日本時間2月2日(日)早朝、ブランドン・フィゲロア vs スティーブン・フルトンのWBC世界フェザー級タイトルマッチ、デビッド・ベナビデス vs デビッド・モレルによるWBA世界ライトヘビー級タイトルマッチのダブル世界戦をメインベントとする大会『A KNOCKOUT NIGHT』が米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで行われる。ここでは、フィゲロア vs フルトンの見どころと勝敗予想オッズを紹介する。
4年ぶりの再戦! フィゲロア vs フルトン、フェザー級の未来をかけた一戦
前回の対戦は2021年11月、スーパーバンタム級のWBO・WBC王座統一戦として行われた。フルトンがWBO王者、フィゲロアがWBC王者として臨んだこの試合は、12ラウンドに及ぶ激闘の末、判定2-0でフルトンが僅差の勝利を収めた。接近戦での打ち合いが続いたこの試合は、フルトンのテクニックとディフェンスがフィゲロアの圧力を上回った形となった。
その後、フルトンはダニエル・ローマンを下し防衛に成功。しかし2023年7月、井上尚弥とのビッグマッチに挑み、8ラウンドKO負けを喫してプロ初黒星を記録。試合後、フェザー級へと階級を上げ、昨年9月にはフィゲロアがKO勝ちしたカルロス・カストロと対戦し、接戦の末に2-1の判定で勝利。今回はフェザー級での世界王座返り咲きを狙う一戦となる。
一方、現王者フィゲロアは前回の雪辱を果たし、王座を守れるかが注目ポイントだ。彼のスタイルは、手数を武器に圧倒的なプレッシャーをかけ続けるアグレッシブなファイトスタイル。前回の対戦ではフルトンのディフェンスを崩しきれなかったが、フェザー級での適応力と成長が試される。
また、この試合はフェザー級の今後を占う意味でも重要だ。井上尚弥が将来的に視野に入れる可能性がある階級であり、勝者は井上戦の候補に浮上する可能性もある。
フィゲロアが攻撃力を活かしてフルトンを押し切るのか、それともフルトンが前回に続きテクニックで攻略するのか。フェザー級の未来を担う一戦に注目だ。
デビッド・ベナビデス vs デビッド・モレルの見どころと勝敗予想
勝敗予想オッズ
ブランドン・フィゲロア vs スティーブン・フルトン 予想オッズ
(オッズはブックメーカー「BeeBet」が発表したもので日本時間2025年2月1日14時41分時点)
BeeBetのオッズ | |
勝敗 | |
ブランドン・フィゲロアの勝利 | 1.52 |
ドロー | 17.00 |
スティーブン・フルトンの勝利 | 2.70 |
勝敗方法 | |
ブランドン・フィゲロアのTKO勝利 | 3.50 |
ブランドン・フィゲロアの判定勝ち | 2.30 |
ドロー | 16.00 |
スティーブン・フルトンのTKO勝利 | 8.00 |
スティーブン・フルトンの判定勝ち | 3.75 |
判定まで行くか | はい:1.45 いいえ:2.75 |
大会概要(日程・注目カード・開始時間・会場)
- 大会名:A KNOCKOUT NIGHT
- メインカード:
WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチ
デビッド・ベナビデス(王者、アメリカ)vs デビッド・モレル(キューバ)
WBC世界フェザー級タイトルマッチ
ブランドン・フィゲロア(王者、アメリカ)vs スティーブン・フルトン(アメリカ) - 日程:日本時間2月2日(日)
- 試合開始時間:
フィゲロアvsフルトン=12:00頃リングイン見込み
ベナビデスvsモレル=13:00頃リングイン見込み - 会場:Tモバイル・アリーナ(米ネバダ州ラスベガス、収容人数20,000人)
放送・配信予定(テレビ・インターネット)
この試合はBS放送の『WOWOW(ワウワウ)』ならびにWOWOWの配信サービス『WOWOWオンデマンド』にて生中継・ライブ配信される予定となっている。
なおWOWOWを契約していれば、WOWOWオンデマンドは無料で利用可能、逆も同様である(要登録)。
なおWOWOWのスポーツコンテンツをセレクトして配信する『Amazonプライムビデオ(WOWSPO)』ならびに『ABEAM de WOWSPO』でのライブ配信は予定されていない。
そのほか、テレビ地上波やBS/CS衛星放送、ボクシング中継の実績がある『U-NEXT(ユーネクスト)』、『DAZN(ダゾーン)』、『Lemino(レミノ)』や『SPOTV NOW(スポティービーナウ)』での放送・配信は予定されていない。
- テレビ地上波: –
- BS/CS衛星放送:WOWOW
- インターネット:WOWOWオンデマンド
▼放送スケジュール
- WOWOW/WOWOWオンデマンド
生中継!エキサイトマッチSP「ベナビデスvsモレル」「フィゲロアvsフルトン」
2025年2月2日(日) 10:00~16:00
※終了時間変更の場合あり