アジアナンバーワンクラブを決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2023の決勝第1戦、横浜F・マリノスとアルアイン(UAE)の一戦が11日にの横浜F・マリノスのホームの横浜国際総合競技場で行われる。
横浜F・マリノスは、準決勝で蔚山現代との激闘の末、ACL初の決勝進出を決めた。クラブ初のACLタイトルに向けて、ホームで行われる第1戦から必勝態勢だ。横浜F・マリノスのエースは、準決勝でも得点を決めたFWアンデルソン・ロペス。30歳のブラジル人ストライカーは、今季のACL9試合(先発7試合)に出場して6ゴールをマーク。Jリーグでは1試合平均シュート数(4.0)でリーグトップを走る。横浜F・マリノスとしては、エウベル、水沼宏太らでボールを支配し、前線のロペスにボールを供給したい。守備では、準決勝のPK戦で殊勲のヒーローとなったGKポープ・ウィリアムに注目だ。
一方のアルアインは、4度目のACL決勝進出で2003年以来のACL制覇を目指す中東の雄。準決勝では、前々回大会優勝のアルヒラルを倒す番狂わせを演じ、7大会ぶりの決勝進出を決めた。チームの中心は、ACL6戦6発のFWコジョ・フォー・ド・ラバ。しかし、このトーゴ出身のストライカーが第1戦を欠場するうわさが流れており、ACL初優勝を狙う横浜F・マリノスには追い風となりそうだ。