バイエルンの王者返り咲きかレーバークーゼンの連覇か ブンデス・リーガ優勝予想|歴代優勝クラブまとめ

サッカー

日本時間8月24日に開幕するドイツのサッカーリーグ、「ブンデスリーガ」の2024-25シーズン。欧州5大リーグのひとつで日本人選手も多くプレーするブンデスリーガは昨シーズン、バイヤー・レーバークーゼンが開幕から圧倒的な強さを見せ見事無敗優勝を果たした。レーバークーゼンの連覇に注目は集まるが、昨シーズンまで11連覇していたバイエルン・ミュンヘンを大本命に、優勝回数8度のボルシア・ドルトムント、ここ5、6年で上位に定着しつつあるRBライプチヒ、昨シーズン旋風を起こした古豪vfBシュツットガルトも虎視眈々とリーガ制覇を狙っている。ここでは、ブンデスリーガの歴代優勝クラブを紹介するとともに、ブックメーカー「BeeBet」のオッズをもとにずばり優勝予想する。

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ブンデスリーガ歴代優勝クラブ

シーズン 優勝 2位 3位
1963-64 ケルン マイデリヒャーSV フランクフルト
1964-65 ブレーメン ケルン ドルトムント
1965-66 1860ミュンヘン ドルトムント バイエルン
1966-67 ブラウンシュヴァイク 1860ミュンヘン ドルトムント
1967-68 ニュルンベルク ブレーメン ボルシアMG
1968-69 バイエルン アレマニア・アーヘン ボルシアMG
1969-70 ボルシアMG バイエルン ヘルタ
1970-71 ボルシアMG バイエルン ヘルタ
1971-72 バイエルン シャルケ ボルシアMG
1972-73 バイエルン ケルン デュッセルドルフ
1973-74 バイエルン ボルシアMG デュッセルドルフ
1974-75 ボルシアMG ヘルタ フランクフルト
1975-76 ボルシアMG ハンブルク バイエルン
1976-77 ボルシアMG シャルケ ブラウンシュヴァイク
1977-78 ケルン ボルシアMG ヘルタ
1978-79 ハンブルク シュツットガルト カイザースラウテルン
1979-80 バイエルン ハンブルク シュツットガルト
1980-81 バイエルン ハンブルク シュツットガルト
1981-82 ハンブルク ケルン バイエルン
1982-83 ハンブルク ブレーメン シュツットガルト
1983-84 シュツットガルト ハンブルク ボルシアMG
1984-85 バイエルン ブレーメン ケルン
1985-86 バイエルン ブレーメン バイエル05ユルディンゲン
1986-87 バイエルン ハンブルク ボルシアMG
1987-88 ブレーメン バイエルン ケルン
1988-89 バイエルン ケルン ブレーメン
1989-90 バイエルン ケルン フランクフルト
1990-91 カイザースラウテルン バイエルン ブレーメン
1991-92 シュツットガルト ドルトムント フランクフルト
1992-93 ブレーメン バイエルン フランクフルト
1993-94 バイエルン カイザースラウテルン レーバークーゼン
1994-95 ドルトムント ブレーメン フライブルク
1995-96 ドルトムント バイエルン シャルケ
1996-97 バイエルン レーバークーゼン ドルトムント
1997-98 カイザースラウテルン バイエルン レーバークーゼン
1998-99 バイエルン レーバークーゼン ヘルタ
1999-00 バイエルン レーバークーゼン ハンブルク
2000-01 バイエルン シャルケ ドルトムント
2001-02 ドルトムント レーバークーゼン バイエルン
2002-03 バイエルン シュツットガルト ドルトムント
2003-04 ブレーメン バイエルン レーバークーゼン
2004-05 バイエルン シャルケ ブレーメン
2005-06 バイエルン ブレーメン ハンブルク
2006-07 シュツットガルト シャルケ ブレーメン
2007-08 バイエルン ブレーメン シャルケ
2008-09 ヴォルフスブルク バイエルン シュツットガルト
2009-10 バイエルン シャルケ ブレーメン
2010-11 ドルトムント レーバークーゼン バイエルン
2011-12 ドルトムント バイエルン シャルケ
2012-13 バイエルン ドルトムント レーバークーゼン
2013-14 バイエルン ドルトムント シャルケ
2014-15 バイエルン ヴォルフスブルク ボルシアMG
2015-16 バイエルン ドルトムント レーバークーゼン
2016-17 バイエルン ライプチヒ ドルトムント
2017-18 バイエルン シャルケ ホッフェンハイム
2018-19 バイエルン ドルトムント ライプチヒ
2019-20 バイエルン ドルトムント ライプチヒ
2020-21 バイエルン ライプチヒ ドルトムント
2021-22 バイエルン ドルトムント レーバークーゼン
2022-23 バイエルン ドルトムント ライプチヒ
2023-24 レーバークーゼン シュツットガルト バイエルン

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勝敗予想オッズ

(ブックメーカー「BeeBet」のオッズは2024年8月19日12 時26分時点)

バイエルン・ミュンヘン 1.50

バイヤー・レーバークーゼン 3.55

ボルシア・ドルトムント 11.00

RBライプチヒ 14.00

VfBシュツットガルト 41.00

アイントラハト・フランクフルト 101.00

ボルシア・メンヘングラードバッハ 176.00

TSGホッフェンハイム 201.00

SCフライブルク 201.00

VfLヴォルフスブルク 226.00

1.FCハイデンハイム 251.00

ヴェルダー・ブレーメン 251.00

FSVマインツ 451.00

ウニオン・ベルリン 451.00

ホルシュタイン・キール 501.00

FCザンクトパウリ 501.00

VfLボーフム 501.00

FCアウグスブルク 501.00

優勝予想

ブックメーカー「BeeBet」のオッズを見る限り、昨シーズンは12連覇を阻止されたが、2012-13シーズンから11連覇、国内では最多となる33度リーグを制覇している盟主バイエルンが大本命のようだ。昨シーズン得点王のFWハリー・ケイン、世界トップクラスのGKマヌエル・ノイアー、若手ながらすっかり中心選手となったジャマル・ムシアラなど全てのポジションに各国の代表選手を多く揃えておりリーグ随一の選手層であることは間違いない。ただ優勝を逃した昨シーズンだけでなく、一昨シーズンもギリギリとなる最終節で逆転優勝を決めるなど他クラブとの戦力差は年々縮まってきている印象も否めない。指揮官としての実績・経験が少ないバンサン・コンパニ監督の手腕次第では今年もタイトルを逃す可能性もありそうだ。

対抗馬の筆頭としては、やはり昨シーズン開幕から圧倒的強さで無敗優勝を成し遂げたレーバークーゼンを推す。2022-23シーズン途中から就任したシャビ・アロンソ監督がチームに自信と確かな戦術を植えつけ、チームとしての完成度は国内トップと言っても過言ではないだろう。フロリアン・ビルツやアレックス・グリマルド、ジェレミー・フリンポンらの成長も著しく、グラニト・ジャカらベテラン勢も健在とチームバランスも良い。追われる立場となる今シーズン、更なる進化を遂げることができれば連覇を果たすことも期待できる。

次に注目したいのは、8度のリーグ優勝経験を持ち、バイエルンの最大のライバルとして幾度となく激しい優勝争いを繰り広げてきたボルシア・ドルトムントだ。昨シーズンはリーグ戦こそ奮わなかったものの、UEFAチャンピオンズリーグで決勝に進出。ファイナルではレアル・マドリードに敗れたが、“死の組”と言われたグループステージから粘り強い戦いを見せてくれた。長年チームを引っ張ってきたマルコ・ロイスは昨シーズンを最後にチームを去ったものの、前線にはドニエル・マレン、カリム・アデイエミ、マクシミリアン・バイアーら勢いのある若手選手も多く、2011-12シーズン以来の優勝を狙える戦力は十分にありそうだ。

欧州カップ戦出場圏内の常連となったライプチヒは、オランダ代表のシャビ・シモンズを昨シーズンに続き今シーズンもローンで獲得。チャンスメイクできるシャビとロイス・オペンダ、ベンヤミン・シェシュコら強力FW陣の爆発がカギとなりそうだ。昨シーズン2位と大躍進を遂げたシュツットガルトは地味ながらも着実に戦力を補強している。今シーズンはチャンピオンズリーグとの二足の草鞋となるが、欧州の舞台での経験が多くない選手たちが過密日程をうまくやり繰りすることができれば今シーズンも旋風を巻き起こすことは可能だろう。

1位:レーバークーゼン

2位:バイエルン

3位:ドルトムント

4位:ライプチヒ

5位:シュツットガルト

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