明治安田J1リーグの第17節、浦和レッズ対ヴィッセル神戸が1日に埼玉スタジアム2002で行われる。公式戦2連敗中のクラブ同士の一戦は、どちらが連敗を止めるか注目したい。
ホームの浦和は、7勝6敗3分でリーグ6位。5月22日のYBCルヴァンカップで格下のV・ファーレン長崎に足元をすくわれると、前節のFC町田ゼルビア戦も後半アディショナルタイムに決勝ゴールを許した。リーグ3位タイと自慢の攻撃陣が、リーグ屈指の守備力を誇る神戸を相手に機能するかが勝敗のカギを握る。
対する神戸は、第15節の鹿島アントラーズ、第16節の東京ヴェルディ相手にいずれも0-1で敗れた。連敗脱出のキーとなるのは、リーグ戦2試合連続無得点の攻撃陣だ。中でも注目したいのがFW大迫勇也。チームが苦境に立たされたときほどベテランの力が必要になる。34歳の大迫が、リーグ戦4試合ぶりのゴールでチームの窮地を救えるか。
両チームの対戦成績は、浦和が33勝18敗8分けと圧倒している。しかし直近の5試合では、2勝2敗1分とまったくの五分だ。ちなみに、直近5試合で浦和が勝利した時はいずれも1-0、その一方で神戸の2勝はともにマルチゴールが記録されている。
BeeBetのオッズ(2024年5月31日12時46分時点)は、神戸の90分勝利(延長を除く)が「2.45」倍に対し、浦和の90分勝利(延長を除く)が「2.95」倍のオッズと神戸がやや人気になっている。両チームのスコアに目を向けてみると、1-1(延長除く)のドローが「6.00」倍で一番人気。それに続くのが1-0の神戸勝利で「8.25」倍。浦和が勝つ場合は、1-0の勝利が「8.50」倍で人気が一番高くなっている。なお、3年前の一戦では5-1で神戸が勝利しており、もし3年前と同じ結果になった場合「101.00」倍とかなり高いオッズをつけている。