FIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選のサッカー日本代表vsミャンマー代表の試合が、6日にトゥウンナスタジアム(ミャンマー・ヤンゴン)で行われる。すでにアジア3次予選に進出することが確定している日本代表は、残り2戦をどう戦うか注目だ。
アジア2次予選はどんな大会?
アジア2次予選は、36か国を9グループに分け、上位2チームの計18か国がアジア3次予選に駒を進める。日本代表は、シリア、ミャンマー、北朝鮮と同じB組に入り、ここまで4戦全勝と圧倒的な強さを見せている。
前回対戦は5-0で圧勝
ミャンマーとは、アジア2次予選の初戦を2023年11月16日にパナソニックスタジアム吹田で戦い、5-0の完勝だった。上田綺世(フェイエノールト)がハットトリックを決めれば、鎌田大地(ラツィオ)と堂安律(SCフライブルク)もゴールを奪うなど海外組が躍動した一戦だった。
日本代表の注目は?
今回も日本代表に召集された26名のうち、海外組が21人に対して国内組が5人と海外組が中心。ミャンマー戦に臨む26人のメンバーの中で注目したいのが、日本代表初選出となった川村拓夢だ。身長183センチの大型攻撃的MFは、昨年6月4日の京都サンガF.C.戦で自陣からボールを奪うとスピードに乗ったドリブルで敵陣まで持ち込み、最後はキーパーとの1対1になっても冷静に左足で蹴り込むスーパーゴールを決めて見せた。これは月間ベストゴールにも選ばれたほど。アジア3次予選メンバー入りの生き残りをかけるためにも、ピッチに立ったら結果を残したいところだ。
ミャンマー代表はどんなチーム?
FIFAランキングによると、日本がアジア最上位の18位に対して、ミャンマーは163位。日本代表とのワールドカップ予選での対戦成績は、過去3戦全敗。2021年5月のFIFAワールドカップカタール2022 アジア2次予選では0-10で大敗した経験がある。それでもチームは、ドイツ人のミヒャエル・ファイヒテンバイナー監督を招へいし、サプライズを起こそうと必死だ。
サッカー日本代表 出場予定メンバー
GK
- 前川 黛也(ヴィッセル神戸)
- 大迫 敬介(サンフレッチェ広島)
- 谷 晃生(FC町田ゼルビア)
DF
- 長友 佑都(FC東京)
- 谷口 彰悟(アル・ラヤン/カタール)
- 板倉 滉(ボルシア・メンヘングラートバッハ/ドイツ)
- 町田 浩樹(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)
- 冨安 健洋(アーセナル/イングランド)
- 伊藤 洋輝(VfBシュツットガルト/ドイツ)
- 橋岡 大樹(ルートン・タウン/イングランド)
- 菅原 由勢(AZアルクマール/オランダ)
MF/FW
- 遠藤 航(リバプールFC/イングランド)
- 南野 拓実(ASモナコ/フランス)
- 守田 英正(スポルティングCP/ポルトガル)
- 鎌田 大地(SSラツィオ/イタリア)
- 相馬 勇紀(カサ・ピアAC/ポルトガル)
- 小川 航基(NECナイメヘン/オランダ)
- 前田 大然(セルティック/スコットランド)
- 旗手 怜央(セルティック/スコットランド)
- 堂安 律(SCフライブルク/ドイツ)
- 上田 綺世(フェイエノールト/オランダ)
- 田中 碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)
- 川村 拓夢(サンフレッチェ広島)
- 中村 敬斗(スタッド・ランス/フランス)
- 久保 建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
- 鈴木 唯人(ブレンビーIF/デンマーク)
試合概要(日程・対戦カード)
- 大会名:FIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選
- 対戦カード:日本代表vsミャンマー代表
- 開始時刻:日本時間6月6日(木)21:10キックオフ予定
- 会場:トゥウンナスタジアム(ミャンマー・ヤンゴン)