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今永昇太、山本由伸は日本人史上5人目の新人王に選ばれるか|歴代MLB新人王まとめ

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有をはじめ、2024年も日本人メジャーリーガーが本場アメリカを賑わしている。中でも、シカゴ・カブスの今永昇太、ドジャースの山本由伸、パドレスの松井裕樹といったメジャー1年目の投手陣が目覚ましい活躍を見せている。この調子でいけば、野茂英雄、イチロー、佐々木主浩、大谷に次いで日本人選手史上5人目の新人王に選出される可能性が十分にある。ここでは、過去に新人賞を受賞した日本人選手の1年目の活躍を紹介するとともに、メジャーの新人王を一覧にまとめる。 野球の勝敗予想&オッズはこちらでチェック 1995年 野茂英雄(ロサンゼルス・ドジャース) 近鉄バファローズからドジャースに入団。当時はストライキの影響でメジャーリーグの人気が低迷する中、打者に背中を見せるほど大きく捻じる独特な投法でトルネード旋風を巻き起こし、「NOMOマニア」なる言葉も飛び出すなどMLB人気の回復に一役買った。自慢のフォークボールを武器に三振を量産した野茂は、13勝6敗、防御率2.54の好成績をマーク。ナショナル・リーグ新人王争いでは、後に米野球殿堂入りしたチッパー・ジョーンズを抑えて新人王に輝いた。また、最多奪三振のタイトルも獲得した。 2000年 佐々木主浩(シアトル・マリナーズ) 「ハマの大魔神」の異名を取った日本屈指のクローザーは、1999年オフにフリーエージェントでマリナーズへ移籍。開幕から抑えを任されるも、火消し失敗が重なり5月に一度は中継ぎに降格されるも、その後再びクローザーとして起用される。最終的には、当時メジャー新人記録の37セーブを挙げ、アメリカン・リーグ新人王に選出された。 2001年 イチロー(シアトル・マリナーズ) 日本プロ野球で首位打者に7度輝くなど、日本が世界に誇る「ヒットメーカー」が、2000年オフに日本人史上初のポスティングシステムを利用してマリナーズに入団。開幕から安打を量産し続け、最終的にはMLB新人記録となる242本のヒットを積み上げた。打率.350、8本塁打、69打点、56盗塁と文句ない成績でアメリカン・リーグ新人王に輝いたほか、MVP、首位打者、盗塁王など多くのタイトルを手にした。 2018年 大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス) 投手と打者の「二刀流」が、2017年オフにポスティングシステムでエンゼルスへ移籍。当初はマイナー契約だったが、開幕直前にメジャー契約を締結。そして、開幕戦に8番・DHで先発出場して初打席初安打をマークすると、その3日後には先発マウンドに上がり勝利投手になった。その後も「二刀流」で活躍を続け、打者では打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁。投手でも10試合の登板で4勝2敗、防御率3.31を記録し、日本人としては2001年のイチロー以来となる17年ぶりの新人王のタイトルを手にした。 BeeBetの会員登録はこちら 新人王の資格 新人王は毎年、各リーグの一人の選手に授与される。この賞は1947年に設立され、1947年と1948年にはメジャーリーグ全体で一人の選手に授与された。1949年に拡大され、アメリカン・リーグとナショナル・リーグの各リーグで最高の新人選手を表彰するようになった。資格は、前年までの成績が打者なら130打席以内、投手なら投球回数が50イニング以内。アクティブ・ロスター登録機関が45日以内(ロスター枠が拡大されるセプテンバー・コールアップの期間は除外される)となっている。レギュラーシーズン終了後には、全米野球記者協会(BBWAA)がポストシーズン開始前に投票を行い、新人王が決まる。 歴代MLB新人王 打撃成績 投手成績 年 リーグ 名前 チーム 打率 本塁打 打点 盗塁 勝 負 セーブ 防御率 投球回数 奪三振 2023 AL ガンナー・ヘンダーソン オリオールズ 0.255 28 82 10 2023 NL コービン・キャロル ダイヤモンドバックス 0.285 25 76 54 2022 AL フリオ・ロドリゲス マリナーズ 0.284 28 75 25 2022 […]

【5/27見どころ】大谷の8戦ぶり一発に期待、山本は連敗ストッパーなるか|MLB2024 シンシナティ・レッズ対ロサンゼルス・ドジャース

ロサンゼルス・ドジャースは日本時間27日、敵地でシンシナティ・レッズと対戦する。ドジャースの大谷翔平は、8試合ぶりの本塁打が出るか期待がかかる。先発予定はドジャースが山本由伸、レッズがアンドリュー・アボットだ。 野球の勝敗予想&オッズはこちらでチェック ここ7試合で28打数6安打、打率.214とバットが湿りがちな大谷。最後にホームランを放ったのは、5月18日のレッズ戦で8試合ぶりの快音を響かせられるか注目だ。レッズ先発予定のアボットは、今季10試合の先発で3勝4敗と黒星先行ながら、防御率2.68とまずまずの成績。メジャー2年目の左腕は、フォーシムを軸にチェンジアップ、スイーパー、カーブの球種を混ぜてピッチングを組み立てる。大谷は、アボットとはロサンゼルス・エンゼルス時代の8月24日に対戦して、シーズン最後の一発となる44号を放っている相性良い相手だ。 今季6勝目を狙う山本は、4連敗中のチームの救世主となるか。前回登板だったアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦では7回途中まで投げて8三振を奪うなど7安打2失点で勝利投手となり、5月は4試合の登板で無傷の3勝、防御率2.77と好調をキープしている。初対戦となるレッズ打線の中で特に注意したいのが、エリー・デラクルーズだ。昨季98試合の出場で打率.235、44打点、13本塁打、35盗塁をマーク。メジャー2年目の韋駄天は、今季もここまで31盗塁を記録してメジャートップを独走している。塁に出したらうるさいだけに、山本としては2番に座るデラクルーズをしっかりと抑えて、クリーンアップと分断したい。 BeeBetの予想(2024年5月26日13時27分時点)では、ドジャースの勝利(延長含む)が「1.50」倍に対し、ジャイアンツのそれが「2.70」倍でドジャース勝利に人気が集まっている。トータル得点のオーバー/アンダーのオッズは、8.5点以上はオーバーが「1.75」倍に対し、アンダーが「2.05」。それに対し、9.5点以上だとオーバーが「2.10」倍で、アンダーが「1.72」倍。8.5点以上9.5未満になる予想だが、カード初戦が計15点、2戦目が計4点。2日間の平均が9.5点だけに、このオッズにも頷けるが、山本の投球次第で良い意味で予想を裏切る可能性もあるかもしれない。 BeeBetの会員登録はこちら

【5/25見どころ】シカゴ・カブスの今永がヌートバーと対戦へ 元巨人マイコラスと投げ合い|MLB2024 セントルイス・カーディナルス対シカゴ・カブス

シカゴ・カブスは日本時間25日、セントルイス・カーディナルスとビジターで対戦する。カブスの先発予定は今永昇太。両リーグトップの防御率を誇る左腕は、今季10度目の先発マウンドに上がる。 野球の勝敗予想&オッズはこちらでチェック 今季はここまで9試合に登板して5勝0敗、防御率0.84とデビューイヤーで華々しい成績を残して今永。メジャーデビュー9試合で防御率0.84は、1913年に防御率が公式記録になってから誰も達成していない驚異的な記録だ。前人未到の記録を続けるサウスポーは、ここ3試合好投しながら勝ち運に恵まれないが、5月は26イニングでわずか2失点と抜群の安定感を誇っている。 カブスと同地区に所属するカーディナルスは、今季ここまで23勝26敗でナショナル・リーグ中地区3位と低迷している。注目は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表の一員として一躍有名となったラーズ・ヌートバー。昨シーズンはWBCの余勢を駆って、自身初の規定打席に到達するなど最高のシーズンを送ったが、今季はけがで出遅れ、復帰後もなかなか調子が上がらなかったが、5月は4本塁打と復調の兆しが見えている。なお、カーディナルスの先発は元読売ジャイアンツのマイルズ・マイコラスが予定されている。 BeeBetの予想オッズ(日本時間2024年5月24日10時39分時点)を見てみると、カブスの勝利(延長含む)が「1.73」倍に対して、カーディナルスの勝利(延長含む)が「2.15」倍と今永が先発するカブスに人気が集まっている。総得点のオーバー/アンダーで、6.5点以上が「1.52」倍に対して、6.5点以下が「2.50」倍。8.5点以上が「2.15」倍に対して、以下が「1.68」倍。そして、勝利時の得点差は、カブスの3点差以上が「2.75」倍で一番人気だと考えると、カブスが5-2で勝利が妥当なラインか。 BeeBetの会員登録はこちら

パドレスのダルビッシュ有が日米通算200勝|200勝投手まとめ

サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手が日本時間20日のアトランタ・ブレーブス戦で今季4勝目(1敗)を手にして、メジャー通算107勝目をマーク。日本プロ野球時代の93勝と合わせて、日米通算200勝の大台に到達した。日米通算200勝は野茂英雄、黒田博樹に次いで史上3人目。日本プロ野球の200勝は過去24人が達成している。ここではダルビッシュの軌跡と200勝投手を一覧でまとめる。 野球の勝敗予想&オッズはこちらでチェック 東北高校出身のダルビッシュは、2004年のドラフトで北海道日本ハムファイターズから1位指名を受けて入団。1年目に5勝を挙げると、2年目には12勝5敗、防御率2.89で一気に頭角を現す。その後も2011年まで6年連続二けた勝利をマークし、防御率は5年連続で1点台と日本球界では無双の活躍をした。 日本での実績を引っ提げて、2011年オフにポスティングシステムでメジャー挑戦。翌年の1月に交渉権を獲得したテキサス・レンジャーズと総額6000万ドル(当時のレートで約46億円)の6年契約を締結した。日本時間4月10日のシアトル・マリナーズ戦でデビューの先発マウンドに上がると、5失点ながらも打線の援護を受けてメジャー初先発初勝利をマーク。その後も勝ち星を積み重ねて16勝9敗の成績でメジャー1年目を終えた。 デビューイヤーから3年連続で2けた勝利を記録したダルビッシュは、2017年シーズン途中に期限ギリギリの電撃トレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍。翌2018年からはシカゴ・カブスでプレーし、コロナウイルスの影響でシーズンが60試合に短縮された2020年には8勝3敗、防御率2.01の成績でサイ・ヤング賞の次点にランクインした。そのオフに、2対5の大型トレードでパドレスへ移籍した。 2021年には8勝に終わるも、2022年には5年ぶりの2けた勝利となる16勝(8敗)をマークして見事復活を果たしたダルビッシュ。2023年には8勝を挙げて、日米通算200勝まで残り4勝で2024年のシーズンに突入した。開幕から先発した5試合で白星に見放されたダルビッシュだったが、今季初勝利を挙げた5月1日のシンシナティ・レッズ戦から3連勝を飾り、迎えた19日のブレーブス戦は雨天中止。それでも気持ちを切らさずに翌日のスライド登板では、7回2安打無失点、9奪三振の快投で快挙を達成した。 BeeBetの会員登録はこちら 200勝投手一覧 達成順 氏名 所属 達成日 1 スタルヒン パシフィック 1946.10.20 2 若林 忠志 阪 神 1947.11.3 3 野口 二郎 阪 急 1948.9.3 4 別所 毅彦 巨 人 1954.6.5 5 中尾 碩志 巨 人 1955.8.11 6 藤本 英雄 巨 人 1955.10.11 7 杉下 茂 中 日 1957.10.23 8 金田 正一 […]