EURO2024(ユーロ2024)の得点王は誰?クリスティアーノ・ロナウド、キリアン・エムバペらが候補
24か国が出場するEuro2024(ユーロ2024)が、6月14日にドイツで開幕する。前回Euro2020(ユーロ2020)は、イタリアがPK戦でイングランドを破り、チャンピオンとなった。 アズーリの優勝は、1人の有能なストライカーに依存しなかった。チーロ・インモービレ、フェデリコ・キエーザ、マヌエル・ロカテッリ、マッテオ・ペッシーナ、そしてロレンツォ・インシーニェがそれぞれ2ゴールを挙げた。 サッカーの勝敗予想&オッズはこちらでチェック それでも、トーナメント全体で絶好調のストライカーは通常、優勝チームには不可欠だ。その観点から、ユーロ2024のゴールデンブーツ(得点王)の有力候補をピックアップする。 ユーロ2024の得点王候補 ロメル・ルカク(ベルギー) ルカクの波乱に満ちたクラブキャリアは、最近のシーズンで少々落ち着いてきた。チェルシーへの大型移籍が失敗に終わり、同様にインテル・ミラノへのレンタル復帰も期待外れだった。しかし、30歳のルカクはローマでのジョゼ・モウリーニョ監督とASローマで再会後、ある種の復活を楽しんでいる。そして、シャルケの元ヘッドコーチであるドメニコ・テデスコが指揮するベルギー代表では、ユーロ2024予選で驚異的な14ゴールを挙げて得点王に輝いた。 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) ユーロ2020では、クリスティアーノ・ロナウドがチェコのスター、パトリック・シックと並んで5点を挙げ、アシスト数で上回り単独の得点王となった。今大会が彼にとって最後の華やかな瞬間となる可能性があるが、彼が静かに去ることは期待できない。2022FIFAワールドカップカタール大会でゴンサロ・ラモスに先発の座を奪われたとき、ロナウドの国際キャリアの終焉が急速に近づいているように感じられた。しかし、ロベルト・マルティネスがポルトガル代表監督に就任して以来、彼に信頼を置いており、この38歳のスター選手は予選で10得点を挙げ、男子史上最多の国際試合得点記録を128まで伸ばしている。 ハリー・ケイン(イングランド) 2018年のFIFAワールドカップロシア大会で6得点を挙げてゴールデンブーツ賞を受賞したケインは、長年にわたって自らをメジャートーナメントで主要な選手と証明してきた。ユーロ2020では4得点を挙げ、2022年のFIFAワールドカップカタール大会も決勝トーナメントの2試合でそれぞれ得点を挙げた。 イングランドの歴代最多得点記録保持者であるケインは、昨夏にバイエルン・ミュンヘンに加入して以来、素晴らしい活躍を見せており、羨望の的となる才能溢れるイングランド代表で輝く準備が整っている。ケインの活躍次第では、欧州王者の称号が今度こそサッカーの母国に戻ってくるかもしれない キリアン・エムバペ(フランス) 2022年のFIFAワールドカップカタール大会決勝でのエムバペのハットトリックは、カタールでのゴールデンブーツを確定させたが、アルゼンチンに勝利するには十分ではなかった。パリ・サンジェルマンのスーパースターは、現在、2大会連続でワールドカップ決勝で得点しており、これは1958年と1962年に達成したブラジルのスター、ヴァヴァことエジバウド・イジディオ・ネトと肩を並べる偉業だ。興味深いことに、エムバペはユーロで得点を記録していなく、前回の大会では4試合で無得点だった。 アルバロ・モラタ(スペイン) モラタがユーロ2020準決勝のイタリアとのPK戦でペナルティーキックを蹴る姿を見るのは、スローモーションで展開する自動車事故を見ているようだった。もちろん、彼の大会3得点目でPK戦にもつれたわけだが、その前のほとんどの月、スペイン代表のストライカーは自信を欠いており、数々のチャンスを逃し、先発の座を失っていた。 それから月日が流れ、モラタはアトレティコ・マドリードに戻り、ディエゴ・シメオネ監督の下で復活した。ユーロ2024の予選では、彼はスペインの先発センターフォワード兼キャプテンを任された。 二クラス・フュルクルク(ドイツ) ホスト国のドイツは前回のユーロ以来、2度監督が交代し、信頼できるセンターフォワードが長い間不在だった。そこで登場したのが、ニクラス・フュルクルクだ。彼は遅咲きの選手で、30歳でゲームのトップに立つまでに平坦な道を歩いてこなかった。ヴェルダー・ブレーメンでの目覚ましい活躍のおかげで、フュルクルクは2022年FIFAワールドカップカタール大会のドイツ代表入りを果たし、その後、ボルシア・ドルトムントへの移籍につながった。 フィジカルがあり、古風なリーダーであるフュルクルクは、国際舞台でのプレーにもスムーズに適応し、13試合で10得点を挙げている。彼は先発の座が保証されていないが、大会早々に得点を挙げ、その後は好調を維持することが想像に難くない。まるで1990年のFIFAワールドカップイタリア大会のサルヴァトーレ・スキラッチのように。フュルクルクは、ドイツが必要とする英雄になり得るかもしれない。 サッカーの勝敗予想&オッズはこちらでチェック
井上尚弥vsルイス・ネリの最新オッズ
井上尚弥対ルイス・ネリの4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチが5月6日(月・祝)に東京ドームでいよいよ火ぶたが切られる。 この世紀の一戦のBeeBetの最新オッズは、井上の勝利(ドローなし)が1.03倍に対して、ネリの勝利(ドローなし)が11倍と井上が圧倒的な人気を誇る。ラウンド別の決着に目を向けると、一番人気は井上の判定勝ちで5.3倍、そして井上の7ラウンド勝利が9.75倍で続き、10倍を切るのはこの2通りのみとなっている。なお、ネリが勝つ場合、判定勝ちが18倍で人気を集め、その他はすべて81倍と高いオッズをつけている。 (オッズは日本時間5月6日19時55分時点) 最新の勝敗予想&オッズはこちらでチェック
どっちが勝つ?井上尚弥vsマニー・パッキャオの仮想ファイト
井上尚弥は、5月6日(月・祝)に東京ドームでルイス・ネリとグローブを交える。日本が世界に誇るアンディスピューテッド・チャンピオンは、自らが保持するスーパーバンタム級4団体のベルトを賭けることで、彼のスーパースターの地位をさらに高めるだろう。 最新の勝敗予想&オッズはこちらでチェック 恐るべきパワーパンチャーの井上は、2023年にスーパーバンタム級に階級を上げても類まれなるKO能力は継続された。7月にはスティーブン・フルトンをストップしてWBCとWBOタイトルを獲得。そして12月には、IBFとWBAのベルトをマーロン・タパレスから奪取して、2階級で4団体統一王者に登りつめた。 今回の相手であるネリは、以前に日本での試合が禁止されていたことから、興味深い対戦相手として確立された。55,000人収容の東京ドームは1990年以来、ボクシングの試合を開催していないが、34年前に起きたことがボクシングとある種の同義語となっている。 42-1のアンダードッグだったジェームス・”バスター”・ダグラスがマイク・タイソンを倒し世界ヘビー級タイトルを獲得したのは有名なエピソードだ。今日、タイソンは井上ファンの一人として積極的に参加し、2023年に自身のポッドキャストで称賛していたほどだ。 「井上のことは好きではないが、マニー・パッキャオよりましだ」。 タイソンによるパッキャオとの比較は即座に話題を呼び起こした。真の偉大な舞台に足を踏み入れる準備をする中で、タイソンが想起したファンタジーマッチを考えることは魅惑的すぎる。予測不可能で抽象的な要素がたくさんあるが、この戦いには42-1のアンダードッグはいないほど拮抗するだろう。 パッキャオの21世紀最高のボクサーとしての地位は、彼がより高い階級での活躍、特にパウンド・フォー・パウンドの潮流となったウェルター級での戦いに基づいている。しかし、パッキャオの信じられないほどの履歴は、フライ級から始まる8つの階級でのタイトル獲得を含むことだ。井上も今やライトフライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級の4階級のチャンピオンであり、後者2つでは無敵だ。 パッキャオは2001年にスーパーバンタム級で米国デビュー。その試合は、オスカー・デ・ラ・ホーヤのWBCスーパーウェルター級タイトルマッチ挑戦の前座だったが、パッキャオは信じられないパフォーマンスを披露した。パッキャオは、当初出場予定だったエンリケ・サンチェスの代役としてリングに立ち、明らかなアンダードッグだったが、相手のレドワバを圧倒。第2ラウンドにダウンさせるとその後も2度のダウンを奪い、第6ラウンドでTKO勝ちした。 パッキャオはスーパーバンタム級で4度防衛し、その後フェザー級でマルコ・アントニオ・バレラを破ってステップアップした。これがパッキャオの真のレガシー構築の始まりであり、バレラ、エリック・モラレス、そして彼の最大のライバルであるフアン・マヌエル・マルケスとの信じられないほどの一連の戦いの始まりだ。 井上vsマニー・パッキャオ、スーパーバンタム級の最上最高マッチはどっちが勝つ? この試合では、お互いが炎を炎で返し、それぞれの武器を非常に異なる方法で展開することが確実だ。パッキャオの信じられないほどの技術、スピード、そしてボリュームは、対戦の前半にはより戦略的な井上を圧倒する脅威となるかもしれない。井上のノニト・ドネアとのスリリングな一戦、そして直近のタパレスとの戦いで見せた井上の一時的なフットワークに関する苦労は、両者のファンにとって励みとなるだろう。 ある意味で、バレラやモラレスを止めたパッキャオの姿が、井上に同じような苦痛を与えることを想像するのは簡単かもしれない。しかし、もしノックアウトについて話すなら、それは『モンスター』の領域だ。 井上が戦ってきた25人のうち、最終ラウンドのゴングを聞いたのは3人しかいない。その中で直近のドネアは、再戦の際には2ラウンドで無慈悲にも撃破された。試合を終わらせる決定的な力を持つ選手は存在する中、パッキャオは確かにその1人だった。その一方で、圧倒的な破壊力を持つ井上のような稀有なボクサーもいる。 井上のパワーはこの架空の試合に大きな影響を与える。パッキャオはレドワバを倒す前に2度のノックアウト負けを経験しておりフライ級に無用な長居をした。無名のフィリピン人ボクサーが、パッキャオを一時的に意識不明にさせるほどのオーバーハンドの左を繰り出せば、ボンサイ・サンスラートがボディブローでパッキャオをマットに沈めた。 スーパーバンタム級のパッキャオは素晴らしく、井上が打ち破ってきたエリートな対戦相手と肩を並べるほどの強さだ。しかし、当時の彼は少々荒く、井上のノックアウト能力は、パッキャオのリング上の技術と絶妙なテクニックをも打ち消すだろう。 もし井上のテクニックが正確であれば、彼はパッキャオのラッシュをしのぎ切ることができるかもしれない。そして、井上は、彼のキャリアを止められる可能性を示した男に、決定的な打撃を与えるだろう。 井上尚弥vsマニー・パッキャオのファンタジーファイト予想:井上が9ラウンドKO勝利 最新の勝敗予想&オッズはこちらでチェック
井上尚弥vsルイス・ネリの予想、オッズ、ベット動向は? スーパーバンタム級王座決定戦
ボクシング界のスーパースターの井上尚弥が、半世紀以上ぶりに日本人アンディスピューテッド・チャンピオンとして防衛戦を行う。井上は5月6日(月・祝)に東京ドームでスーパーバンタム級の4団体タイトル(WBA/WBC/IBF/WBO)をかけてルイス・ネリと対戦する。 最新の勝敗予想&オッズはこちらでチェック 井上(戦績26勝0敗、23KO)はバンタム級の4団体統一王者だったが、タイトルを統一した直後にスーパーバンタム級に階級を上げている。最後の日本人選手で統一王者を防衛したのは、1970年代初頭から中盤にかけてスーパーウェルター級の王座を2度獲得した“炎の男”こと輪島功一以来だ。 対するネリ(戦績36勝1敗、27KO)は、122ポンド級で井上にとって最も危険な挑戦者となり得るだろう。このメキシコ出身のサウスポーファイターは、世界2階級制覇王者であり、長年にわたり世界クラスの対戦相手と戦ってきている。現在のスーパーバンタム級では最も強敵である。そんなネリの2023年2月のアザト・ホバニシャン戦は、リングマガジンの年間最高試合に選ばれているほどだ。 この日本で行われる世紀の一戦の試合のオッズと最終予測を紹介する。 井上尚弥 vs ルイス・ネリのベッティングオッズ BeeBet(ビーベット)のオッズ(5月3日7時8分時点)では、井上の勝ちが「1.05」倍、ネリの勝利が「9.0」倍と井上が圧倒的な人気だ。勝利方法でも、井上のTKO勝ちが「1.15」倍と段違いな人気を誇っている。勝敗とラウンド数については、「井上の判定勝ち」の5.8倍が一番人気となっており、井上の4~6ラウンドの勝利が「9.75」倍で続いている。オッズだけで考えれば、26戦23KOの井上が4ラウンドから6ラウンドあたりでネリを仕留めなければ、判定までもつれる予想となっている。 なお、アメリカのオンラインスポーツブックメーカー「Per BetMGM」によれば、井上が「-1000」の有利なオッズで、ネリが「+600」のアンダードッグ。引き分けのオッズは「+2500」となっている。 井上尚弥 vs ルイス・ネリの試合予想、おすすめのベット 両者ともに最高峰の実力と火力を持ち、短期決戦が予想される。そのため、フルラウンドまで戦うことは考えにくいだろう。 パウンド・フォー・パウンドで見れば、井上尚弥はボクシング界で最も強烈なパンチを持つ選手の一人であり、井上のノックアウト率は88%に達し、放つパンチすべてに火薬が詰まっているかのようだ。井上は遠距離でも近距離からでも致命的なダメージを与えられるだけの力を持っている。 一方で、ネリはノックアウト率が77%。井上と同じようなワンパンチのパワーは持ち合わせていないが、コンビネーションからの蓄積させるダメージを与える能力に長けており、非常に攻撃的なスタイルだ。また、2016年7月から2019年7月にかけて、ネリは11試合連続ノックアウト記録を達成している。 階級を上げていくにつれて、井上が相手を倒すまでの時間は軽量級の頃に比べて長くなっているが、最後はしっかりとKO勝利を収めるファイターだ。スーパーバンタム級を統一した際には、井上は2023年にスティーブン・フルトン(8ラウンドTKO)とマーロン・タパレス(11ラウンドKO)を両者KOで倒している。 ネリは2021年にブランドン・フィゲロア相手に7ラウンドで敗北したのが、プロキャリアで唯一の敗戦だ。フィゲロアは井上よりも体格が大きいが、井上と同じほどの強打は持っていない。ネリがボクシング界で最も冷酷なフィニッシュ力を持つ井上に対して試合中盤まで持ち堪えることは難しいだろう。 最終的な予測:井上、6ラウンドでTKO勝ち(BeeBetのオッズ: 9.75) 最新の勝敗予想&オッズはこちらでチェック