チーフス対テキサンズなど注目5試合の見どころ・勝敗予想オッズ|NFL2024 第16週

NFL

NFLは、日本時間20日からレギュラーシーズン第16週に突入する。3週を残して、すでにプレーオフを決めたのは7チーム。AFCが3枠、NFCが4枠と残りのイスをかけた熾烈な戦いがまます激化する。今週も注目度が高い週となる。

ロサンゼルス・チャージャース対デンバー・ブロンコス

ブロンコスとチャージャースは、フィラデルフィア・イーグルスと並び今シーズンのNFL最少失点ディフェンス(1試合平均17.6失点)を誇る。ブロンコスは49サックで今シーズンリーグトップを記録している。

ブロンコスのLBニック・ボニットは第15週に50ヤードのファンブルリターンタッチダウンを記録し、第13週(チームの第14週の休み前)には71ヤードのインターセプトリターンタッチダウンを達成。これにより、連続試合で50ヤード以上のディフェンスタッチダウンを記録したNFL史上初のラインバッカーとなった。

チャージャーズのクォーターバック、ジャスティン・ハーバートは、2020年のNFLデビュー以来、通算20,182パスヤードを記録。プロフットボール殿堂入り選手のペイトン・マニング(20,618パスヤード)に並び、NFL史上初の5シーズンで20,000パスヤード以上を記録した2人目の選手となった。

試合は僅差のゲームが予想され、ブロンコスのボー・ニックス、チャージャースのハーバートと両QBの出来が試合のカギを握るだろう

カンザスシティ・チーフス対ヒューストン・テキサンズ

先週、テキサンズはAFC南地区のタイトルを2年連続で獲得。ヘッドコーチのデメコ・ライアンズは、2000年以降で最初の2シーズンで地区優勝を果たした6人目のヘッドコーチとなった。

第15週では、チーフスのQBパトリック・マホームズがキャリア通算87回目のレギュラーシーズン勝利を記録。これにより、トム・ブレイディ(86勝)とラッセル・ウィルソン(86勝)を上回り、NFL史上初の8シーズンで最多勝利を挙げたスターターQBとなった。

今季ここまで13勝1敗のチーフスは、10勝がワンポゼッション差の勝利と接戦での強さを発揮している。対するテキサンズは2年目のQB、C.J.ストラウドを軸にチーフスの堅い守備を崩したい。

ボルティモア・レイブンズ対ピッツバーグ・スティーラーズ

第15週、スティーラーズは過去5シーズンで4度目となるプレーオフ進出を決定。一方、レイヴンズはニューヨーク・ジャイアンツに35-14で勝利し、今シーズンリーグ最多となる6試合目の35得点以上を記録した。第11週では、スティーラーズがレイブンズを18-16で下し、キッカーのクリス・ボズウェルがフィールドゴールを6本すべて成功させて勝利に貢献した。

AFC北地区の首位攻防戦。レイブンズはQBラマー・ジャクソンは今シーズン、NFL2位となる34タッチダウンパスを記録しており、チームの最初の14試合で「30タッチダウンパス+インターセプト3以下(3)」を達成したNFL史上初の選手となるなど絶好調。対するスティーラーズは、LBのT.J.ワットを中心とした伝統の強力守備「スティールカーテン」で対抗する。

ワシントン・コマンダース対フィラデルフィア・イーグルス

イーグルスは球団記録となる10連勝を達成。中でも、今シーズンから加入したRBセイクオン・バークリーは、球団記録となる1,688ラッシングヤードとNFLトップの1,964スクリーンヤードを記録してイーグルスの地上戦をけん引している。この週、NFL史上4人目の「新人ではないが、加入初年度に2,000スクリーンヤードを達成した選手」となる可能性がある。

一方のコマンダースは、QBジェイデン・ダニエルズは今季3,045パスヤードと656ラッシングヤードを記録しており、ロバート・グリフィン3世(2012年)、カイラー・マレー(2019年)、キャム・ニュートン(2011年)に続く、3,000パスヤードと500ラッシングヤード以上を記録したNFL史上4人目のルーキーQBとなった。

NFC東地区のライバル対決は、加入1年目の選手に注目したい。

シアトル・シーホークス対ミネソタ・バイキングス

バイキングスは第16週を迎えるにあたり7連勝中で、ヘッドコーチのケビン・オコンネルの下で3シーズン中2度目のプレーオフ進出を決めた。

バイキングスのWRジャスティン・ジェファーソンは今シーズン1,243レシービングヤードでNFL2位にランクイン。バイキングスに移籍して才能が開花した2018年のドラフト1巡3位(ジェッツが指名)のQBサム・ダーノルドとホットラインを形成している。

一方のシーホークスは前週で連勝が4でストップし、NFC西地区首位から陥落。QBジーノ・スミスが膝を負傷して途中退場したが、今週は復帰できる模様だ。スミスが復帰することでリーグ3位のパス攻撃は問題なさそうだが、勝負のカギを握るのはリーグ28位のラン攻撃だ。

勝敗予想オッズ

(ブックメーカー「BeeBet」のオッズは2024年12月19日9時19分時点)
注:すべてのオッズは延長を含む
注:試合日時は日本時間
注:下段がホーム

WEEK 16

日程 対戦カード(後者がホーム) 予想オッズ
12月20日(金)
10:15
デンバー・ブロンコス
ロサンゼルス・チャージャース
ブロンコス勝利:2.20
チャージャース勝利:1.65
12月22日(日)
3:00
ヒューストン・テキサンズ
カンザスシティ・チーフス
テキサンズ勝利:2.40
チーフス勝利:1.53
12月22日(日)
6:30
ピッツバーグ・スティーラーズ
ボルティモア・レイブンズ
スティーラーズ勝利:3.40
レイブンズ勝利:1.30
12月23日(月)
3:00
ニューヨーク・ジャイアンツ
アトランタ・ファルコンズ
ジャイアンツ勝利:4.60
ファルコンズ勝利:1.20
12月23日(月)
3:00
アリゾナ・カーディナルス
カロライナ・パンサーズ
カーディナルス勝利:1.40
パンサーズ勝利:2.80
12月23日(月)
3:00
デトロイト・ライオンズ
シカゴ・ベアーズ
ライオンズ勝利:1.30
ベアーズ勝利:3.30
12月23日(月)
3:00
テネシー・タイタンズ
インディアナポリス・コルツ
タイタンズ勝利:2.50
コルツ勝利:1.50
12月23日(月)
3:00
ロサンゼルス・ラムズ
ニューヨーク・ジェッツ
ラムズ勝利:1.53
ジェッツ勝利:2.40
12月23日(月)
3:00
フィラデルフィア・イーグルス
ワシントン・コマンダース
イーグルス勝利:1.50
コマンダース勝利:2.45
12月23日(月)
3:00
クリーブランド・ブラウンズ
シンシナティ・ベンガルズ
ブラウンズ勝利:4.20
ベンガルズ勝利:1.22
12月23日(月)
6:05
ミネソタ・バイキングス
シアトル・シーホークス
バイキングス勝利:1.62
シーホークス勝利:2.20
12月23日(月)
6:25
ニューイングランド・ペイトリオッツ
バッファロー・ビルズ
ペイトリオッツ勝利:8.00
ビルズ勝利:1.08
12月23日(月)
6:25
ジャクソンビル・ジャガーズ
ラスベガス・レイダース
ジャガーズ勝利:1.93
レイダース勝利:1.80
12月23日(月)
6:25
サンフランシスコ・49ers
マイアミ・ドルフィンズ
49ers勝利:1.95
ドルフィンズ勝利:1.80
12月23日(月)
10:20
タンパベイ・バッカニアーズ
ダラス・カウボーイズ
バッカニアーズ勝利:1.45
カウボーイズ勝利:2.60
12月24日(火)
10:15
ニューオリンズ・セインツ
グリーンベイ・パッカーズ
セインツ勝利:8.00
パッカーズ勝利:1.08

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