日本時間6月21日に開幕した16か国が出場するコパ・アメリカは、7月5日からノックアウトステージがスタートする。アメリカ大陸最強国を決める熱い戦いがここから本格化する。ここでは準々決勝の4試合をBeeBetのオッズを元に掘り下げる。
7月5日(金)
アルゼンチン(1.42) vs エクアドル(9.00)
前回王者のアルゼンチンは、グループAで初戦から3連勝してグループステージを首位通過した。絶対エースのFWリオネル・メッシを軸に3戦連続でゴールを決めているFWラウタロ・マルティネスが絶好調と非の打ちどころがない。対して、最終戦でメキシコに引き分け、得失点差でグループBを2位で突破した。両チームは、コパ・アメリカで16度対戦してアルゼンチンが11勝5分けと圧倒している。
7月6日(土)
ベネズエラ(2.55) vs カナダ(2.85)
大会初出場のカナダは、初戦こそアルゼンチンに敗れたが、その後はペルー、チリといった南米の雄相手に無失点。グループAを1勝1敗1分けの2位で切り抜け、歴史を作った。対するベネズエラは、グループBを3連勝で首位通過した。堅守のカナダと攻撃力が持ち味のベネズエラの一戦は、拮抗した好ゲームになりそうな予感だ。
7月7日(日)
コロンビア(1.27) vs パナマ(11.00)
コロンビアはブラジルと同組だったグループDを2勝1分けで1位通過した。連勝を26に伸ばしたチームは、不動のエースMFハメス・ロドリゲスが絶妙なボールコントロールで変幻自在のパスを繰り出し多彩な攻撃陣を操る。対するパナマは、グループCでアメリカとボリビアを破りノックアウトステージ進出を決めた。2戦連続でゴールを決めている30歳のFWホセ・ファハルドに注目だ。
ウルグアイ(2.75) vs ブラジル(2.55)
ベスト8屈指の好カード。圧倒的な攻撃力を誇るウルグアイは、グループCを3連勝で首位通過。グループステージの9得点は、今大会最多だ。ダルウィン・ヌニェス、マキシミリアノ・アラウホの両FWがそれぞれ2得点と好調をキープしている。対するブラジルは、グループDでコロンビアの後塵を拝し2位でグループステージを突破した。第2節のパラグアイ戦こそ4ゴールをマークしたが、第1節のコスタリカ戦で無得点、最終節のコロンビア戦も1得点と攻撃力に不安が残る。勝利のためには、ここまで2得点のビニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、ラフィーニャらFW陣の覚醒が必要不可欠となるだろう。
*国名横の()内のオッズは日本時間7月4日16時17分時点
*日時はすべて日本時間で表記