塁を記録してメジャートップを独走している。塁に出したらうるさいだけに、山本としては2番に座るデラクルーズをしっかりと抑えて、クリーンアップと分断したい。 BeeBetの予想(2024年5月26日13時27分時点)では、ドジャースの勝利(延長含む)が「1.50」倍に対し、ジャイアンツのそれが「2.70」倍でドジャース勝利に人気が集まっている。トータル得点のオーバー/アンダーのオッズは、8.5点以上はオーバーが「1.75」倍に対し、アンダーが「2.05」。それに対し、9.5点以上だとオーバーが「2.10」倍で、アンダーが「1.72」倍。8.5点以上9.5未満になる予想だが、カード初戦が計15点、2戦目が計4点。2日間の平均が9.5点だけに、このオッズにも頷けるが、山本の投球次第で良い意味で予想を裏切る可能性もあるかもしれない。 BeeBetの会員登録はこちら