セ・リーグ2位の阪神タイガースは22日、同3位の横浜DeNAベイスターズをホームの阪神甲子園球場に迎える。両チームの先発予定は、阪神が伊藤将司、DeNAが東克樹の左腕対決となっている。
阪神は前日の同カードをサヨナラ勝ちして3連戦を白星発進した。第2戦は、昨季10勝をマークした伊藤を先発マウンドに送り、連勝を狙う。6月に2試合登板している伊藤は、15イニングを投げてわずか3失点。前回登板の福岡ソフトバンク戦では負け投手になるも、8回2失点と試合を作った。目下セ・リーグトップのチーム打率.250を誇るDeNA打線相手にも自分の投球を心掛けたい。
一方のDeNAは、連勝が7でストップして勝ち星が五分に戻った。エースを先発に立てて、再び貯金生活に突入できるか。昨季は16勝3敗と大躍進し、最多勝と最高勝率の2冠に輝いた東は、今季も12試合に先発登板して無傷の5勝、防御率2.09とエースらしい活躍を見せている。5月10日の阪神戦ではチームを勝利に導くことはできなかったが、8回3失点と粘投した。前回登板で4試合ぶりの白星を手にした左腕エースは、自身の連勝を目指す。打線では、前日に3安打をマークした度会隆輝と牧秀悟に期待する。
BeeBetのオッズ(日本時間6月22日9時39分時点)は、DeNAの勝利(延長含む)が「1.72」倍に対し、阪神のそれが「2.00」倍。今季の対戦成績は阪神が5勝3敗1分けで勝ち越しているが、DeNAは東が先発するだけあって人気を集めている。